1979年北海道知事選挙
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堂垣内尚弘知事の任期4年が満了したことによる選挙である。北海道知事選挙は1947年の第1回選挙以来、統一地方選挙の日程で選挙が行われている。また北海道は日本社会党(以下、社会党)を中心とする革新勢力が強い地域で、知事選挙においては常に保革一騎討ちの選挙戦が展開されてきた。
今回の選挙は、前回1975年選挙と同様に現職で三期目を目指す堂垣内尚弘知事と元旭川市長の五十嵐広三の二人による事実上の一騎討ちとなった。堂垣内候補は自民党や民社党、新自由クラブの推薦を、対する五十嵐候補は社会党、共産党、社民連、革自連からの推薦、公明党の支持を得ての戦いとなったことで、保革を二分する総力戦が展開された。堂垣内候補は、二期八年の間における知事としての実績を強調し、保守道政の継続を訴えた。一方の五十嵐候補は、堂垣内道政を「(北海道の)産業・経済の行き詰まりに対する打開の処方箋も無く、道民と共に現状を変えていこうとする情熱もうかがえない」と批判し、前回選挙から4年間の地道な活動と革新共闘を支えに革新道政奪還を目指した。
なお五十嵐を立候補前に中傷する記事を掲載した「北方ジャーナル」に対して、札幌地方裁判所により、印刷、製本、頒布の禁止等を求める仮処分が認められたことをめぐる「北方ジャーナル事件」は本選挙に関連して起きた。
