2020 VT4
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| 2020 VT4 | ||
|---|---|---|
| 仮符号・別名 | 2020 VT4 | |
| 見かけの等級 (mv) | 20.0(現在)[1] 17.3(発見時)[2] | |
| 分類 | 地球近傍天体(NEO) アポロ群(地球接近前)[3] アテン群(地球接近後)[4] | |
| 軌道の種類 | 周回軌道 | |
| 発見 | ||
| 発見日 | 2020年11月14日[2][4] | |
| 発見者 | マウナロア観測所[2][4] 小惑星地球衝突最終警報システム[2][4] | |
| 軌道要素と性質 元期:2020年12月17日(JD 2459200.5) 地球接近後(地球接近前は非常に異なっている)[4] | ||
| 軌道の種類 | 周回軌道 | |
| 軌道長半径 (a) | 0.908 au[4] | |
| 近日点距離 (q) | 0.724 au[4] | |
| 遠日点距離 (Q) | 1.092 au[4] | |
| 離心率 (e) | 0.20299[4] | |
| 公転周期 (P) | 0.86 年(315.92 日)[4] | |
| 軌道傾斜角 (i) | 10.173 °[4] | |
| 近点引数 (ω) | 53.678 °[4] | |
| 昇交点黄経 (Ω) | 231.422 °[4] | |
| 平均近点角 (M) | 143.860 °[4] | |
| 物理的性質 | ||
| 平均直径 | 5–11 m (想定)[5] | |
| 絶対等級 (H) | 28.66±0.50[3] 28.7[4] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| A10sHcN[6][7] | ||
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2020 VT4とは、2020年11月13日17時20分(UTC)に地球の表面から370 km (230 mi)の距離で通過した地球近傍小惑星である[注釈 1]。マウナロア観測所で行われた小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)による観測で発見され、当初はA10sHcNといった名称で呼称されていた[注釈 2]。地球との接近によりアポロ群の軌道からアテン群の軌道へ変化し、公転周期も1.5年であったのが0.86年となった[3][4]。
2020 VT4は、流星となった小惑星を除き、既知の小惑星よりも地球に接近して通過した。これは、2020 QGや2011 CQ1よりも近い距離である(それぞれ接近距離は地球の表面から3000 km、5500 km)[5]。絶対等級が28.7と推定すると、2020 VT4の直径は約5-10 mと推定される。仮にこの小惑星が地球に衝突していた場合、大部分が大気圏突入の際に崩壊し、一般的な飛散地域を残した可能性がある[7]。
2020 VT4は、2020年11月14日に、ハワイのマウナロア観測所での小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)による観測によって発見された。小惑星は、地球に最も接近してから15時間後に発見され、見かけの等級は17.3である[2][注釈 3]。ろ座を横切り、1時間あたり約0.28度移動した。発見の時点で、2020 VT4は地球から約0.003天文単位 (450,000 km; 280,000 mi)の距離にあり、太陽との離角は134度であった[8]。
その後、小惑星センターのNEOCPにA10sHcNとして発見が報告された[6][7]。小惑星の軌道を更に詳細に調べるため、後にフォローアップ観測がGalhassin Robotic Telescope、iTelescope Observatory、Glenlee Observatoryによって行われた。小惑星は、ATLAS-MLOによる発見の1時間前に、Zwicky Transient Facilityによる以前の観測でも確認されていた。小惑星は、小惑星センターによって2020年11月14日に暫定名称(仮符号)「2020 VT4」が与えられた[2]