エアージャパン

ANAグループに所属する日本の航空会社 From Wikipedia, the free encyclopedia

株式会社エアージャパン: Air Japan, Co.,Ltd.)は、千葉県成田市成田国際空港内)に本社を置くANAグループ航空会社全日本空輸 (ANA) から受託した一部の国際線路線(ANA便名)を運航している[3][4][5]

本社所在地 日本の旗 日本
282-0005
千葉県成田市木の根38番地
成田国際空港ANA成田スカイセンター3B)
北緯35度45分56.0秒 東経140度23分19.5秒
設立 1990年6月29日
(ワールドエアーネットワーク株式会社)
概要 種類, 本社所在地 ...
株式会社エアージャパン
Air Japan, Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
282-0005
千葉県成田市木の根38番地
成田国際空港ANA成田スカイセンター3B)
北緯35度45分56.0秒 東経140度23分19.5秒
設立 1990年6月29日
(ワールドエアーネットワーク株式会社)
業種 空運業
法人番号 7010801013977 ウィキデータを編集
事業内容
代表者 峯口秀喜(代表取締役社長)
資本金 5000万円 (2023年4月1日時点[1]
純利益
  • ▲5億3100万円
(2026年3月期)[2]
総資産
  • 61億円
(2026年3月期)[2]
従業員数 903名(2023年6月1日現在[1]
決算期 3月31日
主要株主 ANAホールディングス 100%
外部リンク www.air-japan.co.jp ウィキデータを編集
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1990年に国際チャーター路線の運航を目的に、ワールドエアネットワーク株式会社(WAC:World Air Network、コールサイン:WING ACE〈ウイングエース〉)として設立された。会社設立にANAホールディングスの会長片野坂真哉が関与した[6]

沿革

ワールドエアネットワークの767-300ER
ANA訓練センター。かつてのエアージャパン本部
  • 1990年(平成02年)6月29日:ワールドエアーネットワーク株式会社を設立[7]
  • 1991年(平成03年)2月08日:不定期航空運送事業免許を取得[1]
  • 1995年(平成07年)9月01日:事業休止。
  • 2001年(平成13年)7月05日:商号を、株式会社エアージャパンに変更[8][1]
  • 2002年(平成14年)
    • 01月01日:大阪/関西 - ソウル/金浦線 運航再開[1]
    • 03月29日:大阪/関西 - グアム線(2便/週) 就航。
    • 12月01日:大阪/関西 - グアム線 デイリー化(7便/週)。
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)
    • 03月28日:東京/成田 - 香港線の運航をANAから受託(ボーイング767型機による東京/成田夜発・香港朝発便のみ)。
    • 06月02日:貨物便・東京/成田 - 大連線の運航をANAから受託。
    • 06月04日:貨物便・東京/成田 - 厦門線の運航をANAから受託。
    • 09月01日:貨物便・東京/成田 - 天津線の運航をANAから受託。
    • 10月31日:貨物便・東京/成田 - 香港線と、貨物便・東京/成田 - 青島線の運航をそれぞれANAから受託。
  • 2005年(平成17年)1月1日:貨物便・東京/成田 - 上海/浦東線の運航をANAから受託。
  • 2006年(平成18年)
  • 2008年(平成20年)4月1日:東京/羽田 - 香港線の運航をANAから受託。
  • 2010年(平成22年)7月1日:ANA&JPエクスプレスを吸収合併[9]
  • 2014年(平成26年)5月14日:貨物便・沖縄/那覇 - シンガポール線 就航[10][11]
  • 2020年(令和02年)
    • 3月:COVID-19に伴う検疫強化などにより、外国人乗務員の乗務渡航制限で[要出典]沖縄貨物ハブ全便運休[12]、2021年度以降も運休継続し代わりに旅客便床下貨物混載便で代替[13]
    • 10月27日:COVID-19の影響を受け発表した大幅な経営改革の一環として、同社を母体とし運航機材をANAが運用しているボーイング787型機を活用したピーチに続く第三ブランドの低コストエアラインを2022年度を目途に運航開始する計画を発表[14]
  • 2022年(令和04年)3月8日:ANAホールディングスとエアージャパンは新ブランド「AirJapan」を発表した[15]。エアージャパンはANAから受託した路線の運航も継続し、同社運航乗務員はANAとAirJapanの2つのブランドを担当する[4]
  • 2024年2月9日:独自ブランド 「AirJapan」による運航を開始[16]

AirJapan

AirJapan は、2024年2月から運航を開始した中距離国際線の運航ブランドである。2025年の10月30日にANAホールディングスは決算会見で、Air Japanを2026年3月28日の運行で終了することを発表した[17]。ロシア上空通過回避の長期化、機材や乗員・客室乗務員の必要数の高止まり、機材の受領遅れやエンジン部品の供給不足で稼働機数に制約が生じていること、長距離国際線の高収益傾向、などがおもな原因で、今後はANAに人員と機材を集中する[18]

運航受託

ANAから東南アジア路線を中心に国際線旅客便を受託運航している[19]。航空機の運航、機材、サービス等は、ANAと同じ基準である[20]

機材

すべて、ANAが保有する機材である[19]

塗装

ANAグループであるため、機体はANAのトリトンブルーをベースに胴体尾部に「Air Japan」と表記されていた。[要出典]

就航当初もトリトンブルーであったが、1991年3月2日の初便(大分 - シンガポール)のみ、垂直尾翼に全日空と同じ書体で「WAC」、ボディに垂直尾翼と同じ書体で「World Air network」と記したフルカラー塗装をボーイング767-300(機体記号JA8286)に施した[21]が、ステッカーによるマーキングであったことからフライト中に垂直尾翼右側が剥がれ[22]、全日空の国際線標準塗装へ戻して機首にWACのロゴを記した。[要出典]

サービス

  • 機内食・エンターテイメントなどの旅客サービスは、ANAのサービスに準ずる。2010年秋以降に導入された (JA619A - JA627A)「Inspiration of Japan」仕様(202席)のサービスで各路線に展開されている。
  • 制服はANAグループと共通で、便名はANAとエアージャパンのシェアコードを付す。2005年3月31日まで独自の制服を用いたが、2005年にANAグループ共通のユニフォームを導入した。
  • 2010年秋以降は運航乗務員などに外国人を採用し、客室乗務員は日本人を採用している。台北線は中国語通訳として台湾人のスタッフを採用している。ワールドエアーネットワーク時代は、マレーシア人客室乗務員を安価な給与体系で採用してコスト削減を図ったが、クアラルンプール線の運休で不可能となった。

過去の運航路線

2019年は成田からアジア・リゾート路線を中心とした、香港・シンガポール・ホーチミン・バンコク・ヤンゴンなど約12路線の国際線旅客便、沖縄ハブを中心にアジア各都市を結ぶ約27路線の貨物便を運航した。新型コロナウイルス感染症の影響で多くの路線を運休し、全日本空輸へ移管した。

旅客便

貨物便

COVID-19に伴う検疫強化により沖縄貨物ハブは当面全便運休

雑記

  • 新型コロナウィルス感染症の流行時に、親会社ANAホールディングスが政府委託事業で受託した成田空港国際線の検疫補助業務で、ANAから出向した社員の指示により、エアージャパンの客室乗務員が検疫補助業務に従事後、PCR検査を受けずに運航乗務に従事している可能性があると「Business Journal」が記事にした[23]。この件を衆議院中谷一馬議員が質問し[24]、政府は「把握していない」と回答した[25]

脚注

関連項目

外部リンク

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