EVO1 (路面電車車両)
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1両
量産車 5両(オロモウツ市電)
4両(ダウガフピルス市電)
量産車 オロモウツ市電、ダウガフピルス市電
| EVO1 | |
|---|---|
|
チェコ・レールデイズ2015に展示されたEVO1(2015年撮影) | |
| 基本情報 | |
| 製造所 | アライアンスTW |
| 製造年 | 2015年 - |
| 製造数 |
試作車 1両 量産車 5両(オロモウツ市電) 4両(ダウガフピルス市電) |
| 投入先 |
試作車 モスト・リトヴィーノフ市電 量産車 オロモウツ市電、ダウガフピルス市電 |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 最高速度 | 70.0 km/h |
| 車両定員 |
110人(着席30人) 折り畳み座席2人分 (乗車密度5人/m2時) |
| 車両重量 | 20.0 t |
| 全長 | 15,100 mm |
| 全幅 | 2,480 mm |
| 全高 | 3,560 mm |
| 床面高さ |
350 - 500 mm (低床率100 %) |
| 軸重 | 7.0 t |
| 主電動機 | 誘導電動機 |
| 主電動機出力 | 65 kw |
| 出力 | 260 kw |
| 制御方式 | VVVFインバータ制御(IGBT素子) |
| 備考 | 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。 |
EVO1は、チェコのコンソーシアムであるアライアンスTWが展開する路面電車車両の1形式。車内全体の床上高さを抑えた、バリアフリーに適した超低床電車である[1][2][3][4]。
「EVO1」は1両単位で運用が可能な片運転台車両で、後述のように総括制御による連結運転も可能な構造となっている。車体の構体は溶接鋼が用いられ、外板にはグラスファイバーが、屋根はサンドイッチ積層板が導入されており、乗降扉は右側に4箇所設置されている[注釈 1][1][2]。
車内の床上高さは最小350 mm(乗降扉付近)、最大でも500 mm(台車上部)に抑えられている他、車内の高低差は緩やかな傾斜によって結ばれているため、車内には段差が存在しない。座席はクロスシートを基本としており、中央部には車椅子スペースが存在する。また、車内は冷暖房双方に対応した空調が完備されている。運転室に設けられた運転台や座席は人間工学に基づいた設計や配置が行われており、運転台には車内の監視カメラの映像等が表示されるディスプレイが存在する他、独自の空調装置が屋根上に設置されている[1][2]。
台車は回転軸を備えており、軸ばね(1次ばね)には金属ゴムを用いたばねが、枕ばね(2次ばね)にはオイルダンパーを備えたコイルばねが用いられている。これにより車軸への荷重が抑えられる他、車輪や線路の摩耗を減らす効果もある。また、各台車には油圧式ディスクブレーキや電磁吸着ブレーキが搭載されている。主電動機は誘導電動機(出力65 kw)が用いられており、各台車の車軸と平行に2基搭載されている。制御装置はマイクロプロセッサが用いられている他、制動装置には回生ブレーキが採用されており、メンテナンス費用やエネルギー消費量が削減されている。また、顧客の需要に応じて総括制御用機器の搭載も可能である[1][2]。
開発にあたってはアライアンスTWの一員である3社(プラゴイメックス、クルノフ修理機械工場、VKVプラハ)に加えてプラハ公共交通会社(Dopravní podnik hlavního mesta Prahy a.s.)が参加している[1][2]。
- 後方
- 乗降扉
- 車内(前方)
- 車内(後方)
- 車椅子スペース