2023年、ザグレブ市はザグレブ市電に残存するバリアフリーに適さない高床式電車の置き換えを目的に、クロアチアの重電メーカーであるコンサール(クロアチア語版)(Končar)との間に新型路面電車車両を20両導入する契約を交わし、更に2024年にはオプション分を用いた20両分の追加発注を実施した。これを受けてコンサールが生産する車両がNT2400である[1][2][3][4]。
台車が無いフローティング車体を中間に挟んだ片運転台式の3車体連接車で、エネルギー消費の削減を図るため回生ブレーキが搭載されている他、充電システムにより停電時でも短距離の走行が可能となっている。車内は段差が無い低床構造になっており、一部の乗降扉には車椅子用の首脳式スロープが設置されている。また、車内には充電用のUSBポートが各所に設置されている他、案内表示用のディスプレイや音声システムも搭載されている[1][2][3]。
2025年2月に最初の車両がザグレブに到着しており、試運転を経て営業運転に導入される。それ以降、同年中に最初の発注分の20両、2026年から2027年にかけて増備分の20両が導入される他、残りのオプション分である40両についても発注が予定されている。これにより、ザグレブ市電の在籍車両はバリアフリーに適した超低床電車に統一される事になっている[1][2][3]。