PNCパーク

アメリカのペンシルベニア州にある野球場 From Wikipedia, the free encyclopedia

PNCパークPNC Park)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグにある野球場MLBピッツバーグ・パイレーツのホーム球場でもある。

所在地 115 Federal St.
Pittsburgh, Pennsylvania
15212
座標 北緯40度26分48.66秒 西経80度00分19.69秒
起工 1999年4月7日
開場 2001年3月31日
概要 PNCパーク, 施設データ ...
PNCパーク
PNC Park

PNCパーク

施設データ
所在地 115 Federal St.
Pittsburgh, Pennsylvania
15212
座標 北緯40度26分48.66秒 西経80度00分19.69秒
起工 1999年4月7日
開場 2001年3月31日
所有者 City of Pittsburgh Sports
& Exhibition Authority[1]
グラウンド 天然芝
ダグアウト ホーム - 三塁側
アウェー - 一塁側
建設費 2億1600万ドル
設計者 HOK Sport[2]、LDA
建設者 Dick Corporation
Barton Malow
使用チーム  開催試合
MLB / ピッツバーグ・パイレーツ(2001年 - 現在)
収容人員
38,362人
グラウンドデータ
球場規模 左翼 - 325 ft (約99.1 m)
左中間 - 389 ft (約118.6 m)
左中間最深部 - 410 ft (約125.0 m)
中堅 - 399 ft (約121.6 m)
右中間 - 375 ft (約114.3 m)
右翼 - 320 ft (約97.5 m)
バックネット - 52 ft (約15.8 m)
フェンス 左翼 - 6 ft (約1.8 m)
左中間 ~ 中堅 - 10 ft (約3.0 m)
右翼 - 21 ft (約6.4 m)
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旧球場スリー・リバース・スタジアムアメフトとの兼用球場だったため、ファンからの不満が次第に増えていった。そのため、1996年に、野球とアメフトそれぞれの専用球場を建設する計画が立ち上がった。

1999年4月にはPNCパーク、6月にはハインツ・フィールドNFLピッツバーグ・スティーラーズの本拠地)の工事が開始。PNCパークは2001年3月31日に開場した。

建設費を極限まで抑えて建設された。総額2億1600万ドル(竣工当時の日本円で約272億円)のうち1億5000万ドル(約189億円)はペンシルベニア州やピッツバーグ市など地元自治体が公金を捻出し負担。また、内装や電気工事、塗装など各項目ごとに入札を実施した(これには地元経済を活性化させる狙いもあった)。さらにファンからも寄付を募り、実際に寄付してくれたファンの名前を球場わきの舗道のレンガに記すことで名誉を称えた。

球場名は、命名権を20年3000万ドル(約38億円)で買い取った地元ピッツバーグに本社を置く金融会社PNCファイナンシャル・サービシズにちなむ。

フィールドの特徴

  • 左中間が大きく膨らんだ形状であり、守備力に優れた左翼手が必須。
  • 反対に右中間フェンスも6.4mと高いことで知られる。
  • 上記の点から投手有利と評されることが多いものの、球場の大きさ自体は平均的。ラインドライブヒッターはあまり本塁打を放てないが、それほど本塁打が出にくい訳ではない。

設備、アトラクション、演出

ラグジュアリー・ボックスからの眺め。ピッツバーグの高層ビル群やロベルト・クレメンテ橋が見える。
  • この球場の一番の特徴は、内野席からダウンタウンの高層ビル群が見渡せることである。外野後方に流れるアレゲニー川、川に架かる鮮やかな黄色のロベルト・クレメンテ橋、そして立ち並ぶダウンタウンの高層ビル群が一つになった光景は「大リーグ球場でも屈指の美しさ」と評判である。この景観を生かすため、スコアボードは左翼に設置し、照明灯も右翼側には設置しなかった。
  • 左翼に比べ右翼が狭いため右翼フェンスが高くなっている。このフェンスの高さは21フィート(約6.4メートル)で、「21」という数字はロベルト・クレメンテの背番号にちなんでいる。他球場の試合経過を伝えるスコアボードが設置されているが、他と違うのは、内野のダイアモンドが描かれランナーの位置やアウトカウントまで細かく表示されていることである。
  • ホームベースから右翼後方のアレゲニー川までの最短距離は456フィート(約139メートル)で、アレゲニー川に直接飛び込む場外ホームランは6本記録されている[3]。2002年7月6日にダリル・ウォード、2013年6月2日にギャレット・ジョーンズ、2015年5月19日にペドロ・アルバレス(川に停泊していたボートに着地[4])、2019年5月8日と22日にジョシュ・ベル、2024年6月22日にオニール・クルーズ[5]が打った。
  • 球団史に残る往年の名選手ウィリー・スタージェルにちなんだ名前の売店が多い。スタージェルの愛称「ポップ(お父さん)」から「Pop's Potato Patch」、1979年にパイレーツを世界一に導いたときの合言葉「我々はファミリー」から「Familee Bar-B-Q」などがある。また、球場前にはホーナス・ワグナー、ロベルト・クレメンテ、ビル・マゼロスキーとともにスタージェルの銅像がある。しかし、その銅像がお披露目された2日後にスタージェルはこの世を去ってしまった。
  • 2025年4月30日、シカゴ・カブスとの試合中に、右翼スタンドのファンがフィールドに転落し緊急搬送される事故があった[6]
2001年8月7日、パイレーツ対ドジャース戦

主要な出来事

脚注

関連項目

外部リンク

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