SLカートミーティング全国大会

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SLカートミーティング全国大会(エスエルカートミーティングぜんこくたいかい)は、一般社団法人SLカートスポーツ機構(SLO)が開催するレーシングカートレースの全国大会である[1]

SLOが定める競技規則に則り開催されるレーシングカートレース「SLカートミーティング」が毎年3月~12月にかけて北海道から九州まで、全国20カ所以上のサーキットでシリーズ戦が開催されている。

SLカートミーティング全国大会とは全国各地で行われたSLカートミーティングのランキング上位者のみが招待されて行われる全国チャンピオン決定戦で、高校野球に例えると夏の甲子園のようなものである。[2]

全国各地どこからでも参加可能な大会ではあるが、原則的に "各サーキットでのシリーズランキング上位の選手がSLOからの招待を受けてエントリーする" という形式をとっているため、たとえ出場可能年齢に達していても、シリーズランキングが下位の選手や、そもそもシリーズランニングに入っていないレース初心者などはエントリーを拒否されることがある。

全国各地のサーキットで1年間のシリーズを戦って上位入賞を繰り返した選手たちが一堂に会する、SLカートミーティング全国大会は、必然的にレーススキルの高い選手だけで構成されることになるので、日本国内で開催されるカートレースの中では非常にレベルの高い大会として知られている。

なお、レースエントリー時に各サーキットのシリーズランキングが1位の選手には、SLOから全国大会出場のための助成金が移動距離に応じて支給される。このように年間シリーズランキング優秀者に対する手厚い支援も、SLカートミーティング全国大会の格式を高める要因の1つになっている。

歴史

SLカートミーティング全国大会は1977年(昭和52年)の第1回大会開催から、2025年(令和7年)に第49回大会を迎える日本一の歴史を誇るカートレースで、かつ、日本最大規模のカートレースとしても位置付けられている。

過去には元F1ドライバーの中野信治井出有治小林可夢偉角田裕毅、他にも現在スーパーフォーミュラSUPER GTなどで活躍する国内トップレーサーの多くが、このSLカートミーティング全国大会で全国チャンピオンとなりプロレーサーへの階段を駆け上がっていった[3]

大会の価値

全国各地のサーキットで行われた各シリーズの上位ランカーたちが集まって全国チャンピオンを決める大会という性質上、開催は毎年1回のみである。

1発勝負であるSLカートミーティング全国大会で勝利するためには、ただ単に速さやテクニックだけでなく、ここ一番での集中力や強い運はもちろん、レースの流れを読む力、勝負どころの見極めなど、実に様々な要因を自分のレース結果に引き込んでいく総合力が必要となる。

よってSLカートミーティング全国大会で優勝することは大きな名誉であるとともに、大変な偉業であると認知されている[4]

開催クラス

参加可能年齢 使用シャシー 使用エンジン 使用タイヤ
SS 12歳以上 フルサイズ YAMAHA KT100SEC DUNLOP SL22
スーパーSS 30歳以上
SSレジェンド 50歳以上 DUNLOP SLFD
SSジュニア 10~15歳 ↑(19.8φテーパージョイント付) DUNLOP SLFD
TIAジュニア 10~15歳 TIA
カデット 6~12歳 カデットサイズ ↑(14.5φテーパージョイント付) DUNLOP SLJ

通算勝利数

  • 8回:長内 正人 (2007・2008・2009・2015・2016・2020・2022・2024)
  • 5回:高田 亮 (2010・2012・2013・2014・2017) 酒井 龍太郎 (2020・2021×2・2022・2023)
  • 3回:藤井 亮輔 (2010・2017・2018) 坂 裕之 (2019・2023×2) 中野 貴介 (2024×2・2025)
  • 2回:13名

複数大会連勝記録

  • 4連勝:酒井 龍太郎 (2020~2023)
  • 3連勝:長内 正人 (2007~2009) 高田 亮 (2012~2014) 中野 貴介 (2024×2~2025)

同一大会2冠達成者

過去の主なチャンピオン

脚注

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