Sasori

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異名 女蹴さそり[1]
身長 158cm[2]
誕生日 3月19日
sasori
基本情報
異名 女蹴さそり[1]
階級 ライトフライ級
身長 158cm[2]
誕生日 3月19日
出身地 日本兵庫県姫路市
所属 テツジム・ドラゴン
テーマ曲 「怨み節」(梶芽衣子
プロキックボクシング戦績
総試合数 18
勝ち 10
KO勝ち 1
敗け 5
引き分け 3
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sasori(サソリ、3月19日[2][3] - )は、日本の女性キックボクサー。テツジム・ドラゴン(テツジム姫路支部)所属。映画『女囚さそり』シリーズをモチーフとした黒のガウンハットを身に纏い、試合では不敵な笑みを浮かべながら前へ距離を詰めていくファイトスタイルが特徴。2019年9月にミネルヴァライトフライ級王座を獲得し、2021年12月に引退した。兵庫県姫路市出身[2]

プロデビュー

中学から高校までの6年間、バスケットボール部に所属[4]。体力維持のためにフィットネス感覚でテツジムに入会し、ボクササイズクラスに通っているうちにキックボクシングに関心を持つようになる[4][1]。テツジム主宰の大会「オヤジキック」でアマチュアルールの試合に2試合出場し、1戦目はドロー、2戦目は同ジムのプロ選手である喜多村美紀とのエキシビションマッチを行った[4]。テツジム会長のガルーダ・テツから勧められてプロを目指すようになる[4]

2016年11月3日にDEEP☆KICKが開催した『DEEP☆KICK 31』でプロデビュー[5][6]真優と50kg契約で対戦し、判定1-0で引き分け[5]。2017年4月に開催された『MUAYTHAI HIGHSPEED』で楓と対戦し、判定1-0で引き分け[7][8]。10月に日本キックボクシング連盟(以下、NKB)が開催した『ガルーダ・フェスVol.2』で七美に判定勝利[9]

2018年2月にJAPAN KICKBOXING INNOVATIONらが開催した『AROUSAL-3』で瑠南兵にKO勝利[10]。3月に琉球かきだみし協会が開催した『K-SPIRIT 18』で上間七美に判定勝利[11]。4月にNKBが開催した『Z-1CarnivaI』で聖愛に判定負け[12]。6月にNKBが開催した『闘魂シリーズ vol.3』で後藤まきに判定勝利[13]

2018年9月にT.K.プロモーションが開催した『BORDER-KICKBOXING』でエミNFCとミネルヴァ公式戦として50kg契約で対戦[14]。1回からパンチのラッシュでエミNFCを追い込み、3回を終えて判定3-0で勝利[14]。2019年3月にホーストカップが開催した『KINGS KYOTO5』で花田麻衣とミネルヴァ公式戦として48.7Kg契約で対戦し、判定勝利[15]。4月に開催された『Z-II Carnival』でミネルヴァライトフライ級王者の楓とミネルヴァライトフライ級(48.99kg)公式戦として再戦し、判定負け[16]。6月に開催された『出陣シリーズVol.4』でTAMAとミネルヴァ公式戦として52.16kg契約で対戦し、判定勝利[17]

ミネルヴァライトフライ級王座獲得

2019年9月29日に大阪・すみのえ舞昆ホールで開催された『ガルーダフェス Vol.3』のメインイベントとして行われたミネルヴァライトフライ級王座決定戦で同級1位で同門(テツジム所属)の喜多村美紀と対戦[18]。判定2-0で勝利し、ミネルヴァライトフライ級王座を獲得した[18]

2020年2月15日にシュートボクシングが開催した『SHOOT BOXING 2020 act.1』でSB日本女子ミニマム級王者の女神と49.0kg契約・シュートボクシングルールで対戦[19]。1回に左フックで女神をフラつかせ、2回に首投げでシュートポイントを奪われる[19]。3回に左ストレートを顔面とボディへ打ち込み、再び首投げでシュートポイントを奪われる[19]。本戦の判定はドロー[19]。延長戦で左フックでダウンを奪い、判定3-0で勝利[19]。5戦5勝の女神にプロ初黒星をつけた[19]

2020年7月19日にRISEが開催した『RISE 140』でRISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵と-50kg契約で対戦[20]。3回まで打ち合い、本戦はドロー[20]。延長戦では、笑みを浮かべながら前へ出続けて左の強打を浴びせるが、寺山の右、テンカオ、右ミドルをもらい、判定0-3で敗北[20]

2020年9月5日、RISEが10月・11月にかけて開催するキックボクシング最強女王決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の記者会見が行われ、トーナメントに出場することが発表された[21]。会見ではトーナメント組み合わせ抽選会が行われ、1回戦で女神との再戦が決定した[21]。優勝賞金300万円の使い道について聞かれると、「前回の試合の解説をしていた原口選手に女ロッタンとか怖すぎると言われてこのままではお嫁に行けないので、全て婚活の資金にしたいと思います」と答えた[22]。9月末に女神が怪我でトーナメントを欠場することが発表され、1回戦で平岡琴と対戦することが発表された[23]

映像外部リンク
平岡琴との試合映像
平岡 琴 vs sasori/Koto Hiraoka vs sasori|2020.10.11【OFFICIAL】

2020年10月11日に開催された『RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA』で行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」1回戦で平岡琴と対戦[24]。1回から不気味な笑いを浮かべてひたらすら前へ出て圧力をかけていき、2回には首相撲で平岡を2度なぎ倒す[24]。3回ラスト10秒では両者足を止めての打ち合いを繰り広げ、判定3-0で勝利[24]。RISE代表の伊藤隆による大会総括では、女子のトーナメントについて「今日の状況だと来年(のトーナメント開催)はないですね」などといった厳しい評価を受ける中で、「sasori選手は印象に残っています」「sasori選手と平岡選手のああいう試合が見たい」といった評価を受けた[25]。また、トーナメントプロデューサーである神村エリカからも同様の評価を受けた[1][26]。さらに、大会を観戦したぱんちゃん璃奈からは以下のようなアピールを受けた[27]

アトム級の選手を飛び越えて、1番闘いたい選手がsasori選手に変わってしまった…首相撲も強い! 見る度に怖さがパワーアップしてる! 笑顔と圧力のこの恐怖を味わってみたい! この選手に勝ちにいきたい! 前蹴りくらいじゃ効かない。体重相手に合わせてもやりたいと思ったのは初めて!

2020年11月1日に開催された『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』で行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」準決勝で寺山日葵と対戦[28]。1回から強引に前へ詰めるも寺山に蹴り技で距離を制され、3回を終えてスプリット判定で敗北[28]。なお、トーナメントは寺山が決勝で紅絹に勝利し、優勝した[28]

2021年2月20日に開催された『必勝シリーズvol.1』で行われたミネルヴァライトフライ級タイトルマッチで挑戦者の喜多村美紀と再戦[29]。2回を終えて発表された途中経過では、ジャッジ2名が20-19で喜多村、1名が20-19でsasori[29]。3回までに打ち合いを展開し、判定1-1で引き分け[29]。王座の初防衛に成功した[29]。試合後のコメントで2021年の目標を聞かれると「今年こそは私を振った相手に復讐したい。今年こそはシバきます」と回答した[29]

2021年6月1日、7月にKNOCK OUTが開催する『KNOCK OUT 2021 vol.3』の対戦カード発表記者会見が行われ、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈と-48.4kg契約で対戦することが発表された[30]。会見では「いつも通り、目の前の相手を仕留めることだけ考えています。ぱんちゃんには怨みはないですが、親が見ても誰が見てもぱんちゃんだと分からないくらい顔をボコボコにするつもりで倒しに行きます」と話した[30]。また、試合前インタビューでは「軽自動車との事故に巻き込まれたぐらいボコボコにしてやる」と回答した[31]

2021年7月18日にKNOCK OUTが開催した『KNOCK OUT 2021 vol.3』でぱんちゃん璃奈と対戦[32]。1回から前進して距離を詰めて打ち合うも、3回にぱんちゃんの右ハイが顔面に3度ヒット[32]。これを効いていないと笑いながらアピールするも、3回を終えて判定0-2で敗北[32]

引退

2021年11月、NKBが12月に開催する『必勝シリーズvol.7』のメインイベントで行われる引退エキシビションマッチをもって引退することを発表。引退に際し、以下のようにコメントした[33]

私、女蹴ことsasoriはこの度キックボクシングから足を洗います。普通の女の子に戻ります! 最終目的だった裏切った男への復讐と言った後ろ向きな感情は捨て、前を向いて生きる決意をしました。過去と決別します! これからは試合に向けた情熱を婚活に注ぎ、白馬に乗った王子様に巡り逢うため、粉骨砕身の覚悟で臨みます。

2021年12月11日に開催された『必勝シリーズvol.7』のメインイベントとして行われた引退エキシビションマッチ&セレモニーで2分1ラウンド×2として、紅絹とぱんちゃん璃奈と対戦[34]。ゴング前には、ミネルヴァピン級王者のAyakaと寺山日葵から花束が贈られた[34]。1回、初代RISE QUEEN アトム級王者で同年6月に引退した紅絹と対戦し、序盤から真っ向の打ち合いを展開[34]。2回に登場したぱんちゃん璃奈との対戦でもパンチを主体とした打ち合いとなった[34]。2回終了後、セコンドに付いていた藤田飛竜が最後の相手としてリングに上がり、激しい打ち合いを繰り広げた[34]。なお、女子選手の引退エキシビションマッチがメインイベントに組まれることはNKB史上初であった[34]

2022年10月9日にテツジムが開催した『第1回オナゴキック関西大会』で小林愛理奈とのエキシビションマッチを行った[35]

選手としての特徴

キャラクター

1970年代の映画『女囚さそり』シリーズをモチーフとした黒のガウンハット、極端に口数の少ないキャラクターが特徴であり、入場曲には同映画の主題歌である「怨み節」(梶芽衣子)を使用[36][37][38]。会見などでは所属ジムであるテツジム・ドラゴン(テツジム姫路支部)の支部長である藤田飛竜に耳打ちをして代弁させることが多く、会見で今後の予定を聞かれると「この後、姫路まで走って帰ります」、趣味について聞かれると「クロスワードパズル」、好きな男性のタイプについては「大岡越前加藤剛」、得意料理は「焼きそばの湯切り」、ファイターとしての最終的な目標について「昔振られた元彼に復讐したい」と回答するなど、独特なセンスの回答や煙にまくような回答が多い[1][31][36][39]

sasoriのキャラクターについて藤田は、「僕が勝手にプロデュースして、彼女が乗ってくれた」「僕が『女蹴(じょしゅう)sasori』というコントをやりたいだけ」などと話し、映画『キル・ビル』監督のクエンティン・タランティーノが『女囚さそり』シリーズのファンであり、『キル・ビル』で主演の梶芽衣子をオマージュしていたことから、藤田は映画『キル・ビル』のオマージュとしてトラックスーツを着用している[31]。藤田はSNSで「行く先々にsasoriが現れる」というシリーズを掲載し、様々なシチュエーションでsasoriが現れるホラーな内容が人気を集めた[36]

ファイトスタイル

サウスポーの構えからパンチの連打、ローキックで突進し、薙ぎ払うような左右フックで相手を仕留めに行くアグレッシブなファイトスタイル[1][19]。sasoriは自身の戦い方について、以下のように話している[1]

経験も浅いし技術もないので、とにかく前に出て倒すという闘い方。それは最初からずっと変わってないですね。相手の映像は見ないし、作戦とかもなくただ倒しにいくだけ。うまくやろうとしてもできないので。

試合中に不敵な笑みを浮かべる特徴があり、これについて藤田は「ジムの皆さんはみんな(sasoriを)恐れています。ちょっと頭がおかしいのでは。キン肉マンウォーズマンのような感じ」と説明した[1][39]。憧れの選手として、過去に2度対戦している元ミネルヴァライトフライ級王者の楓を挙げており、1敗1分からのリベンジを目指していたが楓は引退した[40]

戦績

獲得タイトル

脚注

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