YF-75
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歴史
技術的仕様
YF-75は液体水素/液体酸素を酸素/水素の混合比5で燃焼する。長征3号A、B、Cの各型式の第3段にそれぞれ2基のYF-75が使用され、推進を担う。YF-75はそれぞれ個別のガス発生器とターボポンプを備えた2組のエンジンで構成される。燃焼室の内壁は溝が形成された銅合金とジルコニウムで出来ており螺旋状に巻かれた管で形成されたノズルと互いに接合され、内部を冷却材が循環する。
燃焼器の圧力は37.6barでノズルの膨張比は80である。比推力は真空中で437秒である。推力は7から8トンである。2基のエンジンの推力方向は2本のシリンダーで方向を変える事が可能である。燃焼時間は470秒である。エンジンは1回だけ再着火可能である。それぞれのエンジンの全高2.8mで最大幅1.5m、で重量は550kgである。ターボポンプの回転速度は42 000 rpmである。[1] · [2]
YF-75D
→詳細は「YF-75D」を参照
YF-75の派生機種であるYF-75Dは2006年から新型の中国の打ち上げ機の長征5号の上段用として開発が開始された。この派生型はより強力(8tから9tに増強)でより柔軟性を備える。YF-75Dは以前のガス発生器サイクルより高効率のエキスパンダーサイクルを採用する。燃料/酸化剤の混合比は推力に応じて変更され、(以前は1回のみだったが)複数回の再始動が可能である。水素ターボポンプで使用する2段式タービンの回転数は65 000 rpmである。[1]