まや (護衛艦)

From Wikipedia, the free encyclopedia

まや
基本情報
建造所 ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所 磯子工場
運用者  海上自衛隊
艦種 ミサイル護衛艦(DDG)
級名 まや型護衛艦
建造費 約1,680億円
母港 横須賀
所属 第1水上戦群第1水上戦隊
艦歴
発注 2015年
起工 2017年4月17日
進水 2018年7月30日
就役 2020年3月19日
要目
基準排水量 8,200 トン[1]
満載排水量 10,250 トン
全長 170 m
最大幅 21.0 m
深さ 12.0 m
吃水 6.2 m
機関 COGLAG方式
主機 LM2500IECガスタービンエンジン × 2基
電動機 × 2基
出力 69,000PS
速力 約30 ノット
兵装 62口径5インチ単装砲 × 1門
高性能20mm機関砲CIWS)× 2基
90式/17式SSM 4連装発射筒 × 2基
Mk.41 VLS(64+32セル)
SM-2SM-307式
68式3連装短魚雷発射管 × 2基
搭載機 ヘリコプター × 1機[注釈 1]
C4I イージス武器システム
FCS Mk.99/SPG-62 SAM誘導用 × 3基
Mk.160 主砲用 × 1基
レーダー AN/SPY-1D(V) 多機能型
AN/SPQ-9B 対水上
ソナー AN/SQS-53C × 1基
MFTA 曳航式 × 1基
電子戦
対抗手段
NOLQ-2C ESM/ECM
Mk.137 デコイ発射機 × 4基
その他 曳航具4型 対魚雷デコイ
テンプレートを表示

まやローマ字JS Maya, DDG-179)は海上自衛隊護衛艦まや型護衛艦の1番艦。艦名は兵庫県摩耶山に因み、摩耶型砲艦1番艦「摩耶」、高雄型重巡洋艦3番艦「摩耶」に続き、日本の艦艇としては3代目。

本記事は、本艦の艦歴について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはまや型護衛艦を参照されたい。

歴代艦長

進水式時のまや(2018年07月30日)
SM-3 ブロックIIAを発射する「まや」
(ハワイ沖、2022.11.16)

「まや」は中期防衛整備計画に基づく平成27年度計画8200トン型護衛艦1615号艦として、ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で2017年4月17日に起工され、2018年7月30日防衛大臣小野寺五典により命名され進水[1][2][3][4][5]、艤装工事と海上公試を経た後、2020年3月19日に引渡式・自衛艦旗授与式が挙行され、就役。第1護衛隊群第1護衛隊に編入され、横須賀に配備された[6][7]。建造費は約1,680億円。海上自衛隊では7隻目となるイージス艦である。

2021年5月11日から16日にかけて、関東南方海空域において米海軍空母ロナルド・レーガン」と日米共同訓練を実施した[8]。同年6月23日から24日にかけて、関東南方海域において護衛艦「きりしま」、「はぐろ」、補給艦「ときわ」とともに米海軍駆逐艦マスティン」と日米共同訓練を実施した[9]

2022年11月16日、ハワイ州周辺において弾道ミサイル防衛機能確認のためSM-3発射試験を行い、大気圏外において標的に命中、迎撃に成功した[10]。日米が共同開発した弾道ミサイル防衛用能力向上型迎撃ミサイルであるSM-3ブロックIIAを海上自衛隊の艦艇が発射したのは本艦が初めてである[10]。なお、19日には僚艦「はぐろ」が同発射試験を行い、護衛艦2隻が同時期にSM-3発射試験を実施したのも初である。また、21日には実発射を伴わない追尾試験を実施し、本艦の探知情報を使用して「はぐろ」がSM-3ブロックIIAを模擬発射。これにより両艦が連携して弾道ミサイルを迎撃する機能を確認した[11]

2023年7月16日、米海軍駆逐艦「ジョン・フィン」及び韓国海軍駆逐艦「ユルゴク・イ・イ」とともに、日本海において日米韓共同訓練を実施した[12]。同年8月21日から8月25日にかけて、沖縄東方から関東南方の訓練海空域において米海軍空母「ロナルド・レーガン」と日米共同訓練(各種戦術訓練(LINKEX、クロスデッキ))を実施した[13]

2025年11月14日、東シナ海において、補給艦「はまな」とともに日豪加新共同訓練に参加した。オーストラリア海軍駆逐艦「ブリスベン」、カナダ海軍哨戒艦マックス・バーネイズ英語版」、ニュージーランド海軍補給艦「アオテアロア英語版」が参加し、各種戦術訓練(対水上戦等)、洋上補給及びPHOTOEXを実施した[14]。同年11月15日から17日にかけて、東シナ海から関東南方の訓練海域においてカナダ海軍哨戒艦「マックス・バーネイズ」と日加共同訓練(KAEDEX25)を実施した。訓練項目は各種戦術訓練(対空戦)、戦術運動[15]

2026年3月23日、部隊改編により、新編された水上艦隊隷下の第1水上戦群第1水上戦隊に編入。

歴代艦長(特記ない限り1等海佐
氏名在任期間出身校・期前職後職備考
艤装員長
-小野修司[16]2018.7.30 - 2020.3.18防大39期まや艦長
艦長
1小野修司2020.3.19 - 2021.10.4防大39期まや艤装員長護衛艦隊司令部勤務
2竹内周作2021.10.5 - 2023.3.14しらせ艦長
→2021.5.10 護衛艦隊司令部勤務
海上訓練指導隊群司令部首席幕僚
3森 陸晃2023.3.15 - 2024.8.18防大41期対馬防備隊司令
→2023.1.17 護衛艦隊司令部勤務
水上戦術開発指導隊戦術開発部長
兼 水上戦術開発指導隊副長
4太田 亮2024.8.19 - 2026.3.1防大44期開発隊群司令部幕僚
兼 海上システム開発隊勤務
海上自衛隊第1術科学校教育第2部長[17]
5柴田悟朗[17]2026.3.2-防大44期海上幕僚監部指揮通信情報部指揮通信課
指揮通信体系班長[17]

艦名

「まや」ロゴマーク

まやの名称は、8200トン型護衛艦(DDG)の一番艦であり「山岳」の名から選出することとされ、海上自衛隊の部隊から募集し防衛大臣が決定した。

「まや」は「摩耶」と書き、兵庫県神戸市灘区、六甲山地の中央に位置する標高702mの「摩耶山」に由来する。「摩耶山」は、古くは「八州峰(はっしゅうみね)」とも呼ばれており、八つの国(八方向)が見渡せることから、隙がなく、警戒を厳としている様子を表すほか、末広がりの「八」が含まれ縁起が良いとされた[18]

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI