りくりゅう

三浦璃来と木原龍一のペアスケーティングカップルの愛称 From Wikipedia, the free encyclopedia

りくりゅうは、日本フィギュアスケート選手、三浦璃来木原龍一ペアスケーティングカップルの愛称[1]りくりゅうペアとも呼ばれる[2]

「りくりゅう」こと三浦璃来(左)と木原龍一(右)。2026年ミラノ・コルティナオリンピックフリースケーティングにて。

愛称について

りくりゅうという愛称は三浦璃来木原龍一の2人の名前を組み合わせたものである[3]。フィギュアスケートのペアアイスダンスでは男女それぞれの名前から二文字ずつ組み合わせる愛称が定着しており、基本的に正式な組の名称と同じように女性、男性の順で名前を取る[注釈 1]。結成当初は表記を「りくりゅう」にするか発音通りの「りくりゅー」にするかで新聞業界の間で割れており、2020年四大陸選手権の会見で記者が本人たちに質問したことで決定したという。三浦からは「璃来龍」の漢字表記の提案もあったが、最終的には音引きなしの平仮名表記で了承を得た[3]

経歴

初期の経歴

日本スケート連盟2014年ソチオリンピックに団体戦が採用されることとなったことからスカウトやトライアウトを進めていた[5]。日本スケート連盟の依頼で、フィギュアスケート指導者でのちに2人のコーチに就任するブルーノ・マルコットが招かれ、そのペアの強化セミナーに木原はアシスタントのような形で手伝いに来ていた[6]。その2019年7月末に開催されたトライアウトで、三浦からの誘いで木原とツイストリフトを試みたところスケートの相性が良く、同年にペアを結成することとなった[7]

ブルーノ・マルコットは、2人が大きく成長したのは「パンデミックの頃」と語っており[8]、2020年にモントリオールで開催予定だった世界選手権が出発前日にキャンセルになり、以後長い間大会が開催されなかったが、その時間を利用して彼らはうまくなっていったとしている[8]。2人が出場した初めての世界選手権は2021年3月のスウェーデンでの五輪予選会でトップ10に入って五輪枠を手に入れた[8]

北京オリンピック

2022年北京オリンピックではまず団体戦に出場し、ペアのショートプログラム・フリースケーティングともに自己ベストを更新しそれぞれ4位、2位となった[9][10]。結果、日本チームは総合3位となり、三浦と木原は坂本花織樋口新葉宇野昌磨鍵山優真小松原美里小松原尊とともに日本フィギュアスケート界初の団体戦メダリストとなった[11]。なお、この試合後に団体金メダルのロシアオリンピック委員会のメンバー、カミラ・ワリエワのドーピング検査での陽性が発覚し、スポーツ仲裁裁判所が裁定を下すまで、団体戦のメダル授与式は行われなかった[12]。ワリエワはドーピング違反により4年間の資格停止処分を下され、この決定により日本チームの順位は繰り上がり、最終的に総合2位となった[13]。授与式は2年後の2024年パリオリンピック開催中に行われ、スケジュールの都合で欠席した宇野を除く日本チームのメンバーが銀メダルを授与された[14][15]

個人戦ペアスケーティングではフリースケーティングと総合得点で自己ベストを更新し[16]、日本ペアとしては初入賞、史上最上位となる7位入賞を果たした[17]

2022年3月に行われた世界選手権では、ショートプログラム・フリースケーティングともに3位で銀メダルを獲得した。世界選手権での2位は日本のペア史上最高順位、メダル獲得は2012年大会高橋成美/マーヴィン・トラン組以来の快挙であった[18]

ミラノ・コルティナオリンピック

2026年ミラノ・コルティナオリンピックではショートプログラム5位からフリースケーティングで世界歴代最高の158.13点を記録し、231.24点で日本ペア史上初の金メダルを獲得した[19]

2026年4月17日、ともに現役引退を発表した[20][21][22][23][24][25]。同日午後、天皇皇后主催の春の園遊会に揃って出席[26]園遊会当日に引退表明をした理由について、報道陣らの取材に応じた[27]

成績

ISUパーソナルベストスコア

さらに見る 種目, 種類 ...
+5/-5 GOEシステムにおける自己最高得点[28]
種目 種類 得点 大会
総合 TSS231.242026年ミラノ・コルティナオリンピック
SP TSS82.842026年ミラノ・コルティナオリンピック団体戦
TES45.602026年ミラノ・コルティナオリンピック団体戦
PCS37.242026年ミラノ・コルティナオリンピック団体戦
FS TSS158.132026年ミラノ・コルティナオリンピック
TES82.732026年ミラノ・コルティナオリンピック
PCS75.402026年ミラノ・コルティナオリンピック
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主な戦績

さらに見る 大会名, 2019–20 ...
三浦璃来/木原龍一組の主な戦績
大会名 2019–20 2020–21 2021–22 2022–23 2023–24 2024–25 2025–26
オリンピック 7位 1位
オリンピック団体戦 2位 2位
世界選手権[29] 中止 10位 2位 1位 2位 1位 欠場
四大陸選手権 8位 1位 2位 1位
GP ファイナル 中止 1位 2位 1位
GP NHK杯 5位 3位 1位 欠場 2位
GP スケートアメリカ 2位 欠場 1位 1位
GP スケートカナダ[30] 中止 1位
GP フランスグランプリ 1位
CS オータムクラシック 1位 2位
CS 木下グループ杯 1位
CS ネーベルホルン杯 2位
CS ロンバルディア杯 2位
チャレンジカップ 欠場
世界国別対抗戦 3位
(3位)
3位
(2位)
2位
(1位)
全日本選手権 1位 欠場 欠場 欠場 欠場 1位 棄権
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脚注

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