りくりゅう
三浦璃来と木原龍一のペアスケーティングカップルの愛称
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りくりゅうは、日本のフィギュアスケート選手、三浦璃来と木原龍一のペアスケーティングカップルの愛称[1]。りくりゅうペアとも呼ばれる[2]。

2019年にペアを結成。9歳差ながら息の合ったスピード感ある演技が特徴で、2026年ミラノ・コルティナオリンピックでペア種目の日本初となる金メダルを獲得した。他の主な成績は、ミラノ・コルティナオリンピック団体戦銀メダル、2022年北京オリンピック団体戦銀メダル、世界選手権2度優勝、グランプリファイナル2度優勝、四大陸選手権2度優勝など。2026年4月、競技活動を引退し、今後はプロとして活動することを表明した[3][4]。
愛称について
経歴
初期の経歴
日本スケート連盟は2014年ソチオリンピックに団体戦が採用されることとなったことからスカウトやトライアウトを進めていた[10]。日本スケート連盟の依頼で、フィギュアスケート指導者でのちに2人のコーチに就任するブルーノ・マルコットが招かれ、そのペアの強化セミナーに木原はアシスタントのような形で手伝いに来ていた[11]。その2019年7月末に開催されたトライアウトで、三浦からの誘いで木原とツイストリフトを試みたところスケートの相性が良く、同年にペアを結成することとなった[12]。
ブルーノ・マルコットは、2人が大きく成長したのは「パンデミックの頃」と語っており[13]、2020年にモントリオールで開催予定だった世界選手権が出発前日にキャンセルになり、以後長い間大会が開催されなかったが、その時間を利用して彼らはうまくなっていったとしている[13]。2人が出場した初めての世界選手権は2021年3月のスウェーデンでの五輪予選会でトップ10に入って五輪枠を手に入れた[13]。
北京オリンピック

2022年北京オリンピックではまず団体戦に出場し、ペアのショートプログラム・フリースケーティングともに自己ベストを更新しそれぞれ4位、2位となった[14][15]。結果、日本チームは総合3位となり、三浦と木原は坂本花織、樋口新葉、宇野昌磨、鍵山優真、小松原美里、小松原尊とともに日本フィギュアスケート界初の団体戦メダリストとなった[16]。なお、この試合後に団体金メダルのロシアオリンピック委員会のメンバー、カミラ・ワリエワのドーピング検査での陽性が発覚し、スポーツ仲裁裁判所が裁定を下すまで、団体戦のメダル授与式は行われなかった[17]。ワリエワはドーピング違反により4年間の資格停止処分を下され、この決定により日本チームの順位は繰り上がり、最終的に総合2位となった[18]。授与式は2年後の2024年パリオリンピック開催中に行われ、スケジュールの都合で欠席した宇野を除く日本チームのメンバーが銀メダルを授与された[19][20]。
個人戦ペアスケーティングではフリースケーティングと総合得点で自己ベストを更新し[21]、日本ペアとしては初入賞、史上最上位となる7位入賞を果たした[22]。
2022年3月に行われた世界選手権では、ショートプログラム・フリースケーティングともに3位で銀メダルを獲得した。世界選手権での2位は日本のペア史上最高順位、メダル獲得は2012年大会の高橋成美/マーヴィン・トラン組以来の快挙であった[23]。
ミラノ・コルティナオリンピック

2026年ミラノ・コルティナオリンピックではショートプログラム5位からフリースケーティングで世界歴代最高の158.13点を記録し、231.24点で日本ペア史上初の金メダルを獲得した[24]。
2026年4月17日、ともに現役引退を発表した[25][26][27][28][29][30]。同日午後、天皇・皇后主催の春の園遊会に揃って出席[31]。園遊会当日に引退表明をした理由について、報道陣らの取材に応じた[32]。
成績
ISUパーソナルベストスコア
- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(technical element score)、PCS - 演技構成点(program component score)
- 現行の世界最高得点は斜体
| 種目 | 種類 | 得点 | 大会 |
|---|---|---|---|
| 総合 | TSS | 231.24 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック |
| SP | TSS | 82.84 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック団体戦 |
| TES | 45.60 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック団体戦 | |
| PCS | 37.24 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック団体戦 | |
| FS | TSS | 158.13 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック |
| TES | 82.73 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック | |
| PCS | 75.40 | 2026年ミラノ・コルティナオリンピック |
主な戦績
- GP - ISUグランプリシリーズ
- CS - ISUチャレンジャーシリーズ
- 括弧内の数字は団体戦における個人順位
| 大会名 | 2019–20 | 2020–21 | 2021–22 | 2022–23 | 2023–24 | 2024–25 | 2025–26 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリンピック | 7位 | 1位 | |||||
| オリンピック団体戦 | 2位 | 2位 | |||||
| 世界選手権[34] | 中止 | 10位 | 2位 | 1位 | 2位 | 1位 | 欠場 |
| 四大陸選手権 | 8位 | 1位 | 2位 | 1位 | |||
| GP ファイナル | 中止 | 1位 | 2位 | 1位 | |||
| GP NHK杯 | 5位 | 3位 | 1位 | 欠場 | 2位 | ||
| GP スケートアメリカ | 2位 | 欠場 | 1位 | 1位 | |||
| GP スケートカナダ[35] | 中止 | 1位 | |||||
| GP フランスグランプリ | 1位 | ||||||
| CS オータムクラシック | 1位 | 2位 | |||||
| CS 木下グループ杯 | 1位 | ||||||
| CS ネーベルホルン杯 | 2位 | ||||||
| CS ロンバルディア杯 | 2位 | ||||||
| チャレンジカップ | 欠場 | ||||||
| 世界国別対抗戦 | 3位 (3位) |
3位 (2位) |
2位 (1位) |
||||
| 全日本選手権 | 1位 | 欠場 | 欠場 | 欠場 | 欠場 | 1位 | 棄権 |
プログラム使用曲
| シーズン | SP | FS | EX |
|---|---|---|---|
| 2025-2026 |
Paint It Black 曲:ローリング・ストーンズ 振付:シェイ=リーン・ボーン |
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』サウンドトラックより Strength And Honor 曲:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 映画『グラディエーター』サウンドトラックより Nelle Tue Mani (Now We Are Free) 曲:リサ・ジェラルド,ハンス・ジマー 振付:マリー=フランス・デュブレイユ |
Can't Stop The Feeling 曲:ジャスティン・ティンバーレイク |
| 2024-2025 | Paint It Black 曲:ローリング・ストーンズ 振付:シェイ=リーン・ボーン |
Adiós 曲:Benjamin Clementine 振付:マリー=フランス・デュブレイユ | |
| 2023-2024 | Dare You to Move 曲:スウィッチフット |
Une chance qu'on s'a 曲:セリーヌ・ディオン, ジャン=ピエール・フェルラン Amour infini 曲:Karl Hugo |
|
| 2022-2023 | You’ll Never Walk Alone 曲:リチャード・ロジャーズ,オスカー・ハマースタイン2世 振付:ジュリー・マルコット |
Atlas: Two 曲:Sleeping at Last 振付:ジュリー・マルコット |
ハレルヤ 曲: Leonard Cohen 振付:ジュリー・マルコット I Lived 曲:ONE REPUBLIC |
| 2021-2022 |
ハレルヤ 曲: Leonard Cohen 振付:ジュリー・マルコット |
Woman 曲: Shawn Phillips 振付:ジュリー・マルコット |
I LIVED 曲:ONE REPUBLIC |
| 2020-2021 | Million Reasons 曲:レディー・ガガ | ||
| 2019-2020 | 映画『ノクターナル・アニマルズ』サウンドトラックより Wayward Sisters 作曲:アベル・コジェニオウスキ 振付:ジュリー・マルコット |
フィックス・ユー 曲:コールドプレイ 振付:ジュリー・マルコット |
