アニー (日本)
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1978年に東宝により日生劇場においてミュージカルが初演された。宝塚歌劇団の娘役の中でも特に身長が低かった愛田まちが主役のアニーを演じた[1]。2014年公演でグレース役に起用された生田智子は、この東宝版に子役キャストとして出演していた。
1986年には、日本テレビの主催・製作で、「日本信販ミュージカル」として上演された。アニー役はアントニオ猪木と倍賞美津子夫妻の娘である猪木寛子と、後に検察官を経て衆議院議員となった菅野志桜里がダブルキャストで演じた[1]。日本テレビは2025年公演を「40年記念公演」としており、1986年公演を「初演」とカウントしている[2][3]。なお、冠スポンサーは日本信販→明治生命(1989年 - 2002年)を経て、2003年より現在の丸美屋食品が務めている。
出演者は、毎年オーディションを実施するため、一部の役を除いて毎年顔触れが異なる。大人のキャストには、佐藤仁美(2013年)や浅香唯(2014年、いずれもハニガン役)など、ミュージカル未経験の男優・女優・タレントを起用することもある。子役のキャストは、毎年9000名を超える応募者から、書類選考・オーディションを経て28名(アニー役は2名)を選出。選出後には、劇中でタップダンスを披露する「タップキッズ」以外の子役を、ダブルキャスト方式で「スマイル組」と「トゥモロー組」に振り分けている。またウォーバックス役の男優は、三田村邦彦まではスキンヘッドにしていたが、藤本隆宏以降は止めている。
以前は、全国各地で公演を実施していた。現在は、ゴールデンウィーク中に東京公演(新国立劇場、2014年まで29年間は青山劇場、しかし2020年は中止)、夏休みの期間に東京以外の都市で地方公演、クリスマスの直前に東京で「クリスマスコンサート」を開催するスケジュールが定着している。地方公演では、毎年開催される大阪・名古屋に加えて、その他の地方都市1〜2ヶ所を年替わりで開催地に指定している。ダブルキャスト方式のアニー役以外の子役は、開催地に応じて「スマイル組」か「トゥモロー組」のいずれかが出演。「クリスマスコンサート」への出演を最後に、当該年の子役が全員「卒業」することになっている。
現在は、「チーム・バケツ」「チーム・モップ」というチーム名で公演。劇中でダンスを披露する子役を「タップキッズ」から「ダンスキッズ」に変更し公演している。
日本テレビでは毎年、情報番組や特別番組で子役オーディション・レッスンの模様を紹介している。
アニーへの出演を機に芸能界での活動を開始した子役も少なくなく、蒼井優[注釈 1]やアンナ・サワイ[注釈 2]は本舞台から俳優としてのキャリアを開始したことを後年明らかにしている[4][5][6][7]。
演出は、1978年の東宝版は尾崎洋一、日本テレビ版は1986年から2000年まで篠崎光正、2001年から2016年はジョエル・ビショッフ[8]、2017年からは山田和也が演出を担当している[9]。
2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により東京公演・地方公演とも中止となった。選ばれていた子役については2021年の公演に出演することとなった[1][10]。
2021年は、東京公演初日(4月24日)当日に日本政府から緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が発令されたことを受けて、4月24日の公演分のみが行われ、それ以降はすべて中止となった[1][11]。
出演者
東宝版
| 年度 | 回 (代) | ウォーバックス | ハニガン | グレース | ルースター | リリー | ルーズベルト大統領 | アニー | モリー | ケイト | テシー | ペパー | ジュライ | ダフィ | サンディ | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | 0 | 若山富三郎 | 平井道子 | 近衛真理 | 真島茂樹 | 新倉まり子 | 永井秀明 | 愛田まち | |||||||||||||||