アルキメデス・カミネーロ

ドミニカ共和国の野球選手 (1987-) From Wikipedia, the free encyclopedia

アルキメデス・エウクリーデズ・カミネロ・オルドニェス(Arquímedes Euclides Caminero Ordóñez、1987年6月16日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。愛称は、キャミー

生年月日 (1987-06-16) 1987年6月16日(38歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
245 lb =約111.1 kg
概要 基本情報, 国籍 ...
アルキメデス・カミネーロ
Arquímedes Caminero
読売ジャイアンツ時代
(2017年、東京ドームにて)
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 首都地区サントドミンゴ
生年月日 (1987-06-16) 1987年6月16日(38歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
245 lb =約111.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2005年 アマチュア・フリーエージェント
初出場 MLB / 2013年8月16日
NPB / 2017年3月31日
最終出場 MLB / 2016年10月2日
NPB / 2018年6月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
閉じる

経歴

プロ入りとマーリンズ時代

2005年5月25日にフロリダ・マーリンズと契約。

2006年、ルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・マーリンズでプロデビュー。18試合に登板して0勝1敗2セーブ、防御率7.36、20奪三振を記録した。

2007年はルーキー級ドミニカン・サマーリーグで16試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率2.83、48奪三振を記録した。

2008年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズ、A-級ジェームズタウン・ジャマーズ英語版、A級グリーンズボロ・グラスホッパーズでプレー。A-級ジェームズタウンでは6試合に登板して1勝0敗、防御率4.91、8奪三振を記録した。

2009年はA-級ジェームズタウン、A級グリーンズボロ、A+級ジュピター・ハンマーヘッズでプレー。A級グリーンズボロでは10試合に登板して0勝0敗、防御率5.65、17奪三振を記録した。

2010年はA級グリーンズボロでプレーし、48試合に登板して5勝2敗3セーブ、防御率3.01、97奪三振を記録した。オフの11月19日にマーリンズとメジャー契約を結び[1]40人枠入りした。

2011年トミー・ジョン手術を受けた[2]影響で、ルーキー級ガルフ・コーストリーグで1試合の登板にとどまった。

2012年はA+級ジュピターで19試合に登板して1勝0敗1セーブ、防御率0.44、27奪三振と好投し、7月にAA級ジャクソンビル・サンズへ昇格。12試合に登板して0勝0敗2セーブ、防御率3.06、17奪三振を記録した。

2013年2月20日にマーリンズと1年契約に合意[3]。AA級ジャクソンビルで開幕を迎え、42試合に登板。8月16日にメジャーへ昇格し[4]、同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー。5点ビハインドの8回表から登板し、1回を無安打無失点1奪三振に抑えた[5]。その後の試合も無失点に抑えていたが、8月28日のワシントン・ナショナルズ戦でセーブ失敗を記録し、試合後にAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ降格した[6]。ロースターが拡大された9月2日に再昇格。この年は13試合に登板して0勝0敗、防御率2.77、12奪三振を記録した。

2014年3月25日にAAA級ニューオーリンズへ配属され、そのまま開幕を迎えたが、4月9日にメジャーへ昇格[7]。5試合に登板したが、4月21日のアトランタ・ブレーブスでは同点の延長10回裏にエバン・ガティスからサヨナラ2点本塁打を打たれ、メジャー初黒星を喫する[8]など、5試合で防御率13.50と結果を残せず、4月23日にAAA級ニューオーリンズへ降格した[9]。5月27日にカーター・キャップス故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格[10]。5月31日のブレーブス戦に登板したが、2回を1失点するなど結果を残せず、6月1日にAAA級ニューオーリンズへ降格した。

2015年1月28日にイチローの加入に伴ってDFAとなった[11]

パイレーツ時代

2015年2月4日に金銭トレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[12][13]。パイレーツではブルペンの一角に定着し、73試合にリリーフ登板。5勝1敗、防御率3.62、WHIP1.23、3年連続8.0以上となる奪三振率8.8という成績を残し、ブレークを果たした。

2016年もパイレーツのブルペンの一角として、39試合にリリーフ登板。1勝2敗1セーブ、防御率3.51を記録していたが、四球が多くWHIPは1.66と不安定だった。5月24日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦ではこの日2個目となる死球をニック・アーメドに与え、これが故意ととられ退場処分を受けた。

マリナーズ時代

シアトル・マリナーズ時代
(2016年8月14日)

2016年8月6日に後日発表選手[注 1]とのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[11]。マリナーズ加入後は18試合に登板したが、四球増の傾向は改善されず防御率3.66・1勝1敗・WHIP1.63という内容だった。通年では、57試合の登板で防御率3.56・2勝3敗1セーブ・WHIP1.65というものだった。8月31日のテキサス・レンジャーズ戦でエルビス・アンドラスに与えた死球が故意ととられ、死球絡みではシーズン2度目の退場処分を受けた。オフの12月16日にFAとなった[11]

巨人時代

2016年12月17日、読売ジャイアンツとの契約合意が発表された[14]。登録名はアルキメデス・カミネロである[14]

2017年は概ねシーズンを通してクローザーとして29セーブを挙げた。同年6月14日の福岡ソフトバンクホークス戦で、山口俊スコット・マシソンのあとを抑え、継投でのノーヒットノーランを達成した[15]。11月28日、1年契約・年俸200万ドル(約2億2000万円)で球団と契約を更新した。

2018年6月14日、ソフトバンク戦で福田秀平に対しての3球目と6球目に162km/hを計測[16]。しかし、防御率は5点台を越えるなど不調が続き、6月30日に一軍登録を抹消された[17]。その後右肘の不調を訴え、8月に渡米。右肘のクリーニング手術を受けていたことが9月12日に発表された[18]。11月16日に戦力外通告を受け退団した。12月2日、自由契約公示された[19]

巨人退団後

2019年1月3日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[20]。7月15日に契約を解除され、同日にメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約したことを両球団が発表した。2021年限りで退団した。

現役引退後

2022年より、ルーキーリーグフロリダ・コンプレックスリーグ(FCL)のヒューストン・アストロズ傘下FCLアストロズ・オレンジ英語版の投手コーチに就任した[21][22]

選手としての特徴

マイナーおよびメジャーでは救援として起用されており、先発起用は一度もない。投法はスリークォーターで、投げた後一塁側に大きく倒れこむのが特徴。持ち球は最速102mph(約164km/h、NPBでの最速は162km/h[23])・平均98mph(約158km/h)の速球フォーシームツーシーム)を中心に、平均92mph(約148km/h)のカッター気味のスライダー、平均90mph(約145km/h)のスプリッター、稀に81mph(約130km/h)前後の緩いスライダーを使用した(2016年)[24][25]。 スライダーとスプリッターが決め球で、特にスプリッターはMLB通算で空振り率23%を記録している。MLB通算の与四球率は4.01と高い。奪三振率はマイナーでは11前後だが、メジャーでは8前後となっている。マーリンズからパイレーツに移籍した2014年から2015年にかけてメジャーでの速球の平均球速が約4mph(約6km/h)上昇した[24]

人物・エピソード

うなぎの蒲焼のタレを好み、天ぷらや寿司にもタレをつけて食べる[26]

アルキメデスエウクリーデズという名前は数学好きの父親が付けた。カミネロ自身も幼少期は数学が得意だったという[27]

家族はリセニア夫人と2女がいる。

詳細情報

年度別投手成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...




















































W
H
I
P
2013 MIA 1300000001----5213.01023011210442.771.00
2014 600000100.000316.2824008008810.801.80
2015 PIT 73000051015.83331874.26372926736131303.621.23
2016 3900001212.33318741.04642204321017163.511.66
SEA 1800001106.5009319.2213111118101483.661.63
'16計 5700002318.40028060.26773315502031243.561.65
2017 巨人 57000035294.37526863.15642304651021172.421.25
2018 20000011112.5009018.2271611192013125.791.77
MLB:4年 149000075124.583681155.014818693121439174663.831.40
NPB:2年 77000046406.40035882.08352915843034293.181.37
閉じる

年度別守備成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...


投手(P)












2013 MIA 130000----
2014 620001.000
2015 PIT 7329001.000
2016 3915001.000
SEA 1801001.000
'16計 5716001.000
2017 巨人 5741011.933
2018 2034001.000
MLB 149515001.000
NPB 7771411.955
閉じる

記録

NPB

初記録
投手記録
  • 初登板:2017年3月31日、対中日ドラゴンズ1回戦(東京ドーム)、9回表に3番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初奪三振:同上、9回表にダヤン・ビシエドから空振り三振
  • 初セーブ:2017年4月2日、対中日ドラゴンズ3回戦(東京ドーム)、9回表に4番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初ホールド:2017年4月14日、対中日ドラゴンズ4回戦(ナゴヤドーム)、3番手で救援登板、2回無失点
  • 初勝利:2017年7月30日, 対横浜DeNAベイスターズ17回戦(東京ドーム)、9回表に5番手で救援登板・完了、1回無失点
打撃記録

背番号

  • 49(2013年)
  • 26(2014年)
  • 37(2015年 - 2016年途中)
  • 48(2016年途中 - 同年終了)
  • 44(2017年 - 2018年)
  • 67(2019年途中 - 2021年)

登場曲

  • 「Sky is the Limit feat.RHYMESTERlecca(2017年)
  • 「Fireball ft. John Ryan」Pitbull(2018年)

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI