フィロンはギリシア語で多くの著作を残しているが、その内容はいくつかに分類できる。
以下に主要なものを列挙する。
- 聖書注釈 これらは創世記についての注釈である。
- 「比喩的解釈I・II・III」天地創造に関する記事の注釈
- 「ケルビムについて」 アダムとエバの物語の最終部分の注釈
- 「カインとアベルのささげものについて」
- 「カインの末裔について」 アベルを殺して追放されたカインの後半生と子孫に関する部分の注釈
- 「巨人たちについて」 神の子らと人間の娘の間にうまれた巨人族ネフィリムに関する部分の注釈
- 「神の不変性」 「ノアの箱舟」に関する記事の一部の注釈
- 「ノアの農事について」 洪水後のノアの生活に関する記事の部分の注釈
- 「泥酔について」 上に同じ
- 「覚醒について」 上に同じ
- 「言葉の混乱について」 バベルの塔に関する記事の注釈
- 「アブラハムの移住について」ハランを出たアブラハムの旅の記事の注釈
- 「神聖なるものを誰が継ぐのか」アブラハムに関する記事の注釈
- 旧約の太祖に関するもの
- 律法解釈
- 「モーセの生涯」
- 「十戒について」
- 「特別な律法について」
- 「世界の創造について」
- 「ヨセフについて」
- そのほか
- 「すべての善人は自由であること」
- 「フラックスへの反論」
- 「摂理について」 オリジナルは失われ、アルメニア語版のみ現存
- 「観想生活」観想的生活・自由論 (ユダヤ古典叢書) 教文館 土岐健治 訳
- 「ユダヤ人のための弁明」
- 「ガイウスへの使節」
他にも多くの著作があったといわれているが、失われている。