イタリアの政党
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イタリアの政党体制は第二次世界大戦後、中道勢力のキリスト教民主党(DC)と左派のイタリア共産党(PCI)を主軸に大小様々な政党が乱立し、安定性を欠いていた。しかし冷戦終結後、大規模な構造的汚職事件の摘発で戦後一貫して政権与党の座にあったDCが壊滅的打撃をこうむり、西側最大の共産党といわれたPCIもソ連・東欧諸国の社会主義体制崩壊で共産主義を放棄して社会民主主義を掲げる左翼民主党(PDS)に衣替えするなど政党体制の再編が始まった。1994年の総選挙から選挙制度がそれまでの比例代表を主体とする制度から小選挙区を主体とする制度(並立制)に改められ、選挙の結果、イタリア有数の実業家であったベルルスコーニが選挙直前に結成した「フォルツァ・イタリア」を主体とする右派連合が勝利を収めた。その後、旧DC左派のロマーノ・プロディを中心とする中道勢力とPDSを主軸とする政党連合「オリーブの木」が1996年4月の総選挙で僅差で勝利を収め、戦後初めて旧共産党を主体とする勢力が与党の座についた。