イラク国際戦犯民衆法廷

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イラク国際戦犯民衆法廷(イラクこくさいせんぱんみんしゅうほうてい、the International Criminal Tribunal for Iraq)は、模擬裁判の形式をとってアメリカ合衆国などのイラク侵攻に抗議した反戦パフォーマンス

主催者側の主張によれば、1992年2月29日以後にイラク領域内において国際人道法の重大な違反を犯した個人を被告として、市民の手で判決を出す民衆法廷としているが、「法廷」という用語を使うのも不適切と考えられている。 新聞社などの報道機関も基本的にはこの立場を取っており、民衆法廷やその関連用語は固有名詞として「 」、“ ”などで括って報道され、パフォーマンスと位置づけられている。

イラク国際戦犯民衆法廷はイラク世界法廷(WTI)と相互に協力しあいながら活動し、 「公聴会」・「公判」は主に日本で開かれるが、フィリピン韓国でも開催される予定である。

「判決」は2005年3月5日イラク世界法廷で出されたが、全国メディアが報道することは無かった。

構成(配役)

「被告人」

なお「被告人」たちの肩書きはイラク侵攻当時のものである。

「弁護人」

なし(アミカス・キュリエ制度を採用)。
アミカス・キュリエは、大久保賢一(弁護士、アフガニスタン国際戦犯民衆法廷アミカスキュリエ)、他4人。

「判事」

  • 阿部浩己(神奈川大学法学部教授:国際人権法)
  • 申惠丰(SHIN, Hae Bong)(青山学院大学法学部助教授:国際人権法)
  • 李長煕(Lee Jang-Hie)(韓国・韓国外国語大学法学部長:国際人権法)
  • ジョンソン・パンジャイタン(Johnson Panjaitan)(インドネシア:弁護士:インドネシア法律人権擁護協会事務局長)

「検事」

検事団長:ロメオ・T・カプロン(Romeo T.Capulong)(フィリピン・弁護士、旧ユーゴスラビア特別法廷非常任判事)。
副団長:岩佐英夫(弁護士)。
副団長:菅野昭夫(弁護士)。
検事:ジョージ・シェル(ドイツオスナブリュック大学教授)、ジョン・H・キム(アメリカ・弁護士)、車智勲(Cha Ji-Hoon)(韓国・弁護士)、土井香苗(弁護士)、猿田佐世(弁護士)、他。

事務局

裁判部及び検事の事務を行う。

「起訴状」の内容

序 イラク攻撃に至る経過
第1章 イラク攻撃
第2章 イラク占領
第3章 被抑留者への拷問
第4章 ファルージャの虐殺
第5章 小泉首相の犯罪
(*ICTIホームページより)

日程

第一回「公判」:2004年7月17日。
第二回「公判」:2004年7月18日 - 起訴状の提出。
「結審」:2004年12月11日、12日、東京。
「判決」:2005年3月5日、トルコ イスタンブール - イラク世界法廷の場で発表された。

「判決」

被告人ジョージ・W・ブッシュ大統領及びトニー・ブレアー首相は、

侵略の罪において有罪。
戦争犯罪において一部を無罪、一部を有罪。
ジェノサイドに関わったことにおいて有罪。

被告人ジョージ・W・ブッシュ大統領は、

人道に対する罪においても有罪。

被告人小泉純一郎首相は、

侵略の罪において有罪。
戦争犯罪の幇助と支援の罪において有罪。
ファルージャ虐殺の幇助と支援の罪において一部を無罪、一部を有罪。

被告人グロリア・M・アロヨ大統領は、

侵略の罪において有罪。

呼びかけ人・団体

外部リンク

関連項目

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