インドの宗教

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デリーラクシュミーナーラーヤン寺院ヒンドゥー教

インドの宗教 (2011年調査)[1]

  ヒンドゥー教 (79.8%)
  イスラム教 (14.2%)
  キリスト教 (2.3%)
  シーク教 (1.72%)
  仏教 (0.7%)
  ジャイナ教 (0.37%)
  無宗教 (0.24%)
  その他の宗教 (0.67%)

インドの宗教では、現代のインドにおいて普及している宗教について記述する。インド憲法では信教の自由を保障しており、インドは世俗国家である。

バラモン教はジャイナ教、仏教と共に最も古い宗教であるが、ヒンドゥー教との共通点も多い。

仏教

仏教発祥の地であるが、一時期衰退。20世紀に入り、アンベードカル仏教改宗運動によって、主に不可触民を中心に数十万人の仏教徒が誕生。

ヒンドゥー教

4世紀にはヒンドゥー教の骨格が固まった。ヴェーダ神話ブラーフマナ・ウパニシャッド神話プラーナ文献が広く知られている。現在でも約78%がヒンドゥー教徒であるとされ、同国内で最も大きな規模を保っている。

ジャイナ教

ジャイナ教はインドの中でも最も古い宗教である。暴力を嫌い、全ての生命には霊魂が宿っていると考える。肉食だけでなく、根菜類も拒否する。ジャイナ教は創造論を否定する。

イスラーム教

デリーのクトゥブ・ミナール(イスラーム教)

12世紀頃に西部からムスリムによるインド征服が行われ、その後にイスラーム教が広まり、インド最初のイスラーム国家ゴール朝が成立した。イギリスとの紛争の際に全インド・ムスリム連盟が結成された。

13.4%のインド人がムスリムである。

シク教

アムリトサル黄金寺院とシク教徒

15世紀頃に、北インドを中心にシク教が広まった。これはグル・ナーナクが始めた宗教で、カーストを否定する一方で輪廻転生を受け入れるところに特徴がある。ヒンドゥー教とは異なり、シク教は一神教である。インドの元首相であるマンモハン・シンはシク教徒である。

キリスト教

紀元52年聖トマスがインドを訪問したという伝承がある。トマス派はこの流れをくむ教派である。ヨーロッパ宗教改革が始まった後にイエズス会を中心に宣教師が派遣され、当時ポルトガル領だったゴアなどを中心に信者が増加した。ヴァスコ・ダ・ガマフランシスコ・ザビエルもこの時期にインドを訪問した。現在では約2%がキリスト教徒であり、シク教やジャイナ教よりも信徒数が多い。プロテスタント系の北インド教会南インド教会もある。

ゾロアスター教

脚注

関連項目

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