4世紀

西暦301年から西暦400年までの100年間 From Wikipedia, the free encyclopedia

4世紀(よんせいき)は、西暦301年から西暦400年までの100年間を指す世紀

皇帝コンスタンティヌス1世ミラノ勅令によりキリスト教を公式に認め新首都コンスタンティノポリスを造営した。画像はローマのカピトリーノ美術館にある皇帝の巨像(コロッスス)。
背教者・皇帝ユリアヌス。ローマ帝国のキリスト教化が進む中で古来の神々の復興を意図するも早すぎる死によりその計画は挫折した。画像はパリのクリュニー中世美術館フランス語版にある皇帝の像。
最後の統一ローマ皇帝テオドシウス1世。この皇帝の遺詔によりローマ帝国は東西に分裂した。画像は「テオドシウスの銀皿(Missorium Theodosii)」(スペインのメリダ国立ローマ博物館蔵)のレプリカ。
キリスト教修道制の始まり。エジプト大アントニオスらの砂漠の師父により修道生活の基礎が築かれた。画像は大アントニオスを追慕して356年に建てられたエジプトのスエズ県にあるコプト教会の「聖アントニオス修道院」。
アクスム王国の勃興。クシュ王国を滅ぼし現在のエチオピアの地に成立したのがアクスム王国で、最も古くからキリスト教を受容していたことでも知られている。画像はキリスト教に改宗したエザナ王によるオベリスク(石柱)で24mの高さがある。
北アフリカの都市キルタ。現在のアルジェリア北部の都市で帝位争奪戦から荒廃したが、4世紀初頭に再建され皇帝コンスタンティヌス1世の名に因んでコンスタンティーヌとなって現在に至る。画像はキルタ遺跡のモザイクで海神ネプトゥルヌスとアンフィトリテの多神教のモチーフが用いられている。
後期ローマ帝国の官僚。ユニウス・バッスス英語版は近衛長官と執政官を歴任した人物で、バシリカ聖堂英語版を建立したことでも知られる。画像はこの聖堂に残されたオプス・セクティレ様式の象嵌モザイク壁画(ローマ国立博物館マッシモ宮殿英語版)。
ゲルマン民族の大移動。ローマ帝国との国境を越えたゲルマン諸族は各地で混乱や衝突を起こした。画像は1920年代に描かれた西ゴート族の王アラリック1世アテナイ入城(395年)の挿絵。
七支刀が所蔵されている石上神宮。ここの七支刀が『日本書紀』神功記に記載のある百済から奉献されたものだと推定されている。この事実は刃に書かれた銘文を介して知ることができる。(泰[和] 四年 十一月十六日 丙午 正陽 造百鍊鐵七支刀 [出]辟百兵 宜 供供侯王□□□□作) 。
朝顔形埴輪円筒埴輪の一種で、基台の上に朝顔のような器がついた形状からその名がある。3世紀の古墳には見られないが4世紀には数多く出現する。画像は布留遺跡出土の朝顔形埴輪と円筒埴輪土師器天理大学附属天理参考館蔵)。
画聖顧愷之。顧愷之は東晋の画家で、画絶・才絶・癡絶の三絶を備えると云われていた人物。画像は代表作「女史箴図」(大英博物館蔵)。
書聖王羲之。王羲之は東晋の書家で「蘭亭序」他の作で知られ、歴代皇帝にも愛好された。画像は宋末元初の文人画家銭選が王羲之を画題として描いた「蘭亭観鵝図」(台湾国立故宮博物院蔵)。
中国最古の仏像。紀元前後に到来した仏教がこの時代に中国の民間にも定着した。画像は五胡十六国の一つ後趙の年号「建武四年(338年)」の記年銘のある金銅仏坐像サンフランシスコ・アジア美術館英語版蔵)。
チャンドラグプタ2世の金貨。チャンドラグプタ2世はインド・グプタ朝の領土を最大に広げ、繁栄をもたらした。
シャクンタラー』。指輪をめぐるシャクンタラー姫の数奇な運命の物語でチャンドラグプタ2世王時代の宮廷詩人カーリダーサによりまとめられたとされる。画像はラヴィ・ヴァルマによる物語絵。
仏歯招来。歴史書『ダータワンサ』によるとカリンガ国の王女へーママーラとその夫ダンタによって仏歯がこの時代のスリランカに秘密に持ち運ばれたと伝える。画像はコロンボ近郊にあるケラニ・ラジャ・マハ・ヴィハーラ寺院にある仏歯招来の場面の壁画。

できごと


300年代

310年代

320年代

330年代

340年代

350年代

360年代

370年代

380年代

390年代

空白の4世紀

日本は当時まだ文字が普及しておらず、唯一の歴史情報源である中国の文献においても、中国自体の政治的混乱などから266年から413年にかけての倭国に関する記述がなく、ヤマト王権の成立過程などが把握できないため、日本において「空白の4世紀」または「謎の4世紀」とも呼ばれている[2]

文化

日本では古墳時代前期にあたる。古墳の副葬品として鉄製の農耕具が発見されていることから、鉄器の利用や農耕が行われていたと推測されている。また中国と交易が行われていた。

人物

地中海世界

アフリカ

ペルシア

インド

東アジア

五胡十六国から北魏

西晋・東晋

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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