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ウルトラマンデッカー

日本の円谷プロ制作の特撮テレビ番組、およびその作品に登場する巨大変身ヒーローの名称 From Wikipedia, the free encyclopedia

『ウルトラマンデッカー』は、2022年7月9日から2023年1月21日までテレビ東京系列ほかにて全25話が放送された円谷プロダクション制作による特撮テレビドラマおよび劇中に登場する巨大変身ヒーローの名称[1]。キャッチコピーは、「輝け、弾けろ、飛び出せ、デッカー!!」「やるしかねぇ! 今、やるしかねぇんだ!」[1][2]。

企画
  • 黒澤桂
  • 大矢陽久
  • 春山ゆきお
  • 田中快
  • 濵田健二
  • 櫻井優香
監督
概要 ウルトラマンデッカー, ジャンル ...
ウルトラマンデッカー
ジャンル 特撮テレビドラマ
企画
  • 黒澤桂
  • 大矢陽久
  • 春山ゆきお
  • 田中快
  • 濵田健二
  • 櫻井優香
脚本
監督
監修 塚越隆行
出演者
声の出演 土田大
音楽
オープニング 「Wake up Decker!」
SCREEN mode
エンディング
  • 「カナタトオク」 (1 - 13)
    影山ヒロノブ
  • 「ヒカリカナタ」 (14 - 25)
    影山ヒロノブ
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
製作
チーフ・プロデューサー 北浦嗣巳
プロデューサー
  • 岡本有将
  • 大石淳子(テレビ東京)
  • 嵯峨隼人
放送
放送局テレビ東京系列ほか
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2022年7月9日 - 2023年1月21日
放送時間土曜 9:00 - 9:30
放送枠テレビ東京系列土曜朝のアニメ・子供向け番組ゾーン
放送分30分
回数25(+特別総集編3話)
ウルトラマンデッカー公式サイト - 2022年7月9日から毎週土曜あさ9時 テレビ東京系にて放送スタート!
ウルトラマンデッカー テレビ東京アニメ公式
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概要

主要な舞台は前作『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』の10年後を描く明確な続編で、前作から引き続いてGUTS-SELECTやTPU、GUTSファルコンやナースデッセイ号も登場する。また、全話を通しての敵として謎の宇宙浮遊物体スフィアを位置付けるなど、『ウルトラマンダイナ』との関連も強い[3]。

沿革

2022年3月18日から劇場公開および「TSUBURAYA IMAGINATION」にて配信された『ウルトラマントリガー エピソードZ』の「TSUBURAYA IMAGINATION」公開版内で本作品の超特報が公開された[4]。

2022年6月16日には「TSUBURAYA IMAGINATION」および「YouTube ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.」でオンライン発表会が行われ、「TSUBURAYA IMAGINATION」では会見終了後に本作品の第1話を本作品のキャストが鑑賞する様子も併せて配信された[5]。

ストーリー

ウルトラマントリガーとイーヴィルトリガーの戦いから7年が経過し、宇宙進出に向けて開発技術が飛躍的に進んだ「ネオフロンティア時代」を迎えた世界。地球平和同盟TPUも軸足を宇宙開拓に移し、怪獣対策の規模は縮小傾向にあったが、そこに謎の飛行物体が地球と火星コロニーを襲撃する事態が発生する。危険を顧みずスフィアに立ち向かったアスミカナタは、その中で光の巨人ウルトラマンデッカーの光を手にし、浮遊物体や7年ぶりに出現した怪獣を退けるが、地球は浮遊物体の発する巨大なスフィアバリアで覆われ、火星や宇宙と一切の交信や往来が出来なくなる。カナタはスフィアと名付けられた浮遊物体の脅威から人々の日常を守る意志を固め、TPU訓練校へと入校[出典 1]。1年の訓練期間を経て、対スフィア部隊として再編されたGUTS-SELECTへ入隊する。

登場人物

GUTS-SELECT

  • アサカゲを含む各隊員の名前は、「ウルトラシリーズ」の歴代防衛チームの隊長の名前から1文字をもらってつけている[8]。
  • 『トリガー』時は超古代遺跡の調査・分析を行う学術寄りのチームという印象が強かったことから、本作品ではTPUの設定をそのままに、スフィアとの戦いを目的としたチームという部分が強調されている[9]。同時に『ウルトラマンZ』のストレイジのようなリアル志向ではない架空の組織であることも意識され、平成ウルトラシリーズの防衛隊が持ち合わせていた部隊感、雰囲気を前面に出すことが重視されている[10]。『トリガー』では、防衛チームの規模感を出すために多く隊員を配置して、群像劇で面白さを出していくという方法を選択したが、人数が多い分、1人1人をフィーチャーする時間が足りなかったため、本作品では隊員1人1人を描き、個性的な隊員で構成されたスーパーGUTSへのオマージュも込めて、人数を絞って1人のキャラクターの出番を増やそうと思い、選抜された特殊部隊という設定であることから5人となった[11]。
アスミ カナタ
本作品の主人公。20歳。宇宙煎餅が名物の煎餅屋「明日見屋」の長男で、祖父のダイシロウと共に店を切り盛りする[6][7]。明るく前向きなお調子者の反面、諦めが悪く、困っている人を助けようとする思いは人一倍強く、目の前の問題に対しても全力以上の力で取り組む気質の持ち主[12]。ムラホシからは「努力の天才」と称される[3]。
両親が火星へ旅行中の最中にスフィアの初襲来に遭遇し、民間人でありながらイチカたちへの攻撃を逸らすべくスフィアソルジャーへ特攻して吸収されるが、そのなかでウルトラマンデッカーへの変身能力を得る[6]。初変身後はムラホシからの助言やダイシロウの後押しもありTPU訓練校怪獣対策科に入校[ep 1]。1年間訓練を受けた後に再編されたGUTS-SELECTへ入隊し、GUTSファルコンのパイロットとなる[7][3]。
劇場版では明日見屋の火星への出店を手伝うか、GUTS-SELECTに残るか、TPU訓練校の教官になるか迷っていたが[13]、イチカやディナス、ハネジローとともにD97星雲第9惑星の探査へと旅立つ[14]。
  • キャラクターは『ダイナ』の主人公であったアスカ・シンを意識したものとなっており[15]、名前の由来もアスカ・シンをもじったものとなっている[8]。当初は宇宙開発がスフィアの襲来で中止となり、宇宙に行けなくなった青年が夢を取り戻すという設定であったが、監督の武居から「普通の子にしたい」というリクエストとなり、そういう高い志を最初から持っているような人物ではなく、普通の青年が成長して志を持っていくような話となった[11]。
キリノ イチカ
GUTS-SELECTの新人女性隊員。20歳。嘘がつけない真面目で思いやり深い責任感と使命感が強い性格の持ち主であり、思い詰め過ぎる点も含めてムラホシからは「まっすぐの天才」と称される。幼少期から空手や柔道に励んでおり、戦闘時は機敏さと小回りの良さを活かして地上攻撃を担当するほか、GUTSファルコンの操縦も可能[出典 2]。
TPU訓練校では宇宙飛行士志望者を育成する宇宙開発科に所属していたが、スフィア襲来後にムラホシの意向で怪獣対策科の訓練を受けることとなり、1年後にGUTS-SELECTに入隊する[ep 2][7][3]。
劇場版では宇宙探査航海チーム第2陣のメンバーに決まり[13]、カナタやディナス、ハネジローとともにD97星雲第9惑星の探査へと旅立つ[14]。
  • 名前の由来は『ウルトラセブン』のウルトラ警備隊隊長のキリヤマをもじったものとなっている[8]。宇宙飛行士を目指しているという設定は前述のようにカナタの設定として考えられていたものである[11]。
リュウモン ソウマ
GUTS-SELECTの新人隊員。20歳。戦闘では地上攻撃のほか有人機となったGUTSファルコンのパイロットも務める[6][3]。マザースフィアザウルス戦では負傷したムラホシから隊長代理を任された。
有名音楽家の母と世界的IT企業で社長を務める父をもつが、幼少期に巻き込まれた怪獣災害でTPUの隊員に救助されたことを理由に、父の反対を押し切ってTPU訓練校に入校[6][12]。スフィア襲来後はイチカ同様に宇宙開発科から怪獣対策科に転入し、カナタやイチカと共にGUTS-SELECTへ入隊[ep 1]。クールな性格で、表に感情を出すことはあまりないが、部隊では卓越した観察力、洞察力、射撃能力に加えて、人命を救うために最適で冷静な判断を常に下さなければならないと考える強い使命感を持ち、任務を完璧にこなそうとする姿勢も総合してムラホシより「見つめる天才」と称される[12][3]。
劇場版では、ムラホシに代わって新たに隊長となった[13]。
カイザキ サワ
新生GUTS-SELECTの副隊長。29歳。GUTS-SELECT再編成以前はTPU怪獣研究室に勤務しており、生物学の博士号を持つ怪獣の権威としての側面を持つ。ナースデッセイ号では怪獣およびスフィアの分析に加えてオペレーターと操舵手を兼任する[6][7]。穏健なムラホシに代わって厳しく隊員に接するほか、今出来ることに全力を尽くすべきという信念がある[3]。
劇場版では、TPUに新設された怪獣予知対策センターのセンター長に就任する[13]。
ムラホシ タイジ
新生GUTS-SELECTの隊長。38歳。初代GUTS-SELECT隊長のタツミセイヤの後輩にあたる元エースパイロットで、かつてデスドラゴ戦でパイロットとして出撃した過去を持ち、物語開始時はTPU訓練校の校長を務める[6][7]。温和で誰に対しても敬語で接するが芯が強く、怒る際には外した眼鏡を拭き始める[3]。
宇宙開発が進む現状を好意的に捉えつつも、都合よく自分たちを守ってくれる存在は簡単に現れないとの考えから縮小していく怪獣対策に懸念を抱いており、スフィア襲来でTPUが壊滅した際は怪獣対策の人員育成を開始し、カナタたちを伴ってGUTS-SELECTを再編する[ep 2]。
劇場版では、訓練校の校長に復職した[13]。
  • 名前の由来は『ウルトラマン』の科学特捜隊隊長のムラマツをもじったものとなっている[8]。
概要 HANE2 ...
諸元
HANE2
全長30 cm[出典 3]
体重2 kg[出典 3]
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電脳友機 HANE2(でんのうゆうき エイチ・エー・エヌ・イー・ツー)
第2話より登場。TPU宇宙開発センターによってGUTSホークの頭脳として開発・製造されたAIユニット。GUTSホークがスフィアの襲来によって無人戦闘機へと改造されたことから、GUTS-SELECTへ配備された[6][7]。正式名は「HANE2」だが、味気ないという理由からカナタによって「ハネジロー」という愛称を命名される[16]。隊員たちとは敬語で会話するが、カナタからの要望に沿って彼とだけはフランクに砕けた口調で会話する[16]。また、カナタがデッカーであることを知ってからは秘密を共有し[3]、彼の代わりにGUTSファルコンをオートパイロットで操縦したり、音声合成したカナタの声色で他の隊員からの通信に応じる、わざとテラフェイザーを倒してカナタを隠してデッカーに変身させるなどのアリバイ工作をしている。
内部に顔部分を格納することも可能[17]。普段はナースデッセイ号司令室内の端末で待機しているが、GUTSホーク操縦時にはGUTSホーク内の端末に移動する。
劇場版ではカナタやイチカ、ディナスとともにD97星雲第9惑星の探査へと旅立つ[14]。
  • 『ダイナ』を象徴するキャラクターであるハネジローをどうするか悩み、ハネジローと同種族の異なるキャラを出すことも考えられた中で、GUTSホークを操縦するAIの名前を「ハネジロー」にする案もあったが、姿がないと芝居しづらかったことから、人間と相対することができるサイズ感のキャラクターとして、『ガンダム』のハロや『ウルトラマンマックス』のココのような可愛らしいマスコットロボのイメージで、『ダイナ』のハネジローをオマージュしたマスコットのAIロボットということとなった[19]。
  • 形状はウルトラマンの鏡餅を参考にしており、記号的ではあるが、目、耳、背中の羽根などはハネジローの形状を拾っている。当初はレッドやシルバーなど、あえてハネジローとは異なる色を想定していたが、『トリガー』の際にGUTSウイング1号のメンテナンスに使用した黄色い塗料を塗装している[19]。
  • 3Dプリンターでパーツごとに分割して出力したものを組んで作っているが、パーツごとの歪みが大きく、パーツ同士を合わせてもうまくはまらないため、生じた歪みをパテで修正している[20]。
  • 「パムパム」という効果音は『ダイナ』のハネジローの鳴き声を使用している[19]。

TPU

概要 バズド星人アガムス ...
諸元
バズド星人アガムス
身長1.89 m[21][18]
体重70 kg[21][18]
出身地未来のバズド星[21]
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アサカゲ ユウイチロウ / バズド星人アガムス
TPU技術部に所属する科学者。31歳。冷静で穏やかな人物。GUTSホークなどの新兵器を開発し、GUTS-SELECT隊員たちにその機構や原理を説明する[出典 4]。
テラフェイザーの開発途中で、検分していたハネジローの戦闘記録から厳重にプロテクトされていたファイルを見つけ、カナタがデッカーであることを知ってしまう。
その正体はバズド星人アガムスで、地球人の宇宙進出を阻止すべく、未来から時間を遡ってスフィアを地球に誘い込み、自ら開発した時空転移システムでこの時代の地球へとやって来ていたが、その際にこのシステムを破壊していた[出典 5]。
かつてバズド星に不時着してきた1隻の地球の宇宙船に乗っていた地球人と交流する中で、スフィアと戦っていたことを知り、バズド星もスフィアと戦うが、スフィアがバズド星を標的に加えたことで、妻であったレリアを失い、地球人との出会いを悔やむようになり、科学を過信した自らの罪とスフィアをバズド星に連れてきた地球人の罪を清算するために現代にやってきた[24][3]。
  • 名前の由来は『ウルトラマンタロウ』のZAT隊長の朝日奈をもじったものとなっている[8]。
  • アサカゲは当初から存在しており、『ウルトラマン』の岩本博士のような準レギュラーのように登場する学者や博士として考えられていたが、登場人物が多くなることから一旦は出さなくなったが、時々助けてくれる博士がヴィランであったという意外性を狙ったキャラとして復活することとなった[25]。
  • アサカゲ / アガムス役の小柳は、監督の武居から「絶対にバレてはいけない」と言われたことから、当初は他の隊員とは距離のある人として演じ、最初はそっけないが、話が進んでいくうちに良い人になっていくが、そこから裏切るというプランに乗って演じたという。また、テラフェイザーがアガムスの生体エネルギーを利用すると解釈したことから、ダイエットをして痩せていったという[26]。

その他

デッカー・アスミ
第14・15話に登場。ウルトラマンデッカーとなる光を未来の宇宙で手にした地球人[22]。
アガムスの復讐を止めるために、アガムスが壊した時空転移システムを修復して未来の宇宙から過去の時代にいるカナタにウルトラDフラッシャーを転送した[22]。
そして自身もアガムスを追って過去に送ることに成功するもシステムが不完全であったため、長時間この時代に滞在することはできなかった[22]。
元の未来へと帰る前にカナタに自分がカナタの子孫であることを告げ、アガムスを止めるように懇願する[22]。
  • ウルトラシリーズではよくある、第1話で変身アイテムやカードが都合よく登場するという展開で、視聴者に「またそれなのね」と思わせておいて、それには実は理由があるということであったため、他の回を担当する監督にも「都合よくカードを登場させて下さい」とお願いしていたという[27]。

本作品のウルトラマン

ウルトラマンデッカー

概要 ウルトラマンデッカー ...
諸元
ウルトラマンデッカー
身長55 m[出典 6]
体重4万5千 t[出典 6]
飛行速度マッハ8[13]
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カナタがウルトラディメンションカードをウルトラDフラッシャーに装填することで変身する光の巨人[2][7]。第14話ではデッカー・アスミが変身した。人間大のサイズでも戦うことが可能[28]だが、人間語の発音はできない。

カラータイマーはダイナミックタイプを除き[29]左胸にオフセットされ、額と胸部には星雲パターンがあしらわれているほか、左腕から右胸にかけてのプロテクターは左右非対称となっている[4][6]。

制作・演出

ダイナモチーフのウルトラマンは『トリガー』の企画時に考えられており、トリガーと並ぶことをイメージした際の際立つ特徴として、左にカラータイマーの位置をずらして、右側にアーマーのボリューム感を持たせてアシンメトリーな全体のデザインにしている。また、超古代の力を戦うトリガーに対して、宇宙の力で戦うダイナモチーフのウルトラマンは、デザインに分かりやすく力の源泉を落とし込むために、額と胸に宇宙模様を入れている[30][31]。

キャラクターとしてのダイナを引き継ぐという観点からシルエットや戦い方はダイナらしさが残され、動きも平成3部作時のイメージに戻された。一方でウルトラマンの象徴的なカラータイマーの位置や星雲の模様を取り入れることで、デッカーらしさや斬新さを打ち出している[出典 7]。当初は複雑な形状のパーツを組み合わせて構成された胸の宇宙模様のプロテクターとなっていたが、造形時に思ったほどの効果が得られない、という話となり、複雑なライン取りを減らしていき、現在の形になったといい、形状自体に意味はないという。カラータイマーは1960 - 1970年代のSF作品によくある渦巻銀河のようなマークをイメージしており、それをシンプルに記号化したものとなっている[30]。ただし、額の形状はタイプごとに変えているものの、胸の宇宙模様のグラフィックは変えずに3タイプとも共通となっているが、色のみを変えている[33]。

変身シーンは3タイプとも手順は同じだが、カット割りやアングル、カット数やポージング、エフェクトを異なるものにすることでどのタイプに変身するか分かるような差別化が図られた[注釈 1]。前口上も子供がすぐに覚えられるように一言で変身するそのフォームを象徴する印象的なフレーズでシンプルな短いものとなった[15][34]。海外で玩具が発売される都合もあり、『トリガー』では日本語に少し近づけた英語風の発音で喋るようにしていたが、発音が良すぎて子どもたちには聞こえないと思っていたことから、名前を日本の子どもたちにも覚えてもらいたいと思い、タイプの名前を変身口上にも入れることとなった[34]。

形態

フラッシュタイプ
ウルトラディメンションカード(フラッシュタイプ)をウルトラDフラッシャーに装填して変身するデッカーの基本形態[2]。戦力バランスに優れている[17][18]。変身時の掛け声は「輝け!フラッシュ!デッカー!」[出典 8]。
  • 劇場版のパンフレットで監督の武居は、カードにディナスだけではなく、GUTS-SELECT全員の想いも込められたからフラッシュタイプになった、という解釈であるといい、当初はカナタがデッカーにディナスの姿を経てなるという見せ方も考えたが、それを含めて、カードで表現したといい、ディナスとともに宇宙へ旅立った後、ミラクルタイプやストロングタイプが誕生したという[35]。
  • 基本形態でプロテクターが左腕に付いているのは、トリガーがマルチタイプのような役割であったことから、ダイナオマージュのウルトラマンはパワー担当であると思ったため、ストロングタイプのような意匠を入れ込んでいる。ライン取りはダイナのボディラインのトレースではなく、記憶や印象のイメージでデザインしたといい、上半身はアシンメトリーのライン取りとなっている[31]。背面のプロテクターは当初は複雑でごちゃごちゃしていたが、監督からのシンプルに、というオーダーで削られた。前にトサカが迫り出しているリーゼントのような荒削りな感じのダイナのマスクの要素を踏襲している[30]。
  • 宇宙模様を反射を抑えたウエットスーツの生地に印刷しており、キラキラ光って見えるように少しラメを散らしている[30]。
ストロングタイプ
ウルトラディメンションカード(ストロングタイプ)をウルトラDフラッシャーに装填して変身するパワーに特化した超怪力形態[2]。水中戦や接近戦を得意とする[17][18]。変身時の掛け声は「弾けろ!ストロング!デッカー!」[出典 8]。
  • コンセプトは格闘家で、オープンフィンガーグローブを両手の拳、レガースを右脚に付けている古代ローマのグラディエーターのイメージとなっている。フラッシュタイプとは胸当ての形状を、よりプロテクターのような雰囲気に変えている。キックボクシング選手が繰り出す蹴り技をイメージしてプロテクターを右足にも付けている。ボディのライン取りやカラータイマーの部分を除く胸当てはあえてシンメトリーにしている。マスクは顔自体を変えず、変化を付けるために周囲のパーツを変えている。ラグビー選手が頭に被るヘッドキャップのようにそのイヤーガードのイメージで、耳の上を段をなくして耳状の段差をなくすことでマスク全体が太くなり、少しパワフルな感じに見せている。額の形状は少しゴツゴツした刺々しい感じにしており、頬の辺りにもその意匠を付けている[33][31]。
ミラクルタイプ
ウルトラディメンションカード(ミラクルタイプ)をウルトラDフラッシャーに装填して変身する超能力に特化した超能力形態[2]。スピード戦や遠距離攻撃を得意とする[17][18]。変身時の掛け声は「飛び出せ!ミラクル!デッカー!」[出典 8][注釈 2]。
  • 身軽なシルエットからのイメージで、右肩から左下に向かって模様が斜めに刻まれたライン取りなどは稲妻のような意匠で全体的にまとめており、胸当てや左腕と左肩のプロテクターは稲妻のイメージで尖った形状にしている。額の形状は稲妻をモチーフにしており、胸当ての背面にもこの翼のように見える意匠を入れている[33][31]。
ダイナミックタイプ
ウルトラディメンションカード(ダイナミックタイプ)をウルトラDフラッシャーに装填して変身する形態。カナタがこの時代の地球を守る決意を固めたことで手に入れたカナタ独自の戦闘形態[18]。フラッシュ、ストロング、ミラクルの3タイプの力を併せ持っている。変身時の口上は「迸れ!ダイナミック!デッカー!」[出典 9]。
  • 左にカラータイマーがずれていると不安定な感じや未成熟な感じとなり、一段階成長したところでシンメトリーな姿になるというイメージであったという。カラータイマーの形状や胸周りのラインも変えている。真ん中に渦巻銀河の形状のカラータイマーを持ってくるのはバランスが悪いことから、3つ尖った形状となっているが、3つの力が1つになったわけではないという。今までにはない配色としてメタリック系の赤と青を使用している。赤と青のラインが凸型になっており、全身凸型になる予定であったが、耐久性の問題から上半身の両腕と胸のみで、下半身とボディは通常の塗り分けによる処理となった。当初は頭部の金色の意匠はなかったが、監督の意向で付けることとなった。宇宙模様が王冠の周辺に付いているとうるさいことから、額の宇宙模様はなくして黒くしており、その代わりに宇宙模様を入れた飾りを手首に追加している[27][31]。

アイテム・武器

  • 変身アイテムがリーフラッシャーに似ていたため、少し似た語感のディーフラッシャーにし、3次元を意味する「3D(three dimensions)」からウルトラマンに立体化するというような意味合いの「ウルトラディメンション」など、アイテムは「D」で始まる音で統一している[33]。
ウルトラDフラッシャー[出典 10]
カナタが持つ変身アイテム。持ち手のボタンを押した状態で、ウルトラディメンションカードを装填すると「ウルトラディメンション!」の音声と共に読み取りを開始し、トリガーを引いてクリスタルを展開した状態にして額にかざして再度持ち手のボタンを押すことでデッカーへの変身やタイプチェンジが可能となる。またモンスディメンションカードをリードすることで「モンスディメンション!」の掛け声とともにディメンションカード怪獣を戦況に応じて召喚することでワンポイントリリーフ的役割として攻撃させることが可能だが、長時間の実体化は不可能で、一撃を敵に与えると消滅する[37]。
第15話で本来はデッカー・アスミが未来で使用していたもので、修復中の時空移動システムによって過去の時代にいるカナタに託されたことが判明した[22]。
  • 本作品が『ダイナ』をモチーフとしていることから、リーフラッシャーのようなビジュアルを基にしている。デッカーのデザインで印象的な角の意匠を拾い、主人公が額にこのアイテムをあてるアクションをすることから、顔のないデザインも提案されたが、最終的にはリーフラッシャーに寄せたデザインとなった[38]。イメージカットでは「玩具には可能な限り見えないようなデザインに」というコンセプトから、本体に意図的に傷を入れたものもあったが、玩具や劇中のプロップの形状含め、傷の入り具合を擦り合わせる必要があり、その時間が取れなくなったことから、断念された[34]。
ウルトラディメンションカードホルダー[33]
カナタが腰に着けているウルトラディメンションカードを収納するためのホルダー。リュウモンたちには「絆創膏入れ」と偽っている。
  • デッカーの胸の意匠とカラータイマーをベースにデザインしている[33]。
ウルトラデュアルソード[出典 11][注釈 3]
ケンゴが火星にて以前とは異なる容姿の未来のユザレから託された黄金の剣。スフィアメガロゾーア戦後、地球を離れたケンゴよりカナタが預かる形で託された。
鍔が閉じた状態のトリガーモードと開いた状態のデッカーモードにそれぞれ変形し、ウルトラデュアルキーをグリップエンドに装填すると「デュアルスタンバイ!レディ?」の音声が鳴って起動し、中央のスキャナーにウルトラディメンションカードをスキャンしてトリガーを押すと「デュアル!○○」の音声とともに必殺技が発動する。さらにウルトラディメンションカードかモンスディメンションカードを複数枚リードすると、組み合わせに応じた「ウルトラコンボ」が発動する[40]。
  • 初期案ではトリガーの専用武器であり、カラーリングはトリガーから託されるという展開であったため、GUTSスパークレンスやサークルアームズに合わせて白と紫のカラーリングも考えられていたが、過去のニュージェネではやっていなかった赤と金色の派手なカラーリングとなった。閉じた際にはトリガーの模様、開いた際にはデッカーの胸にある宇宙のような模様が出てくるものとなっており、刃先のデザインは2つの力が交差しているようなイメージとなっている[38][11]。
  • 『トリガー』と同じ世界が舞台であることから、前年の連動アイテムであるガッツハイパーキーとウルトラディメンションカードの両方が使える機能が導入された[38][11][注釈 4]。
デッカーシールドカリバー[出典 12]
ダイナミックタイプが手を頭部のデッカークリスタルホーンに翳すことで出現する、攻防一体の専用装備アイテム。出現時のシールドモードとブレード部分を展開させた双刃刀形態のカリバーモードの2形態に変形する。

技

フラッシュタイプ
セルジェンド光線[出典 13]
両腕を十字に交差して青色破壊光線を放つフラッシュタイプの必殺技。
デッカー光弾[42]
両手首を合わせ、虹色の光球を手の平から発射する。
デッカースラッシュ[7][3]
スライサーショット[出典 14]
高速で手裏剣状の光弾を放つ。
デッカーバスター[42]
細長い光線を手から伸ばし、周囲の敵を薙ぎ払う。
デッカーフラッシュパンチ[42]
強力な素早いパンチを放ち、粉々に敵の体を破壊する。
デッカーフラッシュキック[13][42]
怪獣目がけて突進し、両足キックをジャンプした後に放つ。
デッカーサイクラー[18][42]
エネルギーを両腕に集中させ、敵めがけて巨大なカッター光線を投げる。
ストロングタイプ
ドルネイドブレイカー[出典 15]
右拳に超強力なエネルギーを一点集中させてパンチとともに繰り出すストロングタイプの必殺技。高熱エネルギーを右腕から発射して、遠方の敵めがけて放つシューティングバージョンもある。
パワートルネイダー[7][42]
エネルギーを腕に集中させ、一気に振り下ろして地割れを起こす。
デッカーストロングパンチ[42]
敵の胸に桁外れの怪力で放つ、必殺パンチ。
デッカーストロングアッパー[42]
鼻先の角や怪獣の顎に打ち込んで砕く。
デッカーストロングナックル[42]
気力を込めた必殺カウンターパンチを決める打撃技。
デッカーストロングハンマーパンチ[42]
高く右拳を掲げ、敵めがけて振り下ろす技。
デッカーストロングリフター[7]
デッカーストロングホイッパー[7]
デッカーストロングキック[出典 16]
パンチ技とのコンビネーションで繰り出される超強力なキック技。
ニーキック[42]
怪獣の角を腕の怪力でおさえ、首や頭部に膝蹴りを撃ち込む。
デッカーストロングヒールドロップ[3][42]
高く片足を上げ、かかとを怪獣の頭部に勢いよく振り下ろす力技。
デッカーストロングスイング[42]
怪獣の尻尾を両腕で掴み、勢いよく振り回した後に遠方へと放り投げる技。
ミラクルタイプ
レアリュートウェーブ[出典 17]
空間を右手の中に圧縮させて人工ブラックホールを作り出して超衝撃波を放つミラクルタイプの必殺技。
デッカーマジック[出典 18]
2体の分身体を生み出して、敵を合計3体でそれぞれの動きをして撹乱させながら技を繰り出して攻撃する。
デッカーサイキック[出典 18]
敵の動きを念動波で封じて空中に浮かばせる。
デッカーテレポーテーション[7][42]
遠くにある場所で一瞬に瞬間移動して、危機から脱する技。
デッカーリターナー[出典 19]
怪獣の体内にある余剰エネルギーを放出させる、特殊光線。
デッカーサンダーチャージ[42]
電撃や雷などを吸収し、電気光線に変換して発射する。
ダイナミックタイプ
ダイミュード光線[出典 20]
両腕をカラータイマーの前で十字に組んで撃ち出す、最強光線技。
デッカーフラッシュダイナミック[36][42]
ウルトラデュアルソードから光を伸ばして、縦に敵の体を切り裂く。
ストロングダイナミック[36]
ミラクルダイナミック[36]
シールドカウンタースラッシュ[18][42]
デッカーシールドカリバー シールドモードで敵が発射した光線を吸収し、光線に変化させて飛ばす技。
ウルトラデュアルソード使用技
ゼペリオンブレーク
ウルトラマントリガー マルチタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。エネルギーを纏ったウルトラデュアルソードで斬りつける。
デラシウムインパルス
ウルトラマントリガー パワータイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。ウルトラデュアルソードからエネルギー波を放つ。
ランバルトカウンター
ウルトラマントリガー スカイタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。回転しながらウルトラデュアルソードで斬りつける。
フラッシュマルチスクラム
ウルトラマンデッカー フラッシュタイプとウルトラマントリガー マルチタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。ウルトラデュアルソードからエネルギー波を放つ。
トリプルモンススクラム
ミクラス、アギラ、ウインダムのモンスディメンションカードをリードすることで発動する。同時にディメンションカード怪獣3体を出現させ、対象を包んで瞬間移動させる。
トリプルデッカースクラム
ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ、ウルトラマンデッカー ストロングタイプ、ウルトラマンデッカー ミラクルタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。各タイプにタイプチェンジしながら、ウルトラデュアルソードを構えたまま突進する。
ミラクルスカイスクラム
ウルトラマンデッカー ミラクルタイプ、ウルトラマントリガー スカイタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。複数のウルトラデュアルソードの分身を生み出し、バリアを生成する。
セルジェントブレーク[3]
ウルトラマンデッカー フラッシュタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。回転しながらウルトラデュアルソードで斬りつける。
グリッターゼペリオンブレーク
グリッタートリガーエタニティのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。金色のエネルギーを纏ったウルトラデュアルソードで斬りつける。
レジェンドフラッシュマルチスクラム[3]
ウルトラマンダイナ フラッシュタイプ、ウルトラマンティガ マルチタイプのウルトラディメンションカードをリードすることで発動する。ウルトラデュアルソードから渦巻く光線を発射する。

他作品からの登場

ウルトラマントリガー
ウルトラマンダイナ

地球平和同盟TPU / GUTS-SELECT

本作品では最後の怪獣災害から7年の間にすでに旧メンバーは部隊を離れ、予算と人員が宇宙開発へ割かれた結果、怪獣対策と研究の規模は縮小されていた。しかしスフィアとスフィアザウルスの出現時に壊滅的な被害を受け、1年後に対スフィア部隊としてメンバーを一新して再編成される[出典 21]。

装備

GUTS-SELECTメンバーズスーツ[出典 22]
GUTS-SELECTの隊員が着用する上下セパレート式の隊員服で、耐熱耐寒のプロテクト機能を持つ。標準装備のブーツのほかに追加装備としてグローブやGUTS-SELECTヘルメットなどを着用する。一般隊員のものと隊長のものがある。
GUTS-SELECT隊員フライトジャケット[11]
GUTS-SELECTパイロットヘルメット[44][11]
GUTSファルコン搭乗時にGUTS-SELECT隊員が着用するヘルメット。衝撃からパイロットを保護する基本機能に加え、通信機能やデータリンク機能などを備える。パイロット用のものだが、地上活動でも重宝される万能型である。
セレクトハイパーガン[7][11]
GUTS-SELECTの隊員が携帯する専用銃火器。ハイパーカートリッジを銃身中央部に装填することで強力な光線を発射するほか、カートリッジの交換によって火炎や冷凍、電撃、麻酔などの用途に対応可能[45]。
セレクトハイパーガンカービン[7][11]
セレクトハイパーガンに拡張用のアタッチメントパーツを装着した重装備仕様。ハイパーカートリッジをブレイクアクションによって装填してさまざまな用途に対応するハイパーガンの機能に加えて、威力や射程が増大し、ハイパーグレネードランチャーも銃身下部に備わっている。また、長距離精密射撃に適したスーパーロングバレルを装着することでスナイパーカスタムモデルで運用することが可能[45]。

ライドメカ・ロボット兵器

概要 ナースデッセイ号 ...
諸元
ナースデッセイ号
全長
  • 40 m(ハンガーモード)[46]
  • 120 m(バトルモード)[46]
重量15万 t
装備
  • ナースキャノン
  • レーザーレイン
  • ネオマキシマナースキャノン
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ナースデッセイ号[出典 23]
GUTS-SELECTの移動作戦司令室兼対怪獣用戦闘艇。怪獣対策の規模縮小に伴い無人化されていたが、スフィアザウルスの電波障害によって撃墜され、動力源をネオマキシマエンジンに修理改装し、内装や装備を一新した後に再び有人運用される[47][46]。
劇場版ではプロフェッサー・ギベルスとの戦いから半年後、D97星雲・第9惑星へ宇宙探査航海チーム第2陣の護衛艦として旅立つ[13]。
ナースデッセイ2号[13][14]
劇場版に登場。ナースデッセイ号と同型の移動作戦司令室兼対怪獣用戦闘艇。プロフェッサー・ギベルスとの戦いから半年後、新たにリュウモンが隊長となったGUTS-SELECTにナースデッセイ号の代わりに配備された[14]。
概要 GUTSファルコン ...
諸元
GUTSファルコン
全長
  • 25 m(フライトモード)[48]
  • 18 m(ハイパーモード)[48]
装備
  • ファルコンアンカー
  • ガンポッドアーム
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GUTSファルコン[出典 24]
元々はGUTS-SELECTによる人が搭乗する設計ではない無人の多目的可変ドローダーであったが、スフィアの電波障害による遠隔操縦などによる攻撃の無効化を踏まえ、無人操縦システムだけでなく、有人操縦用のコクピットが搭載された有人飛行用に改修された[出典 25]。
  • 前作『トリガー』では、ロボットのみを戦わせて戦っている人が安全圏にいるのは現代のテクノロジーでは自然であるが、子供には感情移入し辛いと思い、戦っている臨場感を大事にするために、有人飛行という設定に変更し、コクピットも急ごしらえという設定で作っていることから、シンプルなセットとなっている[11]。
概要 GUTSホーク ...
諸元
GUTSホーク
全長
装備
  • タロンアームズ
  • ホークタロンビーム
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GUTSホーク[出典 27]
ハネジローが頭脳となって操縦する最新鋭無人戦闘機。元々は宇宙開発用の無人宇宙艇であったが、新たにGUTS-SELECTに導入された。通常飛行形態のフライトモードから機体下部のホークソーンとタロンアームズを後方に展開することで高速飛行形態の飛竜モードに変形する。
キャノピー左右に装備する機関砲とフライトモード時の両翼下部にある2基のタロンアームズに内蔵された高出力の大出力熱光学兵器・ホークタロンビームを装備する。
ウルトラマンデッカーの胴体を包むように合体し、共に戦ったこともある。
  • GUTSファルコンはナースデッセイ号の底に付くが、GUTSホークは付けられず、別の場所から発進する必要が生じ、パイロットがいちいち別の場所まで行かなければならず、5人しかいないGUTS-SELECTでは、人員を割く余裕がなく、戦闘に突入すると、隊長がナースデッセイ号に1人ポツンといるような事態が想定されることから、AIが操縦する無人機となった。当初は『ナイトライダー』のナイト2000のような、喋る車のようなイメージで、機体とAiは一心同体で、GUTSホーク本体が喋っているというふうに考えていたという[19]。
  • GUTSファルコンの合体は『トリガー』の企画時からあったものであったが、2クールしか放送がなく、GUTSファルコンと新型メカが登場・合体するという展開は少し忙しなく、GUTS-SELECTが2年目も出るのであれば、そのタイミングで合体メカを出すこととなった。戦車タイプや鳥をイメージした変わった見た目の飛行メカとして考えられていたこともあったが、最終的にGUTSファルコンのパワーアップメカのような立ち位置でまとめられた[38][19]。2本のマニピュレーターを付けてGUTSファルコンと同様に怪獣のような形態に変形することとなった。GUTSファルコンと合体した際に明確に異なる機体が合体したことが分かるように赤い色にし、合体した際の一体感を演出するために、黄色を差し色に添えている[19]。
概要 GUTSグリフォン ...
諸元
GUTSグリフォン
全長50 m[出典 28]
装備
  • グリフォンタロンビーム
  • ハイパーソーンレーザー
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GUTSグリフォン[出典 29]
GUTSファルコンとGUTSホークをグリフォンフォーメーションによって連結させた攻撃形態。ブースターパックのようにGUTSホークを活用することで機動性と火力、速力の大幅な向上を図っている。2機のエンジンを直結させることで、高出力の光線・グリフォンタロンビームやハイパーソーンレーザーが発射可能[50]。だが、極めて合体することは難しく、実戦投入には綿密な改良とデータの収集、高い練度を必要とする。
概要 テラフェイザー ...
諸元
テラフェイザー
別名電脳魔人[16][18]
身長69 m[出典 30]
体重6万9千 t[出典 30]
出身地TPU[21]
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電脳魔人 テラフェイザー
第11・12・14・15・18・21 - 25話に登場。TPUが開発したGUTS-SELECTの対怪獣用ロボット兵器。開発コードナンバーはDG001[注釈 5]。動力源は背部ユニットに貯蔵されたTR粒子を変換したエネルギーで、戦闘や飛行の際にはTR粒子を補助として散布する。右腕には伸縮機構を内蔵し、近距離戦で威力を発揮するクローアーム、左腕には遠距離攻撃用のTRビーム砲を装備する。胸部に両肩のショルダーアーマーをスライド・結合させることで砲身となり、一撃必殺の粒子砲・TRメガバスターを発射する[出典 31]。TRメガバスターは開発当初、出力を誤るとエネルギー逆流によって最悪の場合機体が爆発する可能性を併せ持っていたが、アサカゲによって補助動力装置「マキシマドライブ」と、TR粒子をエネルギーに変換するシステム「粒子コンバーター」を併用することによって、安定した高出力発射が可能となった[53]。
10年前、アサカゲの指揮によって地球でトリガーが活躍していた時代に怪獣や闇の巨人への対抗策として開発計画が進められていたが、未完成のまま事態の収束による怪獣出現の低下を機に軍備縮小に伴って計画ごと凍結されていた。だが、スフィア襲来を機にアサカゲの尽力で計画が再始動し、幾多の仕様変更などを経て完成した[出典 32]。
AIユニットによる自律制御を想定して開発されたが、起動実験中にライバッサーの襲撃に遭い、AIユニットを電撃によって焼き切られるが、専用AIの経験不足を補うためにハネジローを頭部ユニットに搭載して再起動するも[3]、TRメガバスターを発射しようとしたところでハネジローがオーバーヒートを起こして、機能を停止する。その後、スフィアネオメガスとの戦闘でデッカーの援護を受けて初めてハネジローがTRメガバスターを使用する。
その後、アガムスとしての本性を表したアサカゲが機体を奪取してフェイズライザーによって機体の中に自らの身体を転送・ボディにコード類を直接生体結合させ、キャノピーマスクに浮かぶ発光パターンがスタンダードシグナルからアークシグナルに変化する[出典 33]。
劇場版では修復され、マニュアルでカナタも操縦している[13]。
  • ラスボスのスフィアの前に主人公の前に立ちはだかる強敵として、GUTS-SELECTが擁していた人工知能(AIキャラ)が中盤でGUTS-SELECTの巨大ロボットを操縦し、スフィア側に最後に行くという、というようなイメージで、スフィアの行動をAIが正しいと判断したり、スフィアに乗っ取られるなどさまざまな案があったという[55]。
  • スーツは新規造形。玩具では腕の伸縮ギミックを仕込む際に必要な長い棒が右腕の肘の後ろに出ており、デザイン段階ではなかったが、その部分を拾って造形で追加された。肩のアーマーが閉じて大砲になるギミックは操演で演出されている。フェイスチェンジギミックは2種類の顔の模様が付いたパーツをヘッドの裏側からセットし、裏側に仕込んだ発光ユニットで光らせている[20]。

登場怪獣・宇宙人

スフィア

宇宙から突如として飛来した謎の球体群。同時多発的に火星や地球各地に出現し、地球外との交信を遮断した。知性や目的の有無などは不明で、いかなる呼びかけにも返答はない[7]。

また、スフィアソルジャーが既存の怪獣に寄生するとスフィア細胞が怪獣の遺伝情報を書き換え、スフィア合成獣へと変異させる。結晶状の突起が体内から生えているほか、寄生すると、凶暴な性質となり、何倍にも宿主の怪獣の能力を強化させるほか、電波障害を発生させる衝撃波を攻撃時に発し、遠隔操縦などによる攻撃を無効化する特徴を持つ。また、中枢神経にまでスフィアの寄生が及んでいると思われ、個体によっては既知なる生態とは異なるものも存在する[出典 34]。

  • 作品共通の敵として、『ダイナ』オマージュということが伝わりやすい「スフィア」という名前となり、ビジュアルを大きく変えることには監督の武居も懐疑的であったため、当時と同様の姿をした敵として出すこととなった。また、前作『トリガー』の闇の3巨人が同じルーツで過去の因縁を取り巻くという明確な敵であったため、その差別化として観念的な存在でよく分からない敵ということとなった[57]。
概要 キングスフィア KING SPHERE ...
諸元
キングスフィア
KING SPHERE[58]
別名巨大宇宙球体[17][18]
全長不明[17][18][注釈 6]
重量不明[17][18][注釈 6]
出身地宇宙[21]
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巨大宇宙球体 キングスフィア
第1・25話に登場。日本のソラフネシティ、アメリカのニューヨーク、フランスのパリ、エジプトのギザ、オーストラリアのシドニーの上空に出現した5体の際立って大きな超巨大スフィア。粒子状にボディを分解して拡散し、全地球規模で蜃気楼のようなスフィアバリアを形成し地球と宇宙との接触を遮断する[出典 35]。
その後も地球のエネルギーをスフィアが吸収したことに反応してバリアの規模も大きくなって地球を飲み込もうとする[3]。
  • 監督の武居のイメージスケッチを基に無限大の記号のような形であったのを、ねじれあった2体のスフィアソルジャーが1つに融合しかかっているような途中形態のイメージでデザインしている[58]。
  • 監督の武居のスケッチを基に3Dモデルが作成され、3Dプリンターで出力したモデルを型取りし、FRPに置き換えたものを基にプロップが作成された[58][20]。
概要 スフィアソルジャー ...
諸元
スフィアソルジャー
別名精強宇宙球体[17][18]
全長不明[17][18][注釈 6]
重量不明[17][18][注釈 6]
出身地宇宙[21]
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精強宇宙球体 スフィアソルジャー
第1・3・12・14・15・19・23 - 25話に登場。キングスフィアの尖兵であるさまざまなサイズのスフィア。群体で行動し、光線や捕食で人々を襲撃する[出典 36]。
  • プロップは『ダイナ』当時のプロップを補修したものを使用し、グリーンバックで撮影したものを合成しており、光り方と質感は加工処理している[59]。

本作品からの新怪獣

  • 別作品の怪獣や既存の怪獣のスーツを改造した別キャラの新規怪獣など、怪獣を再登場させることには問題があり、『トリガー』のように色変えであっても納得できる改造の理屈や必然性のようなものが出来ないかと考えていたが、『ダイナ』では様々な物質や動物にスフィアが融合して怪獣となる「スフィア合成獣」という設定があったが、既存の怪獣とスフィアをくっ付ければ、スーツを改造する意味が生まれ、怪獣の見栄えを変えられるため、本作品でもスフィア合成獣を出すこととなった[57]。
  • 本来のスフィアの意匠は亀甲模様だが、インパクトに欠けることから、触ると痛そうな鋭利なトゲのような形状と青い目がスフィア合成獣の共通項となった[31]。
概要 スフィアザウルス SPHERESAURUS ...
諸元
スフィアザウルス
SPHERESAURUS[58]
別名精強融合獣[出典 37]
身長68 m[出典 38]
体重6万8千 t[出典 38]
出身地宇宙[21]
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精強融合獣 スフィアザウルス
第1・14・15・21話に登場。スフィアソルジャーがアメーバのように崩れ落ちて複数融合することで誕生する怪獣。根を地中に張って四本の脚で地球のエネルギーを吸収するほか、不気味な雄叫びとともに角から放つ衝撃波は電波障害を誘発する。肥大化したクリスタル状の両足を大地に叩き付けることで地響きを発生させる[出典 39]。
ソラフネシティの宇宙港に出現して衝撃波に伴う電波障害によって無人機仕様のGUTSファルコンおよびナースデッセイ号を無力化するが[出典 40]、デッカーフラッシュタイプのセルジェンド光線によって爆散する。2体目は宇宙港に出現したがダイナミックタイプのデッカーシールドカリバーに、3体目はナースデッセイ号のSプラズマナースキャノンによって倒された[3]。
  • デザインは後藤正行が担当。デザイン・造形はともに新規で行われ、「とにかく巨大な怪獣」というコンセプトで単純に大きなスーツとなっている[15]。表面処理はスフィアのようなものが強調されている[60]。多くのスフィアソルジャーが集合して怪獣になったというコンセプトのため、スフィアのまだら模様(網目模様)のパターンを巨大な前足に入れており、全体のトゲトゲのような意匠や角で表現している。1つ光るポイントが欲しいと言われたことで、背中の一部を光るイメージで描いており、両腕も光らせたかったが、電飾を仕込むと重くなることから、NGとなった。顔はダランビアとネオダランビアの要素を合わせたイメージとなっており[58]、特異な体型であることからどこに顔があるのか分かりやすくするため派手な赤い角をつけている[31]。
概要 ギジェラン(巨大ルルイエ) ...
諸元
ギジェラン(巨大ルルイエ)
別名超古代植物[出典 41]
身長53 m[出典 42]
体重4万2千 t[出典 42]
出身地超古代の地球[21]
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超古代植物 ギジェラン(巨大ルルイエ)
第8話に登場。カルミラがメガロゾーアに変化する過程で偶然取り込んだルルイエの種子の化石がスフィアの影響で発芽して急成長した姿。催眠効果のある快楽物質を含んだ花粉を散布し、吸収した人間を睡眠導入作用によって昏睡状態にして理想の世界にいる夢を見せ[3][18]、起きることを拒否し、花粉で虜にさせることで自分を守らせていた。だが、夜間には花粉を飛ばさず、効果も弱まるため、夜間に攻撃されると弱く[16][36]、微量に吸い込んだカナタはすぐに目を覚ました。
ソラフネシティの市街地の一角に咲き、人々を花粉で眠らせることでたった半日で巨大な姿に成長するが、シズマユナが持ってきた超古代植物用に調整された除草剤を散布したナースデッセイ号によって花は地中深くから殲滅され[3]、ネオマキシマナースキャノンで駆除しようとするが、スフィアメガロゾーアの妨害に遭う。
超古代の世界ではギジェランの花粉を薬として使ったこともあり、ユナはケンゴの中にある超古代の記憶が笑顔とギジェランの花を無意識に結びつけたと推測しており、それによってルルイエはギジェランに似た姿となったものの、ギジェランとは無関係であるという。
  • 『ウルトラQ』のマンモスフラワーのようにルルイエが巨大化したイメージだが、ルルイエのプロップは小さかったため、そのままでは出せず、ルルイエの写真を基に描いた造形用の設計図を基に新規造形された。全体的に色味は渋めにしており、花の繊毛も再現するため、毛を一針一針生やしている[20]。
概要 ネオメガス ...
諸元
ネオメガス
別名新創獣[出典 43]
身長60 m[出典 44]
体重2万5千 t[出典 44]
出身地シゲナガマキの研究室[21]
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新創獣 ネオメガス
第10話に登場。カイザキの恩師であるシゲナガマキの手で座里名山中でクローン技術によって生み出され、コントロールシステムを脳に埋め込まれた怪獣兵器。ペンダント型の装置によって操られ、両手の鋭い爪と胸のクリスタルのような部分を発光させて口から吐く熱線が武器[出典 45]。
地中から出現しては怪獣を倒して去っていくという行動を取っていくが、制御装置が壊されたことでデッカーストロングタイプのドルネイドブレイカーによって倒された[3]。
  • スーツは『ウルトラマンZ』のグルジオライデンの改造。『ダイナ』に登場したネオザルスのスーツは残っていなかったため、当初は『R/B』のグルジオレギーナを改造する案があったが、多くのパーツが付いていてボリュームもあったため、改造用のパーツの交換機構が残っていて早く改造することが可能なグルジオライデンを改造することとなった[61]。
概要 スフィアネオメガス ...
諸元
スフィアネオメガス
別名新創合成獣[出典 46]
身長65 m[出典 47]
体重3万 t[出典 47]
出身地ソラフネシティ宇宙港[21]
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新創合成獣 スフィアネオメガス
第12・23話に登場。ネオメガスのトゲ部分の残骸から細胞片を取り込んだスフィアソルジャーが変異したスフィア合成獣[3]。無限の再生能力を有しており[36]、スフィアの波動を含んだ口から放つ熱線は威力が上がっている。両腕はスフィアソルジャーによって鉤爪状や肥大化させることも可能[16][18]。
ソラフネシティをスフィアソルジャーとともに襲撃して、肥大化させた両腕で根のようなものを張り巡らせ、何らかのエネルギーを地中に流し込んでおり、一度はデッカーを退けたが、デッカーの協力を得て完成させたテラフェイザーのTRメガバスターに敗れる[3]。
  • 最初からネオメガスの頭、腕、肩、胸のパーツを交換することを前提で改造している[61]。
概要 ライバッサー ...
諸元
ライバッサー
別名稲妻怪鳥[出典 48]
身長55 m[出典 49]
体重2万 t[出典 49]
出身地不明[21]
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稲妻怪鳥 ライバッサー
第11話に登場。雷雲を棲家とする怪獣で、両翼の羽ばたきによる烈風や腹部から放射する雷撃が武器[出典 49]。
TPU演習場でのテラフェイザーの起動実験を烈風で妨害したが、AIユニットをハネジローに変えて再起動したテラフェイザーに形勢を逆転され、デッカーフラッシュタイプのデッカートリプルスクラムによって倒された[3]。
  • スーツは『ウルトラマンR/B』のグエバッサーの改造。監督の越は大きな角を左右2本ずつ付け、黄色いカラー案をイメージしていたが、グリーンバック合成では都合が悪いことから、金色のような感じにアレンジされた[61]。
  • スーツは何度も塗り直されて頻繁に撮影で使用されていたためかなり損傷しており、撮影後に展示やライブショーなどのイベント用に移籍することとなった[61]。
概要 ヒナバッサー ...
諸元
ヒナバッサー
別名稲妻怪鳥[16][18]
身長2 m[出典 49]
体重200 kg[出典 50]
出身地不明[21]
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稲妻怪鳥 ヒナバッサー
第11話に登場。ライバッサーが多数従え、複数の群れで行動する小型種の幼体[出典 51]で、凶暴な性格で成長するとライバッサーとなるが、成体にまで至れる個体はごくわずかである[16]。
テラフェイザーに搭載するハネジローの運搬を妨害するが、イチカとリュウモンのセレクトハイパーガンと、人間大のデッカーフラッシュタイプのデッカースラッシュによってすべて倒された[3]。
概要 マザースフィアザウルス ...
諸元
マザースフィアザウルス
別名最強スフィア獣[出典 52]
身長88 m[出典 53]
体重8万8千 t[出典 53]
出身地宇宙[21]
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最強スフィア獣 マザースフィアザウルス
第23 - 25話に登場。スフィアソルジャーが変化したスフィアオベリスクによって地球付近に発生したワームホールに蠢いている怪獣。スフィアの本体であるマザースフィアが、スフィアザウルスとなった姿であると推測され、全身のクリスタルから放つ誘導光線スフィアシューティングストリームと胸のコアから放つ強力なビーム・スフィアトルネイダーが武器[出典 54]。
ワームホールの中からウルトラマントリガーに攻撃を仕掛け、地上に降下すると、スフィアメガロゾーア戦や月面基地での戦いで学習した地中に眠るエタニティコアと共鳴してエネルギーを体内に吸収して強大化した[23][62]。だが、アガムスがテラフェイザーに残したデータから弱点が胸のコアであることが判明し、ケンゴが自らの肉体を器にしてエタニティコアのエネルギーを奪取され、そのエネルギーを与えられたカナタがデッカーとして復活し、最後はGUTS-SELECTと協力したデッカーフラッシュタイプのセルジェンド光線によって倒される[63][3]。
  • 『トリガー』の中でも重要な設定であったエタニティコアを、同様の世界観であるのにそれに全く触れていなかったため、作品世界の整合性を考えた際に、登場しないのは不自然であると思い、『トリガー』『デッカー』の2部作をエタニティコアを絡めて締めくくる、という展開となった。マザースフィアザウルスは星を宇宙空間から吸収するため、地球に降り立つことはないが、宇宙戦ができる装備の無いGUTS-SELECTがデッカーと協力して地球で倒す展開にしたかったため、マザーがエタニティコアを狙って地上に降りてくるという後付けの展開となった[64]。
  • 巨大なスフィアの塊を核に怪獣の形を成しているイメージで、スフィアザウルスと同じ流れのデザインラインとなっている。スフィアザウルス以上のインパクトを出すため、結晶体を全身に付けている。知的な印象を与えるために怪獣らしい前傾姿勢ではなく直立姿勢にしている[31]。さまざまな色味を持たせないためにシルバーでまとめ、オーダーであった胸の他に、頭も光らせている。監督の武居のオーダーで尻尾を2本にしている[64]。

登場アイテム

フェイズライザー[出典 55]
アガムス(アサカゲ)がテラフェイザーの召喚・操縦に使用するアイテム。
銃形態のガンモードの状態でテラフェイザーのモンスディメンションカードを装填して「サモン!テラフェイザー!」の音声が流れた後にトリガーを引いて銃口を180度回転させることでスティック形態のスパークモードに変形させ、再度トリガーを引くことでテラフェイザーを召喚し、内部へと転送させる[54][23]。また、テラフェイザー内部にてガンモードの状態でモンスディメンションカードを装填することでカードの能力に由来する強化された特殊技を発動させる[出典 56]。
  • ウルトラゼットライザーやガッツスパークレンスの色変えのように、本作品でもヴィランの変身アイテムのような方向性が考えられていたが、ウルトラマンの顔が付いたウルトラDフラッシャーの色変えではヴィランの変身アイテムはできないことから、変身アイテムではなく、防衛隊のロボの召喚アイテムということとなった[67]。

キャスト

レギュラー・準レギュラー

本作品では主役は大々的に募集して大勢を見るのではなく、候補を最初から数人に絞って一人ずつ面談を行って決定された[47][68]。アスミカナタ役の松本は本作品がドラマ初主演となる[1]。

声の出演

ゲスト

  • アスミダイシロウ - 鈴木一功 (1・2・25)[注釈 9]
  • おばさん - 鈴木奈津子 (1)
  • 老婦人 - 吉田幸矢 (1)
  • アナウンサー - 石塚初美 (1)、松長ゆり子 (6)
  • 瓦礫の下の女性 - 中野深咲 (1)
  • 宇宙港の女の子 - 武田このは (1)
  • サトウ - 永吉幸一郎 (1・2・12・24・25)
  • ノジマ - 西内薫 (1・2・12・24・25)
  • イソザキ - 樹隆 (1・2・24・25)
  • TPU教官 - 寺井大介、羽柴敦惣 (1・2)
  • アスミシロウ - 小沼朝生 (2・19)[注釈 9]
  • アスミトキコ - 夏目実幸 (2・19)[注釈 9]
  • 逃げ遅れた男性 - 植木亨 (2)
  • 副町長 - 斎門政之 (4)
  • 工事作業員 - 坪勝利、寺岡雅基、茨陸翔 (4)
  • 浜野町長 - 堀内正美 (4)
  • ユウコ - 中村守里 (5・13)[注釈 10]
  • 釣り人 - 星一郎 (5)
  • ホッタマサミチ - 田久保宗稔(特別総集編)
  • 老婦人 - 小貫加恵 (6)
  • 虹を目撃する女性A - 一之瀬友美 (6)
  • 虹を目撃する女性B - 桃瀬陽菜 (6)
  • 作業員 - 橋本祐樹、奥江明生 (6)
  • マナカケンゴ / ウルトラマントリガーの声 - 寺坂頼我 (7・8・13・18・19・23 - 25)[39][73][注釈 11]
  • 未来のユザレ[注釈 12]、シズマユナ - 豊田ルナ (7・8・15・19)[74][注釈 13]
  • ヒジリアキト - 金子隼也 (7)[74]
  • タツミセイヤ - 高木勝也 (7・8)[注釈 14]
  • サクマテッシン(回想) - 水野直 (7・8)
  • ナナセヒマリ(回想) - 春川芽生 (7)
  • 女の子 - 中村彩玖 (7)
  • 街の女性 - 福島弘子 (8)
  • グレース - 中村浩二 (9・13)[注釈 10]
  • ミカ - 榎本遥菜 (9・13)[注釈 10]
  • 街の人1 - リー正敏 (9)
  • 街の人2 - 大村早紀 (9)
  • 化学班員 - 橋本祐樹 (10)
  • シゲナガマキ - 野村真美 (10・22)[注釈 15]
  • 技術者 - 鈴木優也 (11)
  • デッカー・アスミ[注釈 16] - 谷口賢志 (14 - 16・18・19)[注釈 17]
  • 男性 - 黒木俊穂 (14)
  • 女性1 - 鈴川琴音 (14)
  • 女性2 - 西谷菜々恵 (14)
  • レリア - 藤山由依 (15・18・22 - 25)[注釈 18]
  • 主婦 - 松本海希 (16)
  • 縁側のおばあさん - 青木道子 (16)
  • ナイゲルのお付き - 山本修夢 (17)
  • 少年時代のリュウモン - 高杉侑希 (17)
  • TPU特殊部隊員 - 松田じゅん (17)
  • TPU隊員 - 田中光輔 (17)
  • 消防団員 - 越知靖 (17)
  • 子供時代のナギ - 野田あかり (20)
  • 堀内 - 髙橋麻琴 (20)
  • 建設作業員 - 安保匠 (20)
  • 建設作業員の妻 - 青山真利子 (20)
  • 羅権衆A - 栗橋勇 (20)
  • 羅権衆B - 中野貴雄 (20)
  • 武装市民たち - 鈴木輝生、苅田裕介、金子大介、高瀬翔太、津村憲央、永田竜太朗、野口将男 (20)
  • 羅権衆たち - ブンクワン孝弘、リー正敏、相場宏 (20)
  • 浦澤ナギ - 竜のり子 (20)
  • ヒヤマユウジ - 阿部翔平 (21)
  • 技術者 - 芳川つかさ (21)
  • ファスティ - いちご (22)
  • TPU警備員 - 國重光司 (23)
  • 逃げ遅れた市民 - 椿克之 (23)
  • ヤザキテルミ - 山﨑紫生 (特別総集編3)[注釈 19]
  • 技術者A - 前田竜治 (24・25)
  • 技術者B - 永井圭太 (24・25)
  • 技術者C - 久田悠貴 (24・25)
  • 技術者D - 川野愛起 (24・25)
  • 電話をする男性 - 伊根健一朗 (25)
  • 電話をする女性 - 中谷水嶺 (25)

スーツアクター

  • ウルトラマンデッカー[70] - 岩田栄慶
  • ウルトラマントリガー (7・8・19・23 - 25)、ライバッサー (11)、メツオロチ (17)、ウルトラマンダイナ (21・22) - 石川真之介
  • スフィアザウルス (1・14・15・21)、パゴス (6) - 高橋舜
  • ミクラス (2・5・14)、ゴモラ (3)、テレスドン (6)、レッドキング (9)、キングゲスラ (10)、パンドン (16)、メトロン星人ナイゲル (17)、スフィアレッドキング (23) - 新井宏幸
  • デスドラゴ (2・3)、モンスアーガー (4)、アギラ (6・9)、スフィアメガロゾーア (7・8)、ネオメガス (10)、スフィアネオメガス (12)、ゴメス(S) (17)、ギャラクトロンMK2 (19)、スフィアゴモラ (23) - 梶川賢司
  • ベムラー (4)、ミクラス (9)、テラフェイザー (14・15・18・21 - 25)、ゾンボーグ兵 (19)、ラゴン (20) - 岡部暁
  • シャプレー星人 (4) - 福島弘之
  • エレキング (5)、グドン (6)、ウインダム (9)、ガゾート (11)、ヒュドラム (17)、アリブンタ (18)、ゾンボーグ兵 (19)、チャンドラー (22)、スフィアネオメガス (23) - 永地悠斗
  • ピット星人 (5) - 湯原愛子
  • ピット星人 (5)、メトロン星人マルゥル(特別総集編1・特別総集編2・13)、子ラゴン (20) - 丸田聡美
  • カルミラ (7・8) - 安川桃香
  • グレゴール人グレース (9)、テラフェイザー (11・12)、アギラ (14)、ヤプール (18・19)、スフィアジオモス (21)、マザースフィアザウルス (23 - 25) - 桑原義樹
  • サドラ (10) - 矢倉翔太
  • ウインダム (14) - 瀬名日出樹
  • マルゥル (特別総集編3) - 武田彩里

スタッフ

  • 監修 - 塚越隆行[7]
  • 製作統括 - 永竹正幸[7]
  • 製作 - 隠田雅浩[7]
  • 企画 - 黒澤桂、大矢陽久、春山ゆきお、田中快、濵田健二、櫻井優香
  • チーフプロデューサー - 北浦嗣巳[7]
  • プロデューサー - 岡本有将・大石淳子(テレビ東京)、嵯峨隼人[7]
  • 音楽 - 末廣健一郎、得田真裕[69]
  • 音楽プロデューサー - 関根陽一
  • 音楽制作 - ランティス
  • 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
  • アソシエイトプロデューサー - 村山和之[7]
  • 番組宣伝 - 徳田良平
  • プランニングマネージャー - 飯田将太(テレビ東京)
  • 企画協力 - 仲井智徳
  • シリーズ構成 - 根元歳三、足木淳一郎[69]
  • 脚本 - 根元歳三、中野貴雄、継田淳、ハヤシナオキ、皐月彩、鶴田幸伸[69]
  • 監督 - 武居正能、辻󠄀本貴則、坂本浩一、越知靖、内田直之、中川和博、田口清隆[69]
  • 撮影 - 村川聡
  • 照明 - 小笠原篤志
  • 美術 - 木場太郎
  • 録音 - 星一郎
  • 操演 - 根岸泉
  • スクリプター - 山内薫
  • 編集 - 矢船陽介
  • キャスティング - 島田和正
  • 助監督 - 越知靖
  • 特撮助監督 - 内田直之、宮崎龍太
  • アクションコーディネート - 寺井大介
  • 視覚効果 - 三輪智章
  • VFXコーディネーター - 豊直康
  • 特殊造形 - 亀田義郎、原規弘
  • キャラクターデザイン - 後藤正行
  • 背景 - 島倉二千六
  • 装飾・小道具 - 大藤邦康
  • 衣装 - 小木田浩次
  • ヘアー・メイク - 梶清恵
  • 画コンテ - なかの★陽
  • スーツアクターサポート - 大野まゆみ
  • 設定監修 - 渋谷浩康
  • キャラクターメンテナンス - 宮川秀男、花谷充奏
  • メインタイトルロゴデザイン - 竹内純
  • 劇中ロゴ・サブタイトルデザイン - 井野元大輔
  • ハネジローデザイン - 祖蔵宝太郎
  • 地学監修 - 芝原暁彦
  • 監督助手 - 林達也、笹原匠、奥野竜也
  • 撮影助手 - 末吉真、安藤昇児、岡本花梨
  • 特撮助手 - 小泉利巧
  • 照明助手 - 斎藤順、橋口祐介、今村志帆乃、鹿森大輝
  • 録音助手 - 澤村開、南川淳
  • 美術助手 - 梶正幸、倉田友衣子、黒川洋平、宮原陸、宮田達成
  • 操演助手 - 上田健一、秀平良忠、佐藤康平、
  • ヘアー・メイクアシスタント - 森美登里
  • 音響効果 - 古谷友二、足木淳一郎
  • アシスタントプロデューサー - 徳田聖人
  • ウルトラマンデッカー製作委員会
  • 製作 - 円谷プロダクション、テレビ東京、電通

<総集編・直前スペシャルスタッフ>

  • 演出 - 村上裕介
  • 構成 - 足木淳一郎
  • 制作プロデューサー - 石井卓爾
  • 協力プロデューサー - 石野仁子
  • プロダクションマネージャー - 手島光一
  • 音響効果 - 足木淳一郎、矢崎大貴
  • 撮影 - 角直和
  • VE - 小林謙一
  • 照明 - 河原真一
  • 美術 - 花見甲介、川野詩苑
  • ヘアメイク - 狩野典子
  • 編集・HDG - 関創
  • カラコレ - 唐澤雄真
  • MA - 好本達郎
  • 協力 - ヴィスタ、マックレイ、アルティア

音楽

主題歌

「Wake up Decker!」
SCREEN modeによる主題歌。作詞は松井洋平、作曲は太田雅友、編曲は太田雅友、EFFY。第1 -13話までは1番、第14話から第24話までは2番が使用された。直前スペシャル・第25話では挿入歌として使用された[75]。
共編曲のEFFYはテレビではクレジットされていない。

エンディングテーマ

「カナタトオク」
影山ヒロノブによる前期エンディングテーマ。作詞・作曲は影山ヒロノブ、編曲は寺田志保[75]。第1話から第13話まで使用。
「ヒカリカナタ」
影山ヒロノブによる後期エンディングテーマ。作詞・作曲は影山ヒロノブ、編曲はケンシロー。第14話から第25話まで使用。
第25話では2番が使用された。

挿入歌

「Trigger」
佐久間貴生による第8話挿入歌。作詞・作曲・編曲はR・O・N。

制作

前作『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』が『ウルトラマンティガ』の真髄を受け継ぎ、同作品の世界観を換骨奪胎して新たなエッセンスを加えた作品として製作されたのと同様に、本作品は2022年に放送開始25周年を迎える『ティガ』の続編である『ウルトラマンダイナ』をフィーチャーしてそのエッセンスを取り入れた作品として製作される。そのため『ダイナ』が『ティガ』と同じ世界観であったのと同様に、本作品も『トリガー』から数年後の世界を舞台とすることが企画当初から決定していた[出典 57]。一方で『ダイナ』のリブートや『トリガー』の続編である必要はなく、GUTS-SELECTのマシンが出てくるなど『トリガー』の流れを汲めば、別宇宙の世界観などまったく新しい物語でも構わないとのオーダーであったため[30]、メイン監督の武居正能やシリーズ構成の根元歳三、足木淳一郎はストーリーをゼロから構成している。その結果、ダイナを想起させるデザインのデッカーやスフィアの存在などビジュアル面は『ダイナ』の要素を取り入れつつも、キャラクターのデザインや各種設定を一新することで、『ダイナ』のファンだけでなく現代の子供たちへ向けた新しい作品にすることを意識している[15]。さらに『トリガー』と地続きの世界観である続編となり、防衛組織の設定や名称も引き継がれるが、本作品では新チームを出す目的と初めて作品を観た人でもついていけるようにとの配慮から、新たに異なる部隊から来たメンバーによる新世代チームが切磋琢磨しながら成長する物語が描かれ、『トリガー』とも区別が付くように注意が払われている[出典 58]。

『エピソードZ』では、超古代文明人やイーヴィルトリガーなど、ティガ要素を多く入れたが、それと同時にオマージュが一歩間違えればパロディとなるものの、ティガ要素を入れなければ『ティガ』を題材とした意味がなくなる、ということに悩んだという。そこで本作品で『ダイナ』モチーフの作品を書くにあたり、『エピソードZ』とは異なる方向性として、具体的な要素の引用ではなく、雰囲気やテーマ性、ムードの再現などの部分を強調するため、骨子はダイナのようなものに頼らないで作り、ネーミングなどの細々とした要素は『ダイナ』のようなものと後から結び付けていったという[11]。

作品全体のテーマとしては「未来」が掲げられている。武居は『トリガー』に対する印象を「過去が現代に影響をおよぼし、過去に向かって戦いを挑む」と表現し、本作品は「未来をどうするか」、「起こってしまったことに対してどのように順立て、打破するのか」という話をメインにすることで、向かう目線の違いを描くことを意識した旨を語っている。また「若者たちの躍動」もテーマの一つとして掲げられており、スペシャリストのチームに20代の人物がいることへの理由付けをしながら、若手の主人公たちの物語を描くことが志向される[32][10]。

実際の第1 - 3話は当初考えられていた第1話の内容を分解したもので、当初のプロットでは訓練生の主人公という話は回想で少し語られるのみで、ウルトラマンと敵が第1話のアバンで戦ってオープニングに突入してCM後に1年後のようなイメージで、本格的に新生GUTS-SELECTが活動を開始する第3話の内容が、第1話のメインであったという。その後、当初の第1話のアバンのウルトラマンと敵のバトル部分を膨らませて第1話の内容を作って、ちゃんと主人公が戦いに参戦するきっかけを見せ、序盤の第1 - 3話で主人公たち3人の若者の決意から入隊、初出動までをしっかりと描くものとなった[8]。

戦闘シーンでは新しい作品にするとの意識から出来る限り新怪獣を登場させることが意識されている他、『ウルトラセブン』が放送開始55周年にあたることからカプセル怪獣も登場する[出典 59]。また今作では肉弾戦も意識され、できるだけウルトラマンが怪獣をコンタクトさせることや、怪獣の存在感と強さを描くことが重視される[10]。

トリガーの客演について

監督の武居は、トリガーの客演を3度と決めており、第7・8話では地球には宇宙から基本的に入れないため、トリガーが来る理由として、当初は火星でトリガーとスフィア怪獣が戦っており、宇宙に飛び出してスフィアバリアを突破できるスフィア怪獣とともに地球にそのまま落っこちてくるという展開であったが、怪獣を倒した後にトリガー1人でどうやってバリアを突破して火星に戻るのかが上手く提示できなかったため、スフィアカードを使うことで地球と火星の行き来を可能とした[63]。

第19話では前回の客演が地球を舞台にしていたため、宇宙で戦うこととなり、火星を舞台にする予定であったが、火星のコロニーを描く必要もあったことから月で戦うこととなった。だが、デッカーがどうやって宇宙に行くのかが悩みの種となり、デッカーを包んだスフィアが宇宙に行く話も提案されたが、監督の坂本から提案されたヤプールを使うこととなった[63]。

最終話では2人のウルトラマンが揃うと、ともに光線を撃って止めを刺すというありきたりな画は第7・8話でやっていたため、武居たちはデッカーと共闘させないということを選択し、デッカーとGUTS-SELECTが協力して倒す最終決戦のサポート役として活躍することとなった[63]。

放送日程

  • 第1話放送の前週には、ダイナ、トリガーの情報を交えながらデッカーについて紹介する特番が放送された。
  • 本編終了後には、ウルトラディメンションカードに描かれたヒーローや怪獣を解説するミニコーナー「カナタのウルトラディメンションナビ」が放送される。
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『ウルトラマンデッカー』本編
話数サブタイトル[76]登場する怪獣脚本監督ウルトラディメンションナビ紹介キャラクター初放送日
第1話襲来の日
  • キングスフィア
  • スフィアソルジャー
  • スフィアザウルス
根元歳三武居正能ウルトラマンデッカー フラッシュタイプ2022年
07月09日
第2話決意のカナタミクラス07月16日
第3話出動!GUTS-SELECT
ウルトラマンデッカー ストロングタイプ07月23日
第4話破壊獣覚醒中野貴雄辻󠄀本貴則モンスアーガー07月30日
第5話湖の食いしん坊継田淳ウルトラマンデッカー ミラクルタイプ08月06日
第6話地底怪獣現わる!現わる!中野貴雄アギラ08月20日
第7話希望の光、赤き星よりハヤシナオキ坂本浩一ウルトラマントリガー マルチタイプ08月27日
第8話光と闇、ふたたび
  • スフィアメガロゾーア(第二形態)
  • カルミラ
  • ギジェラン
ウルトラマントリガー パワータイプ09月03日
第9話誰がための勇姿皐月彩ウインダム09月10日
第10話人と怪獣根元歳三越知靖ウルトラマントリガー スカイタイプ09月17日
第11話機神出撃
  • テラフェイザー
  • ガゾート
  • ヒナバッサー
  • ライバッサー
足木淳一郎-09月24日
第12話ネオメガスの逆襲
  • スフィアソルジャー
  • テラフェイザー
  • スフィアネオメガス
スフィアネオメガス10月01日
第13話ジャンブル・ロックメトロン星人マルゥル鶴田幸伸内田直之-10月08日
第14話魔神誕生
  • テラフェイザー
  • ノイズラー
  • スフィアザウルス
  • スフィアソルジャー
  • ミクラス
  • アギラ
  • ウインダム
根元歳三武居正能スフィアザウルス10月15日
第15話明日への約束
  • スフィアソルジャー
  • テラフェイザー
  • スフィアザウルス
ウルトラマンデッカー ダイナミックタイプ10月22日
第16話君は君のままで皐月彩中川和博-10月29日
第17話過去よりの調べ継田淳ヒュドラム11月05日
第18話異次元からのいざない
ハヤシナオキ坂本浩一スフィア11月19日
第19話月面の戦士たち
グリッタートリガーエタニティ11月26日
第20話らごんさま中野貴雄田口清隆-12月03日
第21話繁栄の代償
足木淳一郎ウルトラマンダイナ フラッシュタイプ12月10日
第22話衰亡のバズド
辻󠄀本貴則ウルトラマンティガ マルチタイプ12月17日
第23話絶望の空
  • スフィアソルジャー
  • テラフェイザー
  • スフィアゴモラ
  • スフィアレッドキング
  • スフィアネオメガス
  • マザースフィアザウルス
根元歳三マザースフィアザウルス12月24日
第24話夢の果て
  • スフィアソルジャー
  • テラフェイザー
  • マザースフィアザウルス
武居正能-2023年
01月14日
第25話彼方の光
  • キングスフィア
  • スフィアソルジャー
  • テラフェイザー
  • マザースフィアザウルス
-01月21日
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『ウルトラマンデッカー』特別総集編
話数サブタイトル登場する怪獣構成演出初放送日
特別総集編1マルゥルの帰還メトロン星人マルゥル足木淳一郎村上裕介2022年
08月13日
特別総集編2テラフェイザーの脅威11月12日
特別総集編3立ち上がれデッカー[注釈 20]2023年
01月7日
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放送局

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日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[77]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [78] 備考
2022年7月9日 - 2023年1月21日 土曜 9:00 - 9:30 テレビ東京 関東広域圏 製作局
テレビ北海道 北海道
テレビ愛知 愛知県
テレビ大阪 大阪府
テレビせとうち 岡山県・香川県
TVQ九州放送 福岡県
2022年7月11日 - 2023年1月30日 月曜 17:00 - 17:30 テレビ和歌山 和歌山県
2022年7月23日 - 2023年2月11日[79] 土曜 5:30 - 6:00 仙台放送 宮城県
2022年7月23日 - 9月24日
2022年10月2日 - 2023年1月29日
土曜 6:00 - 6:30
日曜 6:15 - 6:45
新潟放送 新潟県 初回のみ2話連続放送
2022年7月24日 - 2023年2月5日[80] 日曜 5:50 - 6:20 広島ホームテレビ 広島県
2022年7月31日 - 2023年2月11日 日曜 5:20 - 5:50 長野朝日放送 長野県
2022年7月31日 - 2023年2月26日 日曜 5:45 - 6:15 静岡第一テレビ 静岡県
2022年8月14日[81] - 2023年2月26日 日曜 6:30 - 7:00 石川テレビ 石川県
2022年8月21日 - 9月25日
2022年10月2日 - 2023年3月5日
日曜 6:15 - 6:45
日曜 6:00 - 6:30
琉球放送[82] 沖縄県
2022年9月11日 - 2023年3月26日 日曜 5:15 - 5:45 宮崎放送 宮崎県
2022年9月17日 - 2023年3月25日 土曜 6:00 - 6:30 テレビユー福島 福島県 最終回のみ2話連続放送
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日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間[77]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2022年7月9日 土曜 9:30 更新
  • TSUBURAYA IMAGINATION
  • ネットもテレ東
  • YouTube ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.
  • TVer
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映画

概要 ウルトラマンデッカー 最終章 旅立ちの彼方へ…, 監督 ...
ウルトラマンデッカー
最終章 旅立ちの彼方へ…
監督 武居正能
脚本 根元歳三
製作 北浦嗣巳
(チーフプロデューサー)
出演者
音楽
主題歌 「ソラノカナタへ」
影山ヒロノブ
撮影 村川聡
編集 矢船陽介
制作会社 ウルトラマンデッカー特別編製作委員会
配給
  • バンダイナムコフィルムワークス
  • 円谷プロダクション
公開 2023年2月23日
上映時間 74分[13]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 シン・ウルトラマン
次作 ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突
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『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』は2023年2月23日より劇場公開およびTSUBURAYA IMAGINATIONで配信された長編映画作品[83]。

2022年11月26日に配信された「『ウルトラマンデッカー』オンライン座談会」の中で制作が発表された[83]。

テレビシリーズ最終回から1年後を舞台とする特別編となっている[出典 60]。

あらすじ

マザースフィアザウルスとの戦いから1年が経ち、それぞれの新たな道へと進む中でカナタは自分の今後について、方向性をまだ決めることができずにいた。

ある日、クリオシティに怪音が響き渡り、次々に人々が昏倒する事案が発生する。

調査に向かったGUTS-SELECTは武装した異星人集団の襲撃を受けるが、謎の美女が異星人たちを特殊な力で一掃する。

ディナスと名乗ったその美女は、地球が全宇宙支配を目論む天才を自称するプロフェッサー・ギルベスによって狙われていることを告げる[83]。

そして、出現したキングジョーに対してGUTS-SELECTはテラフェイザーで迎撃するが、ディナスはウルトラDフラッシャーでウルトラマンディナスへと変身する[85]。

登場人物(映画)

ラヴィー星人ディナス
特殊な力を身に着けた謎の美女で、異星人の襲撃を受けたGUTS-SELECTを助け、地球の危機を伝える。胸のケースに収納されたブランクカードによって植物や動物、怪獣ともテレパシー能力で意思の疎通を図ることが可能で、変身前でもモンスディメンションカードを攻撃に用いて戦うことで、武装した異星人と生身でも互角以上に渡り合える[18]。過去にラヴィー星がゴドラ星人たちによって襲撃された際にウルトラマンダイナによって助けられ、ダイナと同様に誰かの大切なものを守りたいという願いからウルトラマンディナスの力を授けられる[出典 61]。
  • カナタへディナスから力が受け継がれる点を踏まえ、カナタにどこか似ている感じがあった方が良いと思い、当初からきつめであったり好戦的な性格にするような考えはなく、本来は戦いたくないが、戦わざるを得なくて葛藤しているようなイメージであったといい、中村が演じることが決まってからは、ディナスのキャラクターを中村の持つ雰囲気によりアジャストしていったという。また、ディナスがカードを使って戦うのは、ラヴィー星人のカードに力を封じる技術が、カナタにも受け継がれた、というつもりで描いたといい、ディナスがカードを変身にも使ったことで、カナタのデッカーにそのシステム自体が転用されていったという[35]。
HANE3(ハネサブロー)
ナースデッセイ2号にハネジローの後任として配備された新型AIユニット[14][18]。

登場ウルトラマン

概要 ウルトラマンディナス ...
諸元
ウルトラマンディナス
身長55 m[出典 62]
体重4万5千 t[出典 62]
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ウルトラマンディナス
ディナスがウルトラディメンションカード(ディナスカード)をウルトラDフラッシャーに装填して「ディナス!」と叫ぶことで変身する光の巨人[86]。変身直後からカラータイマーが赤く光る。格闘には不向きだが、ラヴィー星人の特性を受け継いでケルビムカードを用いた連続キックなどモンスディメンションカードを使った多彩な技を使う[出典 63]。
  • 女性のディナスが変身するが、たまたまダイナから力を与えられたのが女性だけであることから、変身前のディナスの性格などは反映されているが、性別を特定していないため、デッカーと同様に岩田が演じることとなった[35]。
技
ディナライズサンダー[出典 64]
エレキングのモンスディメンションカードを装填し、電撃を右腕から放つ。
ディナライズバーン[出典 64]
ゼットンのモンスディメンションカードを装填し、火球を左右の拳から放つ。
ウルトラマンダイナ

登場怪獣・宇宙人

概要 プロフェッサー・ギベルス ...
諸元
プロフェッサー・ギベルス
別名ゾゾギガ星人[出典 65]
身長2.5 m[出典 66]
体重250 kg[出典 66]
出身地ゾゾギガ星[88]
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ゾゾギガ星人 プロフェッサー・ギベルス
実験要塞艇ゾルガウスを拠点とし、強化実験を施した混成異星人部隊を従えて地球に襲来したゾゾギガ星の悪の科学者で、全宇宙の支配者を名乗る。最も美しく効率のいい侵略手段を模索するための実験として侵略装置を制作し、「実験」を兼ねた侵略行為を多くの星で及んだ後、クリオシティで怪事件を起こす[83][18]。スフィアを打ち破った、勇敢な種族として地球人を称賛し、その強靭な精神エネルギーを欲し、怪獣の精神エネルギーと融合させて肉体に戻すことで進化させ、自らの配下にしようとした[出典 67]。
  • スフィアがいることから、宇宙に地球人が出ていけなくなったのに対して、地球へ宇宙人も行けない状況にあったため、本来は地球を以前から虎視眈々と狙っていたが攻めて行けなかった。だが、スフィアを地球人が打ち破ったことで、チャンスができ、スフィアに勝った地球人の精神力も手に入れるという、テレビシリーズではできなかったことを、本作品でやることとなった[35]。
  • 「正統派ウルトラ宇宙人」を目指して『ウルトラセブン』あたりでよく見られた、彫刻的であった抽象的なニュアンスで生物らしさをあまり感じさせない方向性で考えられた。決定稿は目とマントの付き方を変えている[31]。
概要 ギガロガイザ, ゾルギガロガイザ ...
諸元
ギガロガイザ
別名銀河皇獣[出典 68]
身長61 m[出典 69]
体重4万8千 t[出典 69]
ゾルギガロガイザ
別名銀河要塞獣[13][18]
身長70 m[出典 70]
体重6万3千 t[出典 70]
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銀河皇獣 ギガロガイザ
プロフェッサー・ギベルスが変身した狂暴な姿を持つ銀河皇獣の異名を持つ怪獣[83][85]。敵を鋭利な刃のような尻尾と鉤爪のような両手で切り裂き、全身から全方位に乱射するサイバー光線と口から発射するビームが武器[出典 71]。
モジマシティ上空の空間の歪みから出現するが、最期はデッカーフラッシュタイプのセルジェンド光線によって倒された[14]。
  • 宇宙怪獣であることから、できるだけ生物的な要素は排除して、角度が付いた尻尾や中央が抜けている背びれで特徴を付けている。宇宙船と合体することを前提に、できるだけ小さい頭部にしている[31]。
銀河要塞獣 ゾルギガロガイザ
ギガロガイザがゾルガウスと合体した姿。頭部と両肩にゾルガウスが合体し、口から吐く熱線と両肩に装備した拡散ビームと収束ビームを放つゾルギガロキャノンが武器で、前面に展開したバリアで敵の攻撃のエネルギーをチャージし、ホーミングビームに変換して発射する[出典 71]。
ゾルガウスがGUTSグリフォンのハイパーソーンレーザー、ナースデッセイ号のネオマキシマナースキャノン、テラフェイザーのTRメガバスターによって崩壊したことで元に戻る[14]。
  • スーツでも実際に合体状態を再現するためにパーツを装着している。ゾルガウスのコクピット部分を頭部に被せることで、印象を変えている。当初は細かいパーツがCGで合体していく案もあった[31]。

キャスト(映画)

  • アスミカナタ - 松本大輝[89]
  • キリノイチカ - 村山優香[89]
  • リュウモンソウマ - 大地伸永[89]
  • カイザキサワ - 宮澤佐江[89]
  • ムラホシタイジ - 黄川田雅哉[89]
  • ディナス - 中村加弥乃[89][注釈 21]
  • サトウ - 永吉幸一郎[83]
  • ノジマ - 西内薫[83]
  • イソザキ - 樹隆[83]
  • 訓練生オカムラ - 江田大空
  • 訓練生サトウ - 田中翔太
  • 訓練生たち - 唐帆晴、荒澤智也、前橋佑樹、南雲聖広、大森雄大、奥田一慶、高尾優吾、斉藤光洋

声の出演(映画)

スーツアクター(映画)

  • ウルトラマンデッカー、ウルトラマンディナス[出典 72] - 岩田栄慶
  • ギガロガイザ - 石川真之介
  • プロフェッサー・ギベルス - 岡部暁
  • キングジョー - 永地悠斗
  • グレゴール人グレース - 桑原義樹
  • メトロン星人ナイゲル - 新井宏幸
  • イカルス星人 - 梶川賢司
  • バド星人 - 高橋舜
  • レキューム人 - 平嶺大輔
  • ヒュプナス - 矢崎大貴
  • ゴース星人 - 桶本拓
  • スーツアクター補助 - 矢倉翔太、内海尊、布米正幸、平田一貫、武田彩里

スタッフ(映画)

  • 監修 - 塚越隆行[93]
  • 製作統括 - 永竹正幸
  • 製作 - 隠田雅浩
  • 企画 - 黒澤桂、濵田健二、廣部琢之、藤田浩幸
  • チーフプロデューサー - 北浦嗣巳[93]
  • プロデューサー - 岡本有将[93]
  • 撮影 - 村川聡[93]
  • 照明 - 小笠原篤志[93]
  • 美術 - 木場太郎
  • 録音 - 星一郎[93]
  • 編集 - 矢船陽介
  • スクリプター - 山内薫
  • 操演 - 根岸泉
  • キャスティング - 島田和正[93]
  • 助監督 - 内田直之
  • 特撮助監督 - 宮﨑龍太
  • アクションコーディネイト - 寺井大介[93]
  • 視覚効果 - 三輪智章[93]
  • VFXコーディネーター - 豊直康
  • 特殊造形 - 亀田義郎、原規弘
  • キャラクターデザイン - 後藤正行
  • 背景 - 島倉二千六
  • 装飾 - 大藤邦康
  • 持ち道具 - IZU
  • 衣裳 - 小木田浩次
  • ヘアー・メイク - 梶清恵
  • 画コンテ - 川石テツヤ、なかの★陽、新名昭彦
  • スーツアクターサポート - 大野まゆみ
  • 設定監修 - 渋谷浩康
  • 脚本協力 - 足木淳一郎
  • 企画協力 - 仲井智徳
  • キャラクターメンテナンス - 宮川秀男、花谷充奏
  • 劇中ロゴデザイン - 井野元大輔
  • ハネジローデザイン - 祖蔵宝太郎
  • ウルトラマンディナスデザイン - 脇貴彦
  • 地学監修 - 芝原暁彦
  • 音楽 - 末廣健一郎、得田真裕[93]
  • ウルトラマンデッカー特別編製作委員会[93]
  • 配給 - バンダイナムコフィルムワークス[93]、円谷プロダクション
  • 制作 - 円谷プロダクション
  • 脚本 - 根元歳三[89]
  • 監督 - 武居正能[89]

音楽(映画)

主題歌「ソラノカナタへ」[93]
影山ヒロノブによる主題歌。作詞・作曲は影山ヒロノブ、編曲はNANA KAGEYAMA、コーラスはshuri
挿入歌「Wake up Decker!」
SCREEN modeによる挿入歌。作詞は松井洋平、作曲は太田雅友、編曲は太田雅友、EFFY。

制作(映画)

カナタが変身するデッカーは第14・15話で未来のデッカーが変身していたものというのが分かったが、デッカー自体の出自については、『デッカー』が未来へ向かっていく話であるため、そこが重要ではなかったことから、最終回である第24・25話でもやるつもりはなく、何も言ってなかったが、特別編である本作品でやることとなった[35]。

カナタの子孫である未来のデッカーからウルトラDフラッシャーを託されたが、本作品はもともとの力はダイナからディナス、そしてカナタへと与えられていた、というつもりで作っているといい、本編ラストでカナタがディナスたちとともに宇宙へ旅立ち、何百年という時を経て、その力が未来のデッカーに受け継がれたが、劇中では明言せず、視聴者がそれぞれに想像してほしいという[35]。また、テレビシリーズで失っていたデッカーの変身能力を序盤で取り戻すと、興醒めすることから、クライマックスにのみ登場し、カナタが初めてウルトラマンになることから、タイプチェンジをせず、基本形態のフラッシュタイプのみで行くこととなった[35]。

例年の企画であれば、『ウルトラマントリガー エピソードZ』のように、ウルトラマントリガー / マナカケンゴが登場して、共闘するという展開もあり得たが、『デッカー』は『トリガー』と地続きの作品で、ケンゴをここでまた出すと、テレビシリーズの最終回に似てしまい、デッカーとトリガーの共闘にはカタルシスがあるが、本作品はそこではなく、カナタなどの若者たちがスフィアの脅威を乗り越え、未来が再び開けたとき、どんな道へ進んでいこうとするのかをメインに考えつつ、カナタがこの事件を通じてウルトラマンになるというアイデアを活かして、話を肉付けしていったという[35]。

他媒体展開

Webムービー

ウルサマ情報局

YouTube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD. 』で配信された『ウルトラヒーローズEXPO2022 サマーフェスティバル』情報番組[94]。ナビゲーターはアスミカナタ(演 - 松本大輝)。ウルサマナビ、ステージ超体験ムービー、ボイスドラマのコーナーで構成。

  • ウルサマナビ
ウルサマで活躍する戦士や怪獣を紹介。
  • ステージ超体験ムービー!
歴代ライブステージのミニダイジェストムービー。
  • ウルトラヒーローズEXPO2022 サマーフェスティバル ボイスドラマ
ライブステージと連動するオムニバス形式のボイスドラマ。
声の出演
劇中歌
  • 「GEEDの証」(第4話)
さらに見る 話数, 配信日 ...
話数配信日ウルサマナビ
紹介戦士・怪獣
ステージ超体験ムービーボイスドラマ
サブタイトル
ドラマ登場キャラ
第1回2022年
7月23日
トリガーダーク
ヌアザ星人 イシリス
「ウルサマ2021 ライブステージ STAGE2」編第1話「叫びの壺」トリガーダーク
怪盗ヒマラ
第2回7月27日ウルトラマンゼット
スフィアエレキング
「EXPO2022 ニューイヤーフェスティバル」編第2話「ゼット地球へ」ウルトラマンゼット
グレンファイヤー
ウルトラマンゼロ
第3回8月03日ウルトラマンエース
スフィアゼットン
第3話「始まりの勇者」ウルトラマンゼット
ウルトラマンエース
ベリアロク
スチール星人
第4回8月10日ウルトラマンジード
マウンテンガリバー25
「EXPO2022 サマーフェスティバル」STAGE1編第4話「ぼくがぼくらしくいるために」ウルトラマンジード
ウルトラマンベリアル
第5回8月17日ウルトラマンタイガ
レイブラッド星人
第5話「帰ってきたトライスクワッドボイスドラマ」ウルトラマンタイガ
ウルトラマンタイタス
ウルトラマンフーマ
ヘルベロス
ナイトファング
テレスドン
ギマイラ
バラバ
レイブラッド星人
第6回8月24日ウルトラマンゼロ
スフィアザウルス
「ウルサマ2022 ライブステージSTAGE2」編第6話「集(つど)う光」ウルトラマンタイガ
ウルトラマンジード
ウルトラマンゼロ
パゴス
レッドキング
キングゲスラ
デマーガ
閉じる

GUTS-SELECT交流記 〜帰ってきた特務3課〜

2022年10月1日から2023年2月4日まで『TSUBURAYA IMAGINATION』で配信された、各メンバーにスポットを当てたスピンオフドラマ。全5話。『ナースデッセイ開発秘話』のホッタマサミチとメトロン星人マルゥルが再び登場する[95]。

  • 監督 - 村上裕介
  • 脚本 - 足木淳一郎
さらに見る 話数, 配信日 ...
話数配信日サブタイトル
#12022年
10月1日
カイザキ サワの場合
#211月5日アスミ カナタの場合
#312月3日キリノ イチカの場合
#42023年
1月7日
リュウモン ソウマの場合
#52月4日ムラホシ タイジの場合
閉じる

ゲーム

データカードダス『ウルトラマン フュージョンファイト!』
本作品の放送と連動したシリーズ『ウルトラマン フュージョンファイト!ウルトラディメンション』が2022年7月7日から2023年3月まで稼働[96]。カードはウルトラディメンションカード仕様となる。
『共闘ことばRPG コトダマン』
アプリゲーム。2022年9月27日より期間限定ウルトラシリーズコラボ第2弾開催[97]。

脚注

参考文献

外部リンク

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