エンド・オブ・ザ・センチュリー

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リリース
録音 ロサンゼルス ゴールド・スター・スタジオ、エクスカリバー・スタジオ、デヴォンシャー・サウンド・スタジオ、ソルティ・ドッグ・スタジオ、オリジナル・サウンド・スタジオ[2]
時間
『エンド・オブ・ザ・センチュリー』
ラモーンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 ロサンゼルス ゴールド・スター・スタジオ、エクスカリバー・スタジオ、デヴォンシャー・サウンド・スタジオ、ソルティ・ドッグ・スタジオ、オリジナル・サウンド・スタジオ[2]
ジャンル パンク・ロック
時間
レーベル サイアー・レコード
プロデュース フィル・スペクター
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 10位(スウェーデン[4]
  • 14位(イギリス[5]
  • 27位(オランダ[6]
  • 36位(ノルウェー[7]
  • 44位(アメリカ[8]
  • 48位(ニュージーランド[9]
ラモーンズ アルバム 年表
イッツ・アライヴ
(1979年)
エンド・オブ・ザ・センチュリー
(1980年)
プレザント・ドリームス
(1981年)
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エンド・オブ・ザ・センチュリー』(End of the Century)は、アメリカ合衆国パンク・ロックバンドラモーンズ1980年に発表した5作目のスタジオ・アルバム

初期4作のプロデュースに貢献したオリジナル・ドラマーのトミー・ラモーン(前作『ロード・トゥ・ルーイン』制作時にはバンドを脱退していたが、共同プロデューサーとして引き続き参加)不在で制作された初のアルバムで、フィル・スペクターがプロデュースした[10]。スペクターは1977年にラモーンズのライヴを観て以来、彼らの作品のプロデュースを希望しており、メンバーのうちジョーイ・ラモーンはスペクターの起用に賛成したが、ジョニー・ラモーンは猜疑心を抱いていたという[11]。ジョニーは1982年、「フィルと仕事をするのは大変だったよ、奴は完全主義者で、やり直しや聴き直しが多くて、それでかなりの時間がかかったから」「ロックンロールは自然発生的で、もう少しさっさと終わるべき物だよ」と語っている[1]。なお、本作の制作当時、スペクターがディー・ディー・ラモーンに銃を向けたという噂もあったが、マーキー・ラモーンは2008年、その事件は作り話で「誰かに銃を向けたなんて事実はないよ。確かに、彼(スペクター)は銃の所持許可を得ていたから、そこに銃はあったけどね」と証言している[1]

収録曲「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」は、スペクターが1963年にプロデュースしたザ・ロネッツの曲のカヴァーだが、選曲はバンド自身により、スペクターは同じくザ・ロネッツの曲である「(The Best Part of) Breakin’ Up」の録音を提案したという[12]。「ロックンロール・ハイ・スクール」は、元々は前作『ロード・トゥ・ルーイン』と同様エド・ステイシアム英語版のプロデュースにより録音された曲だが、シングルおよび映画『ロックンロール・ハイスクール』のサウンドトラックには、スペクターがリミックスしたヴァージョンが使用され、本作ではスペクターのプロデュースにより再録音された(2002年リマスター盤では、シングルバージョンに差し代わっている。)[13]

「ダニー・セイズ」は、ジョーイが当時のガールフレンドのリンダ・ダニエル英語版に捧げたラヴ・ソングだが、ダニエルは最終的にジョーイを振って、ギタリストのジョニーと結婚した[14]。「チャイニーズ・ロック」は、ディー・ディーが当初ラモーンズ用に作ったものの却下され、ジョニー・サンダース&ザ・ハート・ブレイカーズのアルバム『L.A.M.F.』(1977年)に提供した曲「チャイニーズ・ロックス」のリメイクである[15]。「ジャッキー・アンド・ジュディー」は、デビュー・アルバム『ラモーンズの激情』(1976年)収録曲「ジュディ・イズ・ア・パンク」の続編に当たる[16]

反響・評価

母国アメリカのBillboard 200では、バンド史上最高の44位に達した[1][8]全英アルバムチャートでは14位に達し、バンドにとって唯一の全英トップ20アルバムとなった[5]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「スペクターの精緻な音作りは、"Rock 'N' Roll High School"や"Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?"といった曲を活性化させている一方、よりパンク的な曲を抑制してしまう結果にもなった。とはいえ、前作よりも強力な曲が収録されているため楽しめる内容で、彼らが1980年代に発表したレコードの中では良質である」と評している[3]。Ultimate Classic Rockの2017年の企画「Ramones Albums Ranked Worst to Best」では、14作中5位となった[10]

収録曲

特記なき楽曲はラモーンズ作。

  1. リメンバー・ロックンロール・レイディオ? - "Do You Remember Rock 'N' Roll Radio?" - 3:51
  2. アイム・アフェクテッド - "I'm Affected" - 2:55
  3. ダニー・セイズ - "Danny Says" - 3:09
  4. チャイニーズ・ロック - "Chinese Rock" - 2:31
  5. ジャッキー・アンド・ジュディー - "The Return of Jackie and Judy" - 3:15
  6. レッツ・ゴー - "Let's Go" - 2:37
  7. ベイビー・アイ・ラヴ・ユー - "Baby, I Love You" (Phil Spector, Jeff Barry, Ellie Greenwich) - 3:51
  8. アイ・キャント・メイク・イット・オン・タイム - "I Can't Make It on Time" - 2:34
  9. ディス・エイント・ハヴァナ - "This Ain't Havana" - 2:19
  10. ロックンロール・ハイ・スクール - "Rock 'N' Roll High School" - 2:41
  11. オール・ザ・ウェイ - "All the Way" - 2:29
  12. ハイ・リスク・インシュランス - "High Risk Insurance" - 2:14

2002年リマスターCDボーナス・トラック

14. - 18.は、1979年4月19日にエド・ステイシアム英語版のプロデュースにより、ニューヨークのサイアー・スタジオで録音された[2]

  1. アイ・ウォント・ユー・アラウンド(サウンドトラック・ヴァージョン) - "I Want You Around (Soundtrack Version)" - 3:05
  2. ダニー・セイズ(デモ) - "Danny Says (Demo)" - 2:19
  3. アイム・アフェクテッド(デモ) - "I'm Affected (Demo)" - 2:47
  4. プリーズ・ドント・リーヴ(デモ) - "Please Don't Leave (Demo)" - 2:22
  5. オール・ザ・ウェイ(デモ) - "All the Way (Demo)" - 2:31
  6. リメンバー・ロックンロール・レイディオ?(デモ) - "Do You Remember Rock 'N' Roll Radio? (Demo)" - 3:43
  7. "End of the Century Radio Promo" - 0:59

参加ミュージシャン

脚注

外部リンク

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