慶尚道の両班の夫人だった貞夫人安東張氏(1598年 - 1680年)が記した料理書『飲食知味方』は、現存最古の朝鮮料理のレシピ本である。その文中には、魚饅頭の製法が2種、記されている。
魚饅頭法(オマンドゥポプ)
- 魚類の身は細かく刻んでおく。
- イワタケ、シイタケ、マツタケ、キジ肉、松の実などを合わせて叩き、細かく潰して醤油と油で炒める。
- 炒めたものを先に刻んだ魚肉で包み、外側に緑豆粉をまぶして饅頭のように蒸す。
— 飲食知味方
崇魚饅頭(スンオマンドゥ/ボラの饅頭)マッチㇽ方法[注釈 1]
- 崇魚(ボラ)の身を薄切りにして塩を軽く振る
- 饅頭の中の具としては、脂が乗った柔らかい身の部分をよく叩いて豆腐、生姜、胡椒と混ぜ、油と醤油で炒める。
- 具をボラの切り身でしっかり巻き、腰のくびれたような形の饅頭を作り、緑豆の粉を全体にまぶす。
- セウジョッ(アミの塩辛)の汁を水で薄めたものを沸騰させ、饅頭を入れて火を通す。
- 出来上がりは5、6個ずつ取り、刻みネギに酢醤油を添えて客に供する
— 飲食知味方