オルペウス教のアルゴナウティカ From Wikipedia, the free encyclopedia この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。 オルペウス教のアルゴナウティカ[1] オルペウスのアルゴナウティカ[2] オルフェウスのアルゴナウティカ[3] アルゴナウティカ[4][5] ギリシア語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。 Ορφέως Αργοναυτικά 『オルペウス教のアルゴナウティカ』(古希: Ὀρφέως Ἀργοναυτικά、英: Orphic Argonautica)は、古代ギリシアのオルペウス教の文書。オルペウスの視点でアルゴー船の物語を伝える叙事詩。作者不明[4]。4世紀[6]または5世紀[4]ごろ成立。 オルペウスはアルゴー船の乗組員(アルゴナウタイ)の一人である。本書は、晩年のオルペウスが弟子のムーサイオスに当時を語る、という形をとる[3]。六歩格1376行[7]。 冒頭では、オルペウス教と非オルペウス教(ヘーシオドス)の折衷的な宇宙誕生譚を語る[3]。なお、ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』にもオルペウスが宇宙誕生譚を語る箇所があるが、そちらは非オルペウス教的である[8][9]。 ルネサンス期には、フィチーノが「古代神学」の観点から、本書や『オルペウス教讃歌』の翻訳を試みた[10]。 脚注 ↑ ベルフィオール 2020, p. 258. ↑ 三浦 1996, p. 27. 1 2 3 ソレル 2003, p. 59-61. 1 2 3 ソレル 2003, p. 17. ↑ 松原 2010, p. 370. ↑ 松原 2010, p. 160. ↑ 水地 2014, p. 27. ↑ ソレル 2003, p. 58. ↑ ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』1.494-511 ↑ 伊藤 2021, p. 7. 参考文献 レナル・ソレル 著、脇本由佳 訳『オルフェウス教』白水社〈文庫クセジュ〉、2003年。ISBN 978-4560058633。 ジャン=クロード・ベルフィオール 著、金光仁三郎 監訳『ラルース ギリシア・ローマ神話大事典』大修館書店、2020年。ISBN 9784469012897。 伊藤博明「マルシリオ・フィチーノにおける音と音楽(2)」『人文科学年報』第51号、専修大学人文科学研究所、2021年。 NAID 120007034864。https://doi.org/10.34360/00011795。 松原國師『西洋古典学事典』京都大学学術出版会、2010年。ISBN 9784876989256。 三浦要 訳「オルペウス」『ソクラテス以前哲学者断片集 第I分冊』岩波書店、1996年。ISBN 9784000920919。 水地宗明 著「新プラトン主義のアウトライン」、水地宗明; 山口義久; 堀江聡 編『新プラトン主義を学ぶ人のために』世界思想社〈学ぶ人のために〉、2014年。ISBN 9784790716242。 典拠管理データベース 全般 VIAF 2 3 国立図書館 ノルウェー スペイン フランス BnF data ドイツ イスラエル アメリカ ギリシャ バチカン その他 IdRef Related Articles