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いて座デルタ星

いて座の多重星系 From Wikipedia, the free encyclopedia

いて座δ星(いてざデルタせい、δ Sgr)は、いて座の恒星で3等星。

仮符号・別名カウス・メディア[2], Kaus Media[3][4]
赤経 (RA, α) 18h 20m 59.64354s[1]
概要 いて座δ星 Delta Sagittarii, 仮符号・別名 ...
いて座δ星[1]
Delta Sagittarii
仮符号・別名 カウス・メディア[2], Kaus Media[3][4]
星座 いて座
見かけの等級 (mv) 2.668[1]
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  18h 20m 59.64354s[1]
赤緯 (Dec, δ) −29° 49′ 41.1659″[1]
赤方偏移 -0.000068[1]
視線速度 (Rv) -20.40km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 32.54 ミリ秒/年[1]
赤緯: -25.57 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 9.38 ± 0.18ミリ秒[1]
(誤差1.9%)
距離 348 ± 7 光年[注 1]
(107 ± 2 パーセク[注 1])
絶対等級 (MV) -2.5[注 2]
δ星の位置
物理的性質
半径 62 R☉[5]
質量 5 M☉[5]
スペクトル分類 K2.5IIIa_CN0.5 [1]
光度 1,180 L☉[5]
色指数 (B-V) +1.38[6]
色指数 (U-B) +1.55[6]
色指数 (R-I) +0.68[6]
他のカタログでの名称
いて座19番星[1]
CD -29 14834[1]
FK5 687[1], HD 168454[1]
HIP 89931[1], HR 6859[1]
SAO 186681[1]
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天の川といて座

概要

星間物質がどの程度あるかわかっていないため不確かではあるが、観測されているよりも光度は30%、半径は15%ほど大きいものと考えられている[5]。いて座δ星は多重星系であり、ADS 11264、CCDM 18210-2950、See 350 といった二重星番号もある。4重星であり、主星はK型の3等星、他の3つの伴星はいずれも10等以下の暗い星である[7]。

さらに見る 伴星の明るさ, 角距離 ...
  伴星の明るさ 角距離 位置角 観測年
A - B 14.5等25.8″276°1896年
A - C 15.0等40.1″165°1896年
A - D 13.0等58.1″221°1896年
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これら3つの伴星が主星と物理的な相互作用を及ぼしあっているのか、偶然同じ方向に見えるだけなのかは分かっていない。

名称

固有名のカウス・メディア[2] (Kaus Media[3][4]) は、アラビア語で「弓」という意味の al-qaus と、ラテン語で「中央」を表す media を組み合わせた言葉である[3]。いて座のδ星、ε星、λ星の3つの恒星には射手の弓を意味する Kaus が付けられている[3]。al-qaus は元々いて座ξ2星、ο星、π星、d星、ρ星によるアステリズムに付けられていた名前であった[3]。2016年7月20日に国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、Kaus Media をいて座δ星の固有名として承認した[4]。

この星はカウス・メリディオナリス (Kaus Meridionalis、「カウスの南(の星)」の意)やカウス・メディウス (Kaus Medius) などとも呼ばれていた[2][3]。

インド天文学において、この星はいて座ε星とともに、ナクシャトラの第20宿 Purva Ashadha を構成しており、その距星であった。中国では、二十八宿の第7宿(東方青龍でも第7宿)箕宿の2番目の星(箕宿二)とされた。

脚注

関連項目

外部リンク

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