カニ・クスルティ

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カニ・クスルティ
Kani Kusruti
Kani Kusruti
第77回カンヌ国際映画祭に出席するカニ・クスルティ(2024年)
生年月日 (1985-09-12) 1985年9月12日(40歳)
出生地 インドの旗 インド ケララ州ティルヴァナンタプラム
職業 女優
ジャンル マラヤーラム語映画
主な作品
私たちが光と想うすべて
女の子は女の子英語版
受賞
フィルムフェア賞
マラヤーラム語映画部門審査員選出女優賞
2022年『Biriyaani
その他の賞
備考
第29回釜山国際映画祭英語版 ニューカレンツ賞英語版審査員(2024年[1]
第78回ロカルノ国際映画祭英語版 新鋭監督コンペティション部門審査員(2025年[2]
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カニ・クスルティ(Kani Kusruti、1985年9月12日 - )は、インドマラヤーラム語映画で活動する女優。2009年に出演した『Kerala Cafe』でケララ州映画賞 主演女優賞英語版モスクワ国際映画祭 女優賞を受賞して注目を集め、2024年にはインディペンデント映画の『女の子は女の子英語版』『私たちが光と想うすべて』に出演した。

ティルヴァナンタプラムの小村チェルヴァッカルで生まれた。両親のジャヤシュリー・A・K、マイトレヤ・マイトレヤンは社会活動家として活動しており、インド人の姓が持つ社会階級の意味合いを消すことを目指して姓を捨てている。そのため、カニは10年生の時に試験用紙に姓名を記入する必要に迫られた際、マラヤーラム語で「イタズラ好き」を意味する「クスルティ」という単語を姓として記入し、これ以降「カニ・クスルティ(Kani Kusruti)」と名乗るようになった。彼女はティルヴァナンタプラムで幼少期を過ごし、アビナヤ・シアター・リサーチ・センターで演技を学んでいる[3][4]。成長後はトリッシュールに移住し、2005年から2007年にかけてトリッシュール演劇学校で舞台芸術を学んだ後、ジャン・ルコック国際演劇学校英語版フィジカル・シアター英語版を2年間学んだ[5]

キャリア

第77回カンヌ国際映画祭の会場で『私たちが光と想うすべて』の記者会見を行うカニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバチャヤ・カダム英語版(2024年)

アビナヤ・シアター・リサーチ・センター在籍時に古典喜劇『バガヴァダジュカム英語版』で舞台演劇デビューし、2000年から2006年にかけて主人公ヴァサンツェナ役をとして国立演劇祭英語版ケララ国際演劇祭英語版など各地の公演に出演した。その後、M・G・ジョーティシュが脚色したヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』でカマーラ役を演じ、2007年にはアヴィニョン演劇祭の舞台にも出演した。2009年にジャン・ルコック国際演劇学校を修了してインドに帰国し[5]アンソロジー映画Kerala Cafe』のシャンカル・ラーマクリシュナン英語版が手掛けた短編パート「Island Express」に出演して批評家から演技を絶賛された[6][7]。2010年にはモーハンラール主演作『Shikkar』でナクサライトの活動家役を演じ、続けて出演した『Cocktail』ではセックスワーカー役を演じて注目を集めた。同年12月には俳優・演劇指導者のイライアス・コーエンが主催する「ラス・インディアス」のメガ・パフォーマンス・イベントとコラボレーションした。この公演は特別仕様のバスの車内で上演され、イベント終了後はカニ・クスルティが製作協力した舞台演劇『Tsunami Express: Highway of Hopes』で再利用された[8]

2011年には巡業劇団フットバーンに参加してウィリアム・シェイクスピアの『テンペスト』を原作とした『インディアン・テンペスト』でミランダ役を演じ[9]アイルランドスペインフランスポルトガル・インドの各地を巡業した後[10]、2013年にはシェイクスピアズ・グローブの公演に出演した[11][12]。また、パヴェウ・シュタコクポーランド語版と共同製作した『Burning Flowers - 7 Dreams of a Woman』に出演したほか[13]、2015年にはテレビドラマ『Eswaran Sakshiyayi』で弁護士トレサ役を演じてブレイクした[5]。2020年に出演した『Biriyaani』の演技でフィルムフェア賞 マラヤーラム語映画部門審査員選出女優賞を受賞し、彼女はこの受賞をマラヤーラム語映画初の女優として知られるP・K・ロージー英語版に捧げている[14]。2024年にはパヤル・カパーリヤーの『私たちが光と想うすべて』で主要キャストを務め、アジア・フィルム・アワード 主演女優賞にノミネートされた[15]

トラブル

2019年2月、カニ・クスルティはマラヤーラム語映画界の映画製作者から性的要求を受けたことを理由に女優業を廃業することを発表した。発表の中で、彼女は映画製作者たちが母親に接触して性的要求を受け入れるように圧力をかけていたことも明かし、マラヤーラム語映画界における女性問題に対して警鐘を鳴らした。その後、彼女は廃業を撤回して映画界に残ったものの、収入が激減して生計を立てることが難しくなったという。また、彼女はウーマン・イン・シネマ・コレクティブ英語版の存在が業界内の女性たちにとって大きな支えになっていると語っている[16]

フィルモグラフィー

映画

作品 役名 言語 備考
2003 Anyar バスの乗客 マラヤーラム語
Manushyaputhri ラクシュミー
2007 A Flowering Tree アンマ 短編映画
2009 Kerala Cafe ゼバ エピソード「Island Express」に出演
2010 Shikkar ナクサライトの活動家
Cocktail エルサ
2011 秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男英語版 歌手
Silent Dark Eyes 女性 英語 短編映画
2012 Karmayogi ペン・ジョーティヤンマ マラヤーラム語
2013 Oru Indian Pranayakadha 警察長官
North 24 Kaatham ラッジョ
Hotel California ゲスト出演
Natholi Oru Cheriya Meenalla アパートの住人
2014 Masala Republic カニ
Pisaasu 怒りっぽい男の妻 タミル語
Burma クララ
2015 Padakkam 売春婦 マラヤーラム語 短編映画[17][18]
Sivapuranam タミル語
The Dolphins ヴァララクシュミ マラヤーラム語
2016 Kalam 家政婦 タミル語
Memories of a Machine 女性 マラヤーラム語 短編映画[19][20][21][22]
2017 Gi ジー 短編映画
Thadayam ジェニー タミル語 短編映画
Touch セルヴィ 短編映画
Spyder スダラーイの母(タミル語版)
バイラヴァドゥの母(テルグ語版)
タミル語
テルグ語
2018 Maa サティヤ タミル語 短編映画
Theekuchiyum Panithulliyum タヌージャー マラヤーラム語
The Notion パドマ・アイヤル 英語 短編映画
Counterfeit Kunkoo スミター・スニール・ニカム ヒンディー語
マラーティー語
短編映画[23]
2019 Oolu マナシ マラヤーラム語
2020 The Discreet Charm of the Savarnas 英語 短編映画
Biriyaani ハディージャー マラヤーラム語
2021 Tryst with Destiny アーリヤー ヒンディー語
英語
1956, Central Travancore ケーラの妻 マラヤーラム語
Vicks - Care Lives On プリヤンカー・ボーサル ヒンディー語
2022 Super Sharanya 通行人 マラヤーラム語 カメオ出演
Pada シージャー・P・K
Vichithram マルタ
Nishiddho チャーヴィ
Vazhakku サティ [24]
2023 Kirkkan ファルサナ・ラシード [25]
2024 私たちが光と想うすべて プラバ [26]
女の子は女の子英語版 アニラ ヒンディー語
英語
[27]
Mura アシャ マラヤーラム語 [28]
2025 Ouseppinte Osyath ダンニャー [29]
2026 Assi パリマ ヒンディー語 [30]

ドラマシリーズ

作品 役名 言語 放送/配信
2015年 Ishwaran Sakshiyayi 弁護士トレサ マラヤーラム語
2021 OK Computer モナリザ・ポール ヒンディー語 Disney+ Hotstar英語版
Maharani カーヴェリ・シュリーダラン ソニーLIV英語版
2024 よこしまなスープ英語版 キールティマ Netflix[31]
Poacher ディナ マラヤーラム語 Amazon Prime Video
Thalaimai Seyalagam ドゥルガー タミル語 ZEE5英語版
Nagendran's Honeymoons タンカム マラヤーラム語 Disney+ Hotstar[32]

受賞歴

出典

外部リンク

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