ガウス (単位)

磁束密度の単位 From Wikipedia, the free encyclopedia

ガウス(gauss, 記号: G)は、CGS電磁単位系・ガウス単位系における磁束密度単位である。その名前は、ドイツ物理学者数学者天文学者であるカール・フリードリヒ・ガウスにちなむ。

概要 ガウス gauss, 記号 ...
ガウス
gauss
記号 G, Gs, Γ
度量衡 メートル法
CGS電磁単位系ガウス単位系
磁束密度
SI 104 T
組立 Mx/cm2 = dyn1/2·cm1
定義 磁束の方向に垂直な面の1 cm2につき1 Mxの磁束密度
語源 カール・フリードリヒ・ガウス
テンプレートを表示
閉じる

1ガウスは、磁束の方向に垂直な面の1平方センチメートル (cm2) につき1マクスウェル(Mx)の磁束密度と定義されている。すなわち、ガウスはマクスウェル毎平方センチメートル (Mx/cm2) と表すことができる。

ガウスの定義において、平方センチメートルを平方メートル (m2, 1 m2 = 104 cm2) に、マクスウェルをウェーバ (Wb, 1 Wb = 108 Mx) に置き換えると、SIの磁束密度の単位であるテスラ (T) になる。すなわち 1 T = 104 G, 1 G = 104 T となる。例えば1300ガウスは0.13テスラ(または130ミリテスラ)となる。

当初「ガウス」という言葉は磁場の強さの単位として用いられていた。1932年に、ガウスは現在の定義とされ、それまでのガウスはエルステッドに変更された。この変更は、磁気誘導と磁場の強さとを区別するために導入されたものである。なお、電磁単位系とガウス単位系では透磁率無次元量なので、磁場と磁束密度は次元が同じであり、単位の区別は約束事にすぎない。

一般にはガウスは「磁石の強さ」を表す単位として広く知られていた。SIにおいてはガウスは非推奨の単位となっており、SI組立単位であるテスラの使用が推奨されている。日本においては、SIへの移行を目的として1993年に施行された新計量法において、磁束密度の単位にはテスラを使用することが定められた。それまで使われていたガウスは、約4年の移行期間を経て1997年10月1日以降、商取引等での使用が禁止されている。

さらに見る MKSA/SI, 物理量 ...
MKSA/SI物理量emuesu/gauss MKSA/SI物理量emu/gaussesu
アンペア (A)電流I101 Bi101c ボルト (V)----
ボルト (V)起電力電位V108108/c アンペア (A)起磁力磁位Fm101×4π Gb101×4πc
オーム (Ω)電気抵抗R109109/c2 ジーメンス (S)----
クーロン (C)電荷Q101101c Fr ウェーバ (Wb)磁荷Qm108/4π108/4πc
電束ψ101×4π101×4πc 磁束Φ108 Mx108/c
ファラド (F)静電容量C109109c2 ヘンリー (H)インダクタンスL109109/c2
V/m電場E106106/c A/m磁場H103×4π Oe103×4πc
---- 磁化M103103/c
C/m2電束密度D105×4π105×4πc テスラ (T)磁束密度B104 G104/c
電気分極P105105×c 磁気分極Pm104/4π104/4πc
F/m誘電率ε1011×4π1011×4πc2 H/m透磁率μ107/4π107/4πc2
表の見方
閉じる

Related Articles

Wikiwand AI