キンロバイ
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落葉性の小低木。茎は高さ50-100cmになるが、栽培時には高さ1.5mに達する。茎は多く分枝し、樹皮は褐色になり薄くはがれる。葉は互生し、3小葉または5小葉の奇数羽状複葉になる。小葉は楕円形から狭長楕円形で、先端は鈍頭から鋭頭、基部はくさび形、縁は全縁となって縁が外巻きに巻くか、または巻かない。小葉の長さは1-2cm、幅3-10mmになり、若葉時には両面と縁に褐色の絹毛が生える。葉柄は細く長さ5-20mmになり、毛が生え、基部に薄膜質で花時にも宿存する托葉がある[7][8][9][10]。
花期は6-8月。分枝した各茎先にまたは葉腋に集散花序をつけ、1-数個の花をつける。花の径は2-2.5cm。花柄があり白毛が生える。萼片は5個あり三角状卵形で、長さ5-7mm、先端は鋭頭になって、外側は白い毛でおおわれ、内側には縁と上部に短毛が生え、果時に脈が浮き出る。副萼片も5個あって倒卵形から剣形で、萼片とほぼ同じ長さかやや長く、先端は鋭頭になり、両面に白い毛が生える。花弁も5個あり、ほぼ円形で長さ幅ともに約1cm、先端は円頭、全縁で色は黄色、ときに白色のものがあり、白色のものはハクロバイ(別名、ギンロバイ var. mandshurica )に分類される[7][8][9][10]。
雄蕊は20個あり淡黄色、葯は黄色から黄褐色で心形状長楕円形となる。花床筒は皿形、花床は半球形で長毛が生える。心皮は多数あって離生し、子房に汚白色の毛が密生する。果実は痩果で多数あって、長さ約1.5mmの卵形になり、汚白色の毛が密生する[7][8][9][10]。
