クロホシイシモチ

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クロホシイシモチ(黒星石持、学名:Ostorhinchus notatus)は、テンジクダイ科に属する魚類の一種。西太平洋に分布し、岩礁域に生息する。ネンブツダイと似ているが、頭部に黒色の斑点がある。マウスブルーダーであり、雄が口内で卵を育てる。似た魚にはコスジイシモチなどがいるが、邪模様の有無によって判別することができる。

1782年にマールテン・ホッタインによって Sparus notatus として記載され、タイプ産地は日本であった[2]。以前は旧テンジクダイ属 Apogon に分類されていたが、分類学的再検討の結果、スジイシモチ属に分類された[3]。種小名は「印のある」を意味し、頭部と尾柄の斑点を指す[4]。主に釣りをする人々からはキンギョと呼ばれることもある[5]

分布と生息地

西太平洋に分布し、日本では千葉県以南の太平洋岸、八丈島琉球諸島で見られる。国外ではフィリピンパラオニューカレドニアから知られる。ネンブツダイと比べて南方に分布する[6]。また台湾にも分布する[5]岩礁[6]、水深1-20mのサンゴ礁に生息する[7]

形態

全長は8-10cm。背鰭は8棘9軟条から、臀鰭は2棘8軟条から成る[7]。吻から眼にかけて黒い線が入り、頭頂部と尾柄には黒斑が入る。近縁のネンブツダイは、頭頂部に黒斑が無い[6]

生態

通常は群れを作るが、6-9月の繁殖期にはペアを作る[6]。雌はペアの縄張りを守り、雄が口内保育を行う。雄は一部の卵を食べることもある。通常は夜行性だが、繁殖は昼間に起こる[7]。繁殖期になると雄の下顎は白くなり、これは口内の卵を隠すための婚姻色である[8]

人との関わり

出典

関連項目

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