クロリン(英: chlorin)は、大員環化合物の複素環式芳香族炭化水素である。核は、3つのピロールと1つのピロリンが4つのメチン基で繋がった構造を持つ。クロリンは大きな芳香環であるが、ポルフィリンとは異なり、環の外周全体でみると芳香族性をもたない。

概要 識別情報, 性質 ...
クロリン
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| 識別情報 |
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| ChEBI |
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| ChemSpider |
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InChI=1S/C20H16N4/c1-2-14-10-16-5-6-18(23-16)12-20-8-7-19(24-20)11-17-4-3-15(22-17)9-13(1)21-14/h1-6,9-12,22-23H,7-8H2/b13-9-,14-10-,15-9-,16-10-,17-11-,18-12-,19-11-,20-12-  Key: UGADAJMDJZPKQX-CEVVSZFKSA-N  InChI=1/C20H16N4/c1-2-14-10-16-5-6-18(23-16)12-20-8-7-19(24-20)11-17-4-3-15(22-17)9-13(1)21-14/h1-6,9-12,22-23H,7-8H2/b13-9-,14-10-,15-9-,16-10-,17-11-,18-12-,19-11-,20-12- Key: UGADAJMDJZPKQX-CEVVSZFKBJ
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n3c4cc5nc(cc\1nc(/C=C/1)cc2ccc(n2)cc3CC4)cc5
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| 性質 |
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C20H16N4 |
| モル質量 |
312.36784 |
特記無き場合、データは 標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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マグネシウムを含むクロリンは、クロロフィルと呼ばれ、葉緑体の中心となる光感受性色素である。
大員環の構造となる2つのピロールと2つのピロリンでできた関連化合物は、バクテリオクロリン及びイソバクテリオクロリンと呼ばれる[1]。
その光感受性のため、クロリンは、光線力学療法の感光剤として用いられる。
ポルフィリン、クロリン、バクテリオクロリン、イソバクテリオクロリンの構造の比較。2つのバクテリオクロリン異性体の間では、二重結合の位置が異なっている。大員環中では二重結合ごとにπ電子が2個ずつある。