グレアム・プリースト

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生誕 1948年
時代 20世紀の哲学者、21世紀の哲学者
Graham Priest
生誕 1948年
時代 20世紀の哲学者、21世紀の哲学者
地域 西洋哲学
学派 分析哲学
研究分野 論理学形而上学
主な概念 矛盾許容論理真矛盾主義マイノング主義
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グレアム・プリースト[1]Graham Priest)は、イギリスオーストラリア論理学者哲学者メルボルン大学Boyce Gibson教授、ニューヨーク市立大学特別教授、セント・アンドリュース大学ではArcheプロフェッショナルフェローを務める。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスPhD、メルボルン大学でD. Littを取得。専門は、論理学形而上学・西洋哲学史・東洋哲学史。また空手道を愛し、糸東流四段の腕前であるとともに、オーストラリアのNational Refereeの資格を持つ[2]

矛盾許容論理と真矛盾主義

プリーストの研究領域は、非古典論理、特に矛盾許容論理paraconsistent logic)、非存在対象を真正の対象として受け入れるマイノング主義とそれに基づく志向性の意味論、真でありかつ偽である文を認める真矛盾主義dialetheism)とそれに基づく意味論的パラドクスの分析など、多岐にわたる。

古典論理や直観主義論理においては、矛盾を含む前提からは任意の命題を導出することが許される。これは「爆発原理」と呼ばれている。このため古典論理や直観主義論理では、もし理論に矛盾が含まれているならば、そこではあらゆる命題が定理になる。理論が無矛盾なものである限りは、この原理は深刻な問題を引き起こさない。しかしながら法律やフィクションには矛盾が含まれることもありうる。ある小説中に矛盾する記述が含まれているからといって私たちはその小説の世界ではあらゆることが成り立つとは推論しない。このような場合、私たちは古典論理や直観主義論理に従ってはいないのである。さらに言えばプリーストは現実の世界が矛盾を含むことも可能だと考えている(真矛盾主義)。そのためプリーストは爆発原理を妥当にしない矛盾許容論理を提唱する。

マイノング主義と志向性の意味論

プリーストはリチャード・シルヴァンテレンス・パーソンズらと並ぶ現代のマイノング主義者の一人である。マイノング主義は存在しない対象についても何らかの真なる主張が出来る、と考える立場である。この立場はラッセルやクワインによる反論を受けたが[3]、近年では見直されつつある[4]。プリーストは可能世界意味論を拡張した意味論によって非存在対象を扱う論理を考案し、それを「・・・について考える」、「・・・だと信じる」などの志向性動詞を含んだ言語に対する意味論に応用している。

主な業績

脚注

外部リンク

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