コア (樹木)

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コア
コア
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
亜科 : ネムノキ亜科 Mimosoideae
: アカシア属 Acacia
: コア A. koa
学名
Acacia koa A.Gray
和名
コア
英名
Koa

コア (Acacia koa) はハワイ諸島固有[1]マメ科ネムノキ亜科[2]アカシア属樹木である。

大木に育ちやすく、はかつて木材としてアウトリガーカヌーの製作によく使われていた[3]。現在でも、木工芸[3]ウクレレエレクトリック・ギターといった楽器[4]にしばしば使われている。

「コア」はもともとハワイ語で、「勇気・戦士」の意味である[3][5]

生育条件によっては、しばしば派手なが現われることがある。

形態・生態

生長が非常に早く、最初の5年で樹高は約10メートル (m) にもなり、成熟すると低木から捻れた枝を広げた巨木になる[6]。コアは生態系を支える樹木で、鳥や昆虫に食料や住処を与え、古木の樹皮には地衣類が付着し、根粒には窒素固定細菌が棲んでいるため、痩せた土地でも生育することができる[6]は非常に変わっており、若木の葉は銀色がかった緑色の小さな複葉であるが、成木の葉は長さ20センチメートル (cm) ほどの三日月形で、これは葉柄が平たくなった偽葉である[6]。この2形の葉を持つ柔軟性は、この植物が日陰から日向へと生長するのに役立っているとみられている[6]

花期には黄色い小さなを咲かせる[6]。花後は長さ20 cmほどの莢(豆果)ができ、中に入る種子は茶色い[6]。種子は鳥に食べられるなどして運ばれる[6]

コアに非常によく似た植物に、ハワイ諸島から1万6000キロメートル (km) 離れたインド洋上のレユニオン島に自生するアカキア・ヘテロフィルラAcacia heterophylla)があり、この植物の遺伝子分析の結果、おそらく約140万年前にハワイ諸島からレユニオン島まで鳥によって運ばれたものであることが判明している[6]。1回の種子撒布の距離として、現在知られている中では世界最長である[6]

歴史と再生

脚注

参考文献

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