サイレントハンター (競走馬)

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Silent Hunter[1]
香港表記 沉默獵人
性別 [1]
サイレントハンター
欧字表記 Silent Hunter[1]
香港表記 沉默獵人
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 1993年3月22日[1]
死没 2014年9月14日(21歳没)
登録日 1995年6月29日
抹消日 2001年11月2日
サンデーサイレンス[1]
ヒロポリシー[1]
母の父 バンブーアトラス[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 勝川牧場[1]
馬主 臼田浩義[1]
調教師 大久保洋吉美浦[1]
競走成績
生涯成績 53戦11勝[1]
獲得賞金 4億7417万円[1]
勝ち鞍
GII産経大阪杯1999年
GIII新潟大賞典1998年・2001年
GIII中山金杯1999年
テンプレートを表示

サイレントハンターSilent Hunter1993年3月22日 - 2014年9月14日[1]とは日本競走馬種牡馬。主な勝ち鞍は1998年新潟大賞典1999年産経大阪杯中山金杯2001年の新潟大賞典。

1996年1月13日に東京競馬場の新馬戦に鞍上吉田豊でデビューしアロハドリームの5着。2戦目の未勝利戦で初勝利を挙げるが、このときはまだ逃げ馬ではなかった。2勝目はその年の11月に挙げ、この年を10戦2勝で終えた。

1997年4月、阪神競馬場の摂津特別で逃げ切り勝ちし3勝目。12月の香取特別で4勝目。以降逃げ馬として活躍することになる(この年11戦2勝)。

1998年は飛躍の年になった。年明け2戦目のジャニュアリーステークスを勝ち、3走後の総武ステークスを勝つと初オープンのエイプリルステークス、新潟大賞典と3連勝し、初重賞制覇をする。鳴尾記念は9着に敗れるも札幌記念ではエアグルーヴの2着、オールカマーではダイワテキサスの3着に健闘した。そして迎えた天皇賞(秋)サイレンススズカが大逃げを打ち、サイレントハンターは無理に競りかけずに単騎逃げ状態で2番手を走った。しかし、サイレンススズカが4コーナーで失速し競走中止、後ろを走っていたサイレントハンターは吉田豊の判断でサイレンススズカを避け大きくコースをロスしてしまう不利を受けたが、結果的に衝突を回避し4着に逃げ粘った。次走のジャパンカップでは他馬よりゲートが開くのが遅いというハプニングがあったにもかかわらず、それでも逃げて14着に大敗。その年を12戦4勝で終えた。

1999年、年明け初戦の中山金杯を勝ち重賞2勝目。次走のアメリカジョッキークラブカップでは同馬主のスペシャルウィークの2着になり1・2フィニッシュとなった。4月の産経大阪杯では1997年の菊花賞マチカネフクキタルらを相手に勝利し、重賞3勝目を挙げた。しかし、次走の金鯱賞で1番人気で4着に敗れて以来勝利から遠ざかることになる(この年11戦2勝)。

2000年は2戦して0勝。2001年、5月の新潟大賞典(この年は福島競馬場で行われた)で2年振りの勝利、重賞4勝目を挙げた。次走の天皇賞(秋)では出遅れてしまい、本来の力を出すことができず敗退、このレースを最後に引退した。

比較的早めに活躍するサンデーサイレンス産駒にしては、初勝利も4歳(当時)の1月と遅めであったが、6年間も現役を続け息の長い活躍をした。また、通算11勝はディープインパクトの12勝に次ぐサンデーサイレンス産駒第2位の勝利数である。11勝のうち9勝を2000メートルのレースで挙げており「2000メートルのスペシャリスト」とも呼ばれていた。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[2]およびJBISサーチ[3]に基づく。

年月日競馬場競走名頭数枠番馬番オッズ
(人気)
着順騎手斤量
(kg)
距離(馬場)タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1996.1.13 東京 4歳新馬 14 3 4 4.5 (2人) 5着 吉田豊 54 芝2000m(良) 2:06.9 (35.5) 1.6 アロハドリーム
4.27 東京 4歳未勝利 14 6 10 3.3 (1人) 1着 柴田善臣 55 芝2000m(良) 2:04.5 (35.4) -0.2 (ケーエムハンター)
5.26 東京 ガーベラ賞 500 13 6 8 5.8 (3人) 7着 柴田善臣 55 芝2000m(良) 2:02.5 (36.0) 1.0 アロハドリーム
6.30 札幌 4歳上500万下 8 7 7 5.1 (3人) 8着 田中勝春 54 芝2600m(稍) 2:47.5 (38.0) 1.9 ダイイチルイルイ
7.20 札幌 富良野特別 500 12 5 6 20.4 (7人) 6着 田中勝春 54 芝2600m(良) 2:44.3 (38.2) 2.4 サンデーフラッシュ
8.10 函館 湯川特別 500 16 4 7 34.6 (12人) 7着 藤田伸二 55 芝2000m(良) 2:02.3 (37.7) 1.3 アリダースルー
9.14 函館 横津岳特別 500 10 7 7 10.6 (5人) 10着 藤田伸二 54 芝2600m(良) 2:46.1 (40.1) 2.2 エリモノオオカミ
10.13 東京 4歳上500万下 10 4 4 14.8 (6人) 2着 吉田豊 54 芝2000m(良) 2:01.2 (35.9) 0.1 ウイルダネス
11.10 東京 4歳上500万下 12 7 10 7.7 (3人) 4着 吉田豊 54 芝1800m(稍) 1:49.5 (36.5) 0.7 モンテサン
11.30 中京 4歳上500万下 16 5 9 8.1 (4人) 1着 小野次郎 55 芝2000m(良) 2:02.9 (37.7) 0.0 (ダンヒルシチー)
1997.1.7 中山 東雲賞 900 14 1 1 22.9 (7人) 7着 吉田豊 56 芝2200m(稍) 2:18.5 (39.0) 1.2 サクラシンオー
1.19 中山 若潮賞 900 16 3 5 30.1 (12人) 3着 吉田豊 53 芝1800m(良) 1:50.6 (36.9) 0.0 インターブラボー
2.16 東京 テレビ埼玉杯 900 16 5 9 9.7 (5人) 2着 吉田豊 56 芝1600m(重) 1:36.2 (37.1) 0.4 アグネスカミカゼ
3.2 阪神 淡路特別 900 10 8 9 9.8 (4人) 9着 吉田豊 56 芝2500m(良) 2:38.0 (36.0) 1.0 バンフ
3.15 中山 房総特別 900 11 6 7 13.5 (6人) 9着 吉田豊 54 芝2500m(稍) 2:38.8 (38.0) 1.5 エーピーランド
4.6 阪神 摂津特別 900 15 4 6 24.3 (10人) 1着 吉田豊 56 芝2200m(不) 2:17.5 (38.0) -0.1 (サンデーカイザー)
5.4 東京 薫風S 1500 13 7 11 10.6 (3人) 2着 吉田豊 56 芝1800m(良) 1:48.0 (35.6) 0.8 シングライクトーク
5.25 東京 箱根S 1500 9 8 9 4.5 (3人) 4着 吉田豊 56 芝2000m(重) 2:02.7 (36.1) 0.5 ゴーイングスズカ
11.2 東京 立冬特別 900 8 1 1 9.6 (6人) 5着 M.ロバーツ 57 芝1800m(良) 1:48.6 (36.1) 0.8 キラージョー
11.23 東京 INT.ジョッキー1 900 11 5 5 3.5 (1人) 3着 C.アスムッセン 57 芝2000m(良) 2:02.6 (36.8) 0.4 ダイワゴウシュウ
12.13 中山 香取特別 900 9 7 7 1.8 (1人) 1着 吉田豊 57 芝2200m(良) 2:16.1 (38.0) -0.2 (インターパンチ)
1998.1.6 中山 迎春S 1600 16 8 16 21.6 (7人) 6着 吉田豊 57 芝2500m(良) 2:38.0 (38.2) 0.8 ミラクルロッキー
1.24 中山 ジャニュアリーS 1600 16 8 16 7.3 (4人) 1着 吉田豊 55 芝2000m(稍) 2:01.8 (37.8) -0.6 (ペイストリーシェフ)
2.14 東京 白富士S 1600 13 4 5 6.0 (3人) 9着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:01.2 (39.4) 1.9 マイネルナポレオン
2.28 中山 内外タイムス杯 1600 11 3 3 2.6 (1人) 3着 吉田豊 57 芝1800m(稍) 1:48.6 (36.4) 0.5 ジェラスガイ
3.29 中山 総武S 1600 9 3 3 1.9 (1人) 1着 吉田豊 57 芝2000m(良) 2:01.0 (39.0) -0.1 (マルゴウィナー)
4.18 中山 エイプリルS OP 9 1 1 3.4 (2人) 1着 吉田豊 57 芝2000m(重) 2:00.9 (37.5) -0.2 オレンジピール
5.17 新潟 新潟大賞典 GIII 14 5 7 3.5 (1人) 1着 吉田豊 56 芝2000m(良) 1:58.4 (35.3) -0.1 (オフサイドトラップ)
6.21 阪神 鳴尾記念 GII 14 3 3 8.3 (3人) 9着 吉田豊 57 芝2000m(不) 2:05.4 (38.6) 1.8 サンライズフラッグ
8.23 札幌 札幌記念 GII 12 1 1 9.3 (2人) 2着 吉田豊 56 芝2000m(良) 2:00.0 (36.4) 0.5 エアグルーヴ
9.20 中山 オールカマー GII 13 8 13 2.9 (2人) 3着 吉田豊 57 芝2200m(良) 2:13.9 (38.9) 0.3 ダイワテキサス
11.1 東京 天皇賞 (秋) GI 12 6 7 56.1 (8人) 4着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:00.0 (37.2) 0.7 オフサイドトラップ
11.29 東京 ジャパンC GI 15 7 13 50.8 (13人) 14着 吉田豊 57 芝2400m(良) 2:28.0 (37.7) 2.1 エルコンドルパサー
1999.1.5 中山 中山金杯 GIII 12 7 10 3.4 (1人) 1着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:00.8 (36.5) -0.1 (ニッポーアトラス)
1.24 中山 AJCC GII 11 8 10 3.4 (3人) 2着 柴田善臣 58 芝2200m(良) 2:17.3 (35.9) 0.5 スペシャルウィーク
2.14 京都 京都記念 GII 10 4 4 5.1 (3人) 3着 吉田豊 58 芝2200m(良) 2:15.7 (35.6) 0.5 エモシオン
3.14 中山 中山記念 GII 12 7 10 4.2 (2人) 4着 吉田豊 58 芝1800m(良) 1:48.1 (38.7) 0.6 キングヘイロー
4.4 阪神 産経大阪杯 GII 11 3 3 2.9 (1人) 1着 吉田豊 57 芝2000m(良) 1:59.9 (35.7) -0.1 マチカネフクキタル
5.29 中京 金鯱賞 GII 15 7 13 3.0 (1人) 4着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:00.2 (36.5) 0.5 ミッドナイトベット
7.4 函館 函館記念 GIII 16 2 4 4.1 (2人) 8着 吉田豊 59 芝2000m(良) 2:03.2 (38.1) 1.2 ジョービッグバン
8.22 札幌 札幌記念 GII 10 8 10 28.7 (7人) 8着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:01.7 (37.5) 1.6 セイウンスカイ
9.19 中山 オールカマー GII 9 8 8 10.1 (4人) 4着 吉田豊 58 芝2200m(良) 2:13.2 (37.9) 1.2 ホッカイルソー
10.31 東京 天皇賞 (秋) GI 17 5 10 88.5 (14人) 10着 吉田豊 58 芝2000m(良) 1:59.0 (37.0) 1.0 スペシャルウィーク
11.27 京都 京阪杯 GIII 17 6 11 10.6 (5人) 13着 吉田豊 58 芝1800m(良) 1:48.3 (38.1) 1.9 ロサード
2000.5.27 中京 金鯱賞 GII 11 6 7 18.0 (5人) 4着 吉田豊 58 芝2000m(稍) 1:59.3 (37.3) 0.8 メイショウドトウ
6.25 阪神 宝塚記念 GI 11 2 2 66.2 (8人) 10着 吉田豊 58 芝2200m(良) 2:16.3 (38.5) 2.5 テイエムオペラオー
2001.2.17 京都 京都記念 GII 14 2 2 97.5 (12人) 11着 吉田豊 59 芝2200m(良) 2:13.8 (36.9) 1.5 マックロウ
3.4 中京 中京記念 GIII 16 2 3 9.3 (5人) 6着 吉田豊 57.5 芝2000m(稍) 2:00.1 (36.7) 0.4 ロードクロノス
4.1 阪神 産経大阪杯 GII 14 7 12 114.4 (10人) 12着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:00.0 (37.2) 1.6 トーホウドリーム
5.13 福島 新潟大賞典 GIII 16 2 4 7.0 (2人) 1着 吉田豊 57 芝2000m(良) 1:59.5 (37.6) 0.0 オースミブライト
5.26 中京 金鯱賞 GII 13 7 11 8.4 (6人) 9着 吉田豊 58 芝2000m(良) 2:00.8 (38.5) 0.9 ミッキーダンス
10.7 東京 毎日王冠 GII 12 3 3 60.5 (12人) 12着 村田一誠 58 芝1800m(良) 1:46.6 (36.5) 1.3 エイシンプレストン
10.28 東京 天皇賞 (秋) GI 13 4 5 70.0 (12人) 13着 吉田豊 58 芝2000m(重) 2:04.8 (38.2) 2.8 アグネスデジタル

種牡馬時代

引退後は2002年から鹿児島県日本軽種馬協会九州種馬場で種牡馬入りした[4]。九州の地でサンデーサイレンスの直仔の種牡馬としての期待がかけられ5年で185頭の種付けを行った[4]。2007年から2008年まで同協会静内種馬場にて種牡馬生活を送ったがサンデーサイレンス系の多い北海道では繁殖牝馬を集めることに苦労し、2009年からは再び九州種馬場に戻ったが種付け数は増えず、2007年以降の年間種付け数は最大で3頭だった[4][5]

初年度産駒のナセは佐賀で活躍し地方重賞3勝を挙げた[6][7]2007年7月28日小倉競馬場で行われた九州産馬限定の2歳未勝利戦をハンターキリシマが制し、この勝利が産駒のJRA初勝利となった[6]2008年8月17日小倉競馬場で行われた九州産馬限定の2歳未勝利戦では、1着サイレントビート・2着カシノレオン・3着キリシマノホシがそれぞれ入線し、1着から3着まで全頭サイレントハンター産駒という珍事が起きた[8]

2014年9月14日、左上腕骨骨折により死亡[9]

主な産駒

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI