シリア暫定政府

From Wikipedia, the free encyclopedia

シリア暫定政府
成立年月日2024年12月8日
終了年月日2025年3月29日
組織
大統領アフマド・フサイン・アッ=シャラア[1]
首相ムハンマド・アル=バシール
閣僚数24
与党  HTS
議会における地位臨時政府
詳細
前内閣シリアの旗 ムハンマド・ガーズィー・アル=ジャラーリーアラビア語版内閣
シリア救国政府英語版ムハンマド・アル=バシール内閣
次内閣シリア移行政府英語版(首相職廃止)

シリア暫定政府アラビア語: الحكومة الانتقالية السورية, al-Ḥukūma al-Intiqālīya al-Sūrīya, アル=フクーマ・アル=インティカーリーヤ・アッ=スーリーヤ[注釈 1]ないしはحكومة تصريف الأعمال السورية, Ḥukūmat Taṣrīf al-Aʿmāl al-Sūrīya, フクーマト・タスリーフ・アル=アアマール・アッ=スーリーヤ[2]、英語:Syrian transitional government)は、シリアにおける2024年12月8日のアサド政権崩壊後に政権移譲を受けた、シャーム解放機構(HTS)主体の暫定政府。2025年3月までの任期を定めており[3]、2025年3月29日、シリア移行政府英語版を組織して解消された。

2011年に始まったシリア内戦で、2024年シリア反政府勢力の攻勢により首都ダマスカスが制圧され、バッシャール・アル=アサド政権が崩壊した[4]。アサド政権下でシリアの首相を務めたムハンマド・ガーズィー・アル=ジャラーリーアラビア語版は早期の政権移譲を行う意向を示した[5]

翌12月9日、反体制派だったシャーム解放機構(HTS)指導者のアフマド・フサイン・アッ=シャラア[1]、ムハンマド・ガーズィー・アル=ジャラーリー、シリア救国政府首相ムハンマド・アル=バシールらによる会談で政権移譲の合意がなされ、ムハンマド・アル=バシールが暫定政府の新たな首相となることが発表された[6][7]。HTSなどはアサド政権打倒を「革命」と呼称している。

2025年1月29日の会合で報道官が、シャラアが暫定大統領に就任したことと、アサド政権時代の与党バアス党が解体されたことを発表した[1]

2025年3月13日、イスラム法を基礎とし、正式な政府樹立まで5年間の移行期間を取るとした暫定憲法草案にシャラア暫定大統領が署名した[8]。3月29日には新たな閣僚を任命し、シリア移行政府英語版の成立が宣言された。

活動

内政

2024年12月12日、報道官がAFP通信に対して、アサド政権時の憲法と議会を当面停止するとともに、「法の支配」確立、宗教的・文化的多様性の尊重をめざす方針を明らかにした[9]

軍事

アサド政権時代の国軍と治安部隊は既に解体され、旧反体制派の武装組織の解体と新政府傘下への統合をめざしている[1]

シリア国内には、クルド人主体のシリア民主軍(SDF)、親トルコ系武装組織、イスラム国(IS)などが活動しているほか、IS攻撃のためSDFを支援するアメリカ軍がアサド政権時代から駐留している[10]

外交と諸外国・国際機関の対応

シリア暫定政府ムハンマド・アル=バシール内閣閣僚一覧

脚注

Related Articles

Wikiwand AI