ジャージー語
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| ジャージー語 | |
|---|---|
| Jèrriais | |
| 話される国 |
|
| 地域 | チャンネル諸島 |
| 話者数 |
1900人 (2011年)[1] 2800人(第二言語) |
| 言語系統 | |
| 表記体系 | ラテン文字 |
| 少数言語として 承認 |
|
| 言語コード | |
| ISO 639-3 |
nrf |
| Linguist List |
fra-jer |
| 消滅危険度評価 | |
| Severely endangered (Moseley 2010) | |
ジャージー語 (Jèrriais) は、インド・ヨーロッパ語族西ロマンス語オイル語のノルマン・フランス語に属す言語である。ジャージー・ノルマン語 (normand de Jersey)、ジャージー・ノルマン・フランス語 (Jersey Norman French) ともいう。英仏海峡のチャンネル諸島のジャージーで話されている。長年の英語使用により、年々話者数を大きく減らしていて、母語話者はかなり少ない(2002年の国勢調査では、島民の15%でその多くは高齢化しているとされる[2])。しかし、存続の努力がなされている。
類似の言語としてガーンジー語が英仏海峡のチャンネル諸島のガーンジーで話されている。またガーンジーのサーク島ではジャージー語の系譜をひくサーク語が話されている。サーク語はもともとはジャージー語話者のジャージーからの入植者によりサーク島にもたらされたものである。ジャージー語はこれらの言語とさらに大陸のノルマンディー地方のノルマン・フランス語に属する言語とも相互に意思疎通が可能である。
ジャージー語はジャージーの行政文書等で用いられるジャージー・フランス語とは異なる。
言語学的に、ジャージー語に最も近いのはノルマン・フランス語であり、チャンネル諸島の他の言語であるガーンジー島のガーンジー語、サーク島のサーク語、絶滅言語であるオルダニー島のオルダニー語とも共通点を持つ。ジャージー語の最初の歴史的記録は、12世紀のジャージー島の詩人ウァースの著作が最古の例となるが、それ以前から使用されていたのは間違いないとされる。ただ、1930年代においては道路事情が悪かったため、狭い島内でも方言が発達していた[2]。
1940年6月にナチスドイツ軍がジャージー島を占領するが、住民はジャージー語を暗号のように使って情報交換やドイツ軍を揶揄するのに使用した[2]。そのような活躍があったものの1940年代と50年代には、教育を受けていない人だけが話す言語として嘲笑され、学校でジャージー語を話すのは禁じられていたことから、急速に廃れることとなった[2]。
言語絶滅の危機感から、1999年に L'Office du Jèrriais が設立され、オンライン学習ウェブサイトLearn Jèrriaisを設立するなど、若年層や成人層に普及が行われた[2]。