スイッチを押すとき
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青少年自殺抑制プロジェクトセンターで、監視員として勤務する南洋平。ここでは、4人の少年少女に自らの命を絶つ【赤いスイッチ】を持たせ、実験をしていた。極限状態で監禁され、孤独に耐えられず次々と命を絶つはずが、この4人は“7年間もスイッチを押さない”という異例の子供だったのだ。彼らが「生きたい」と願うその理由を聞き、南たちは脱出を図るが、そこには非情な運命が待ち受けていた。
登場人物
- 南洋平(みなみようへい)
- 27歳。2年前から施設の監視員として働いてる。痩せ形で薄い眉にかかる髪の毛と二重の目、小さめの鼻と口が特徴。
- 国のプロジェクトに強い反感を抱いているが監視員を務めていることに憤りを感じている。
- 高宮真沙美(たかみやまさみ)
- 17歳。施設に収容されている女の子。髪型はおかっぱで大きな瞳が特徴的。常に明るく振る舞っている。
- 5歳の時に母親に捨てられる。
- 新庄亮太(しんじょうりょうた)
- 17歳。癖のある髪型で鋭い目つき。洋平や真沙美に対してきつい態度をとる。
- 普段は機嫌が悪いが、本当は優しい心を持っている。
- 小暮君明(こぐれきみあき)
- 17歳。大人しい性格で、脚が不自由なため車椅子に座っている。
- 絵を描くのが上手で施設に収容されてからも絵を描き続けている。
- 池田了(いけだりょう)
- 17歳。背が高く、つりあがった目が特徴。
- 施設に収容される前に親友だったの矢田遥という少女に好意を抱いている。
書籍情報
- ハードカバー
- 文芸社刊、2005年8月1日発売、ISBN 978-4-286-00000-8
- 文庫本
- 角川グループパブリッシング〈角川文庫〉、2008年10月25日発売、ISBN 978-4-043-79206-1
- 河出書房新社〈河出文庫〉、2016年2月8日発売、ISBN 978-4-309-41434-8(タイトルは「スイッチを押すとき 他一篇」。短篇「魔子」併録)