スクールランチ

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スクールランチ食券予約機(2015年撮影)

スクールランチ和製英語:School lunch)とは、日本の学校給食において、給食制度のない公立学校で、仕出し弁当を民間業者に外部委託して製造・配達させ、これを学校給食とする方式。公立中学校での採用例が多い。デリバリー方式給食[1]ランチボックス方式給食[2][3]などとも呼ばれる。

デリバリー弁当型のスクールランチで、学校の生徒全員の給食を賄う場合と、選択制として必要な生徒に事前予約させる場合がある[4]。また注文時に複数のメニューから選択可能なものもある[5][6]

学校給食法施行規則では「完全給食とは、給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食をいう。」との定めがあり、デリバリー弁当型のスクールランチも同法上の「完全給食」として位置づけられる[7]。つまり「完全給食」とは献立上の定義であり「全校生徒に単一の給食が提供される」という意味ではない[8]

デリバリー弁当型のスクールランチに対し、自校の給食室で調理する学校給食を「自校給食」、給食センターで調理して各校に運搬する給食を「センター方式給食」と呼び、近隣の公立小学校の給食室で中学校の給食も調理し運搬する「親子調理給食」という方式もある[3]

神奈川県大磯町では、学校給食がなかった市立中学校にスクールランチを導入した結果、喫食率低下や異物混入などの問題が発生し、スクールランチを廃止して家庭からの弁当持参に戻した(詳細は大磯町における学校給食問題を参照)[1]。また兵庫県神戸市東京都町田市など、スクールランチ方式を廃止し、センター方式給食などへ移行予定の自治体もある[3][9]町田市の中学校給食問題も参照)。

なお「スクールランチ」という言葉に明確な定義はなく北海道留萌市のように、デリバリー弁当型ではない単なる給食調理の民間委託神戸市で言う「民間施設調理方式」[3])を「スクールランチ」と呼んでいる自治体もある[10]

さらに、私立学校では全校給食のことを「スクールランチ」と呼ぶ例もあり、その一例として学生食堂がある中央大学附属中学校では、食育の一環として年に15回「スクールランチ」の日を設け、日本各地や世界各国の郷土料理を、全校生徒が一堂に会して給食として食べることで、各地の歴史や食文化などを学ぶ場としている[11]。このように文脈により全く逆の意味に使われる場合もある。

導入例

脚注

関連項目

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