スクールランチ
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学校給食法施行規則では「完全給食とは、給食内容がパン又は米飯(これらに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食をいう。」との定めがあり、デリバリー弁当型のスクールランチも同法上の「完全給食」として位置づけられる[7]。つまり「完全給食」とは献立上の定義であり「全校生徒に単一の給食が提供される」という意味ではない[8]。
デリバリー弁当型のスクールランチに対し、自校の給食室で調理する学校給食を「自校給食」、給食センターで調理して各校に運搬する給食を「センター方式給食」と呼び、近隣の公立小学校の給食室で中学校の給食も調理し運搬する「親子調理給食」という方式もある[3]。
神奈川県大磯町では、学校給食がなかった市立中学校にスクールランチを導入した結果、喫食率低下や異物混入などの問題が発生し、スクールランチを廃止して家庭からの弁当持参に戻した(詳細は大磯町における学校給食問題を参照)[1]。また兵庫県神戸市や東京都町田市など、スクールランチ方式を廃止し、センター方式給食などへ移行予定の自治体もある[3][9](町田市の中学校給食問題も参照)。
なお「スクールランチ」という言葉に明確な定義はなく、北海道留萌市のように、デリバリー弁当型ではない単なる給食調理の民間委託(神戸市で言う「民間施設調理方式」[3])を「スクールランチ」と呼んでいる自治体もある[10]。
さらに、私立学校では全校給食のことを「スクールランチ」と呼ぶ例もあり、その一例として学生食堂がある中央大学附属中学校では、食育の一環として年に15回「スクールランチ」の日を設け、日本各地や世界各国の郷土料理を、全校生徒が一堂に会して給食として食べることで、各地の歴史や食文化などを学ぶ場としている[11]。このように文脈により全く逆の意味に使われる場合もある。
