ズォーダー
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| ズォーダー | |
|---|---|
| 宇宙戦艦ヤマトシリーズのキャラクター | |
| 初登場 | 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 |
| 声 |
小林修(『2202』以外)[1] 手塚秀彰(『2202』)[2] |
| 詳細情報 | |
| 別名 | ズォーダー5世 |
| 種族 | ガトランチス人(ガトランティス人) |
| 性別 | 男 |
| 肩書き | 大帝 |
| 国籍 |
白色彗星帝国(『2202』以外) 帝星ガトランティス(『2202』) |
ズォーダーは、アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(以下、『さらば』)、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』(以下、『ヤマト2』)、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下、『2202』)の登場人物。声優は小林修(『2202』以外)、手塚秀彰(『2202』)[3]。
白色彗星帝国ガトランチス(ガトランティス)の絶対的な立場にある大帝。最高幹部のサーベラーをはじめとする幹部たちを従え、自らを「全宇宙の絶対者、宇宙の法にして秩序」と語り、「生命ある者はその血の1滴まで自分のものである」と信じて疑わない尊大な人物。その一方、ガミラスの総統デスラーに対しては、武人としての実力と生への執念に敬意を払う一面もある。『ヤマト2』第15話では、サーベラーから「ズォーダー5世大帝」と呼ばれている。
太い眉毛と額から垂れた前髪がつながる特徴的な容貌をしているが、元々このデザインはガトランチスという、ズォーダーに影のように付き従う人物のものであった。当初のデザインは禿頭に顎鬚を蓄えた容貌で、ローマ風の衣装をまとったものであったが、最終段階でガトランチスを老けさせたデザインに変更され、ズォーダーとしてデザインされていた人物はゴーランドとして使用された。また、名前の由来はソードから来ていると言われている[4]。
なお、「ズォーダー」を正しく発音すれば「ゾーダー」に近い発音となるが、作中では「ズオーダー」と発音されている。
劇中での登場
- さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
- 2201年、白色彗星の進路上にある星々を征服し、銀河系に侵略を進める。帝国の脅威となる反物質世界の住人テレサをテレザート星に幽閉するが、ヤマトにテレサを解放されてしまう。
- 地球攻略を命じたバルゼーが地球艦隊の反撃で前衛艦隊を喪失すると彼を叱責し、自ら白色彗星で地球艦隊を全滅させ、地球に「無条件降伏か絶滅か」の二者択一を要求する。ヤマトの波動砲の一点集中砲撃によって白色彗星の高速中性子ガスを除去されるが、出現した都市帝国から「敵ながらここまではよくやった」と語り、ヤマトへの攻撃を命令する。
- ヤマトクルーの都市帝国内部突入作戦により動力炉を破壊され、白色彗星に続き都市帝国も崩壊するが、その内部から超巨大戦艦が出現する。ズォーダーは勝利を確信して大笑するが、古代進は文字通り命を賭して戦うことを決意するとテレサと共にヤマトを特攻させ、超巨大戦艦と共に一筋の閃光を残して宇宙に消える。
- 若桜木虔による小説版では「ズオーダー」と表記されている。
- 宇宙戦艦ヤマト2
- 第1話から登場。『さらば』と基本プロットは同じであるが、設定画では衣装の模様が簡略化され、若干老け顔になっている[5]。性格も変更され、傍若無人な態度だけではなく、度量の大きさや武人として優れる一面も描かれている。また、デスラーを優秀な武人と認めて同盟を結ぶなどの相違点がある。
- 白色彗星の進路上にある星々を次々と征服し、2201年にアンドロメダ星雲を征服して銀河系に侵略を進め、次の目標を地球に定める。また、ヤマトに敗れて宇宙を漂流していたデスラーを救出して蘇生させた後、対等な軍事同盟を結ぶ。地球に対して極致に達した物質文明に言及したり、サーベラーら帝国大幹部たちがテレサを軽視する中で唯一、その力に敬意と畏怖を覚えている。
- 第18話では、サーベラーたちの陰謀で逮捕・投獄されていたデスラーが逃亡した際、それがサーベラーたちの陰謀に起因することを看破し、彼女たちを厳しく叱責する。本来ならばこの独断専行は処刑に値する行為だったが、地球への侵攻を本格化した段階であったことから、釘を刺すにとどめる。第25話では、サーベラーたちの怠慢で多くの兵士が死亡したことに憤激し、都市帝国からの脱出時には彼らを思うゆえにサーベラーたちを置き去りにして粛清する。また、第26話ではテレサの超能力によって最期を迎えるシーンも描かれるが、その際には無様にうろたえて絶叫している。
PSゲーム版
PS版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』に登場。初登場はストーリー13「テレザート宙域」。
服装のデザインを含む基本的な設定は『さらば』に準じており、デスラーとは対等な立場でこそなく呼称も「お前」であるものの、「ひとかどの武人」として敬意を払いつつ深い信頼を寄せるなど、彼への態度には『ヤマト2』の要素も含まれている。サーベラーがデスラーを敵前逃亡罪に陥れようとした際には、一言の弁明もしなかった彼に親衛艦を与えてサーベラーを厳しく叱責するなど、一旦は騙された『ヤマト2』よりさらに有能な支配者として描かれている。その反面、超巨大戦艦で地球への報復攻撃を行う際には、地球を長く苦しませようと主砲の威力を低減させるなど、残忍な一面が強調されている。『さらば』ルートでは、『さらば』同様に直接的な死亡の描写は無い。