タリック・スクーバル
アメリカ合衆国のプロ野球選手
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タリック・ダニエル・スクーバル(Tarik Daniel Skubal, 1996年11月20日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州のプロ野球選手(投手)。左投右打。MLBのデトロイト・タイガース所属。
| デトロイト・タイガース #29 | |
|---|---|
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2025年5月2日 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | カリフォルニア州ヘイワード |
| 生年月日 | 1996年11月20日(29歳) |
| 身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 215 lb =約97.5 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2018年 MLBドラフト9巡目(全体255位) |
| 初出場 | 2020年8月18日 |
| 年俸 | $10,150,000(2025年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム |
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| WBC | 2026年 |
この表について
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経歴
プロ入り前
シアトル大学在学中の2016年にトミー・ジョン手術を受けている。2017年のMLBドラフト29巡目(全体862位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されたが、この時は契約しなかった[2]。
プロ入りとタイガース時代
2018年のMLBドラフト9巡目(全体255位)でデトロイト・タイガースから指名されプロ入り[3][4]。傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・タイガースでプロデビューし、シーズン途中にA-級コネチカット・タイガース、A級ウェストミシガン・ホワイトキャップスに昇格。この年は3球団合計で9試合(先発1試合)に登板して3勝0敗、防御率0.40、33奪三振を記録した[5]。
2019年はA+級レイクランド・フライングタイガースで開幕を迎え[6]、シーズン途中にAA級エリー・シーウルブズに昇格。2球団合計で24試合に先発登板して6勝8敗、防御率2.42、172奪三振を記録した。シーズン開幕前は球団内のプロスペクトランキングで20位だったが、シーズン途中には4位まで上昇した[7]。
2020年はメジャーのスプリングトレーニングに招待された。シーズン開幕後の8月18日にメジャーに昇格し、同日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビューを果たした。その後、29日のミネソタ・ツインズ戦でメジャー初勝利を記録した。この年はメジャーで8試合(先発7試合)に登板して1勝4敗、防御率5.63、37奪三振を記録した[8]。カットボールの平均球速は93.5mphを計測し、これはMLB最速だった[9]。
2021年は先発ローテーション入りを果たし、29試合に先発登板した。
2022年も先発ローテーションに入るが、屈筋腱の手術を受け、21試合の先発登板に留まった[10]。
2023年は前年の手術の影響で故障者リストに入っていたが、7月4日のオークランド・アスレチックス戦で復帰を果たした[11]。9月には4勝0敗、防御率0.90、43奪三振の好成績を記録し、ピッチャー・オブ・ザ・マンスに選出された[12]。この年は15試合に先発登板して80.1イニングを投げ、7勝3敗、防御率2.80、102奪三振を記録した[13]。
2024年は自身初となる開幕投手を務めた[14]。シーズン序盤から注目を集める活躍を見せ、7月7日に自身初となるオールスターゲームに選出された[15]。この年はシーズンを通して先発ローテーションを守り、シーズン全体では31試合に先発登板して192イニングを投げ、18勝4敗、防御率2.39、228奪三振を記録し、投手三冠を達成した[13][16]。また、この活躍によって自身初となるサイ・ヤング賞を満票で受賞し、オールMLBチームのファーストチームにも初めて選出された[16][17]。
2025年1月9日に1年総額1015万ドルの契約に合意し、年俸調停を回避した[18]。シーズンでは2年連続で開幕投手に選出された[19]。5月25日のクリーブランド・ガーディアンズ戦ではキャリア初の完封勝利をマダックスで達成した[20]。前半戦ではサイ・ヤング賞を受賞した前年を上回る活躍を見せ、2年連続で選出されたオールスターゲームでは自身初となる先発投手に選出された[21][22]。シーズンを通しても素晴らしい活躍を見せ、この年は31試合に先発登板して195.1イニングを投げ、13勝6敗、防御率2.21、241奪三振を記録し、2年連続で最優秀防御率を獲得した[13][23]。また、満票は逃したものの2年連続でサイ・ヤング賞を受賞し、オールMLBチームのファーストチームにも2年連続で選出された[24][25]。
2026年はシーズン開幕前の3月に開催された第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国に参加(後述)。
代表経歴
2025年オフの12月18日に翌年3月に開催の第6回WBCのアメリカ合衆国に参加することが発表されたが、タイガースでのシーズン調整も兼ねて、1試合のみ登板すると表明した[26]。2026年シーズン開幕前の2月5日にMLBネットワークから第6回WBCのアメリカ合衆国への選出が正式に発表された[27]。3月7日のイギリス戦に登板し、3イニングを2安打、1失点でマウンドを降りた[28]。その後本人の「アメリカ人であること、そしてマウンドに向かい競うこと。それらが、どれだけ誇らしいことか」との心境の変化もあり、再登板の可能性も模索されたが[28]、最終的に当初の予定通り1試合のみの登板となり[29]、準々決勝前に代表を離脱した[30]。
選手としての特徴
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020 | DET | 8 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | .200 | 134 | 32.0 | 28 | 9 | 11 | 0 | 2 | 37 | 0 | 0 | 21 | 20 | 5.63 | 1.22 |
| 2021 | 31 | 29 | 0 | 0 | 0 | 8 | 12 | 0 | 0 | .400 | 634 | 149.1 | 141 | 35 | 47 | 0 | 6 | 164 | 4 | 0 | 76 | 72 | 4.34 | 1.26 | |
| 2022 | 21 | 21 | 0 | 0 | 0 | 7 | 8 | 0 | 0 | .467 | 477 | 117.2 | 104 | 9 | 32 | 0 | 2 | 117 | 1 | 0 | 53 | 46 | 3.52 | 1.16 | |
| 2023 | 15 | 15 | 0 | 0 | 0 | 7 | 3 | 0 | 0 | .700 | 310 | 80.1 | 58 | 4 | 14 | 0 | 3 | 102 | 1 | 0 | 28 | 25 | 2.80 | 0.90 | |
| 2024 | 31 | 31 | 0 | 0 | 0 | 18 | 4 | 0 | 0 | .818 | 753 | 192.0 | 142 | 15 | 35 | 0 | 9 | 228 | 2 | 0 | 54 | 51 | 2.39 | 0.92 | |
| 2025 | 31 | 31 | 1 | 1 | 0 | 13 | 6 | 0 | 0 | .684 | 748 | 195.1 | 141 | 18 | 33 | 0 | 5 | 241 | 3 | 2 | 55 | 48 | 2.21 | 0.89 | |
| MLB:6年 | 137 | 134 | 1 | 1 | 0 | 54 | 39 | 0 | 0 | .593 | 3056 | 766.2 | 614 | 90 | 172 | 0 | 26 | 889 | 11 | 2 | 287 | 262 | 3.08 | 1.03 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別投手成績所属リーグ内順位
- -は10位未満(防御率は規定投球回到達未満の場合も-と表記)
WBCでの投手成績
ポストシーズン投手成績
- 2025年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2025年度シーズン終了時
タイトル
表彰
- サイ・ヤング賞:2回(2024年、2025年)
- ウォーレン・スパーン賞:1回(2025年)
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス:1回(2023年9月)
- オールMLBチーム
- ファーストチーム先発投手:2回(2024年、2025年)
記録
- 投手三冠:1回(2024年)
- MLBオールスターゲーム選出:2回(2024年、2025年)
背番号
- 29(2020年 - )