ツァスタバ M80

From Wikipedia, the free encyclopedia

口径 5.56 mm[1]
ツァスタバ M80
概要
種類 自動小銃
製造国 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
設計・製造 ツァスタバ・アームズ
性能
口径 5.56 mm[1]
銃身長 460 mm[1]
ライフリング 6条右回り[1]
使用弾薬 5.56x45mm NATO弾[1]
装弾数 30発[1]
作動方式 ガス圧作動方式[1]
全長 990 mm[1]
重量 3,500 g(弾倉なし)[1]
銃口初速 970 m/s[1]
有効射程 300 m[1]
テンプレートを表示

ツァスタバ M80英語:Zastava M80、セルビア語:Застава М80)は、旧ユーゴスラビア(現セルビア)のツァスタバ・アームズで開発された自動小銃[2]

旧ソ連製のカラシニコフ自動小銃(AK)シリーズをベースにした小銃だが、主に輸出向けとして製造され、使用弾薬は西側諸国の軍隊が使用する5.56x45mm NATO弾である[1][2]。5.56x45mm NATO弾には旧式のM193弾と新型のSS109弾があるが、両方に対応している[1]

基本的な設計はAKシリーズと同じで、旧ソ連のAK-74に相当するモデルである[1][2]。プレス加工で製造されたスチール製レシーバーを備え、ガス圧で作動する[2]。銃口部には、反動や発砲炎を抑制するマズル・コンペンセーターが取り付けられているが、AK-74に似た太いモデルと、銃身と同じ太さの細いモデルの2種が存在する[2]。オプションとしてライフルグレネードの発射用アタッチメントと照準器を取り付けることも可能だった[1]

派生型として、折畳みストックのM80Aや短銃身のM85があり、後継として同じく5.56ミリ弾を使用するフルサイズのM90がある[3]。M80はユーゴスラビア軍には採用されなかったが、ツァスタバ・アームズは5.56ミリ弾を使用するAK系小銃の開発を続け、1990年にユーゴスラビア軍の次期制式小銃候補としてM90を提出し(不採用)、最終的にM21セルビア軍の制式小銃の座を獲得している[3][4]

2025年時点で、ツァスタバ・アームズ社HPの製品一覧には掲載されていない[5]

派生型

M80A

金属製の折畳み式ストックを備えたモデル[1]

M85

短銃身を備えた小型モデルで、形状はAKS-74Uに近い[6]。固定ストックモデルと複数の折畳み式ストックモデルがある[3]

M90

M80の後継となるフルサイズモデル[3]

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI