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ティム・ケーヒル

オーストラリアのサッカー選手 From Wikipedia, the free encyclopedia

ティモシー・フィリガ・"ティム"・ケーヒル(Timothy Filiga "Tim" Cahill、1979年12月6日 - )は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー出身の元サッカー選手。元オーストラリア代表。ポジションはミッドフィールダー[1]。「カーヒル」「ケイヒル」と表記されることもある。

本名 ティモシー・フィリガ・ケーヒル
Timothy Filiga Cahill
愛称 ティミー、タイニイ・ティム
ラテン文字 Tim CAHILL
概要 ティム・ケーヒル, 名前 ...
ティム・ケーヒル
2024年
名前
本名 ティモシー・フィリガ・ケーヒル
Timothy Filiga Cahill
愛称 ティミー、タイニイ・ティム
ラテン文字 Tim CAHILL
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
サモアの旗 サモア
生年月日 (1979-12-06) 1979年12月6日(46歳)
出身地 シドニー
身長 178cm
体重 65kg
選手情報
ポジション MF(AM、CM)[1]
FW(SS、CF)[1]
利き足 右足
ユース
1995-1997 オーストラリアの旗 シドニー・オリンピック
1997 オーストラリアの旗 シドニー・ユナイテッド
1997-1998 イングランドの旗 ミルウォール
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1998-2004 イングランドの旗 ミルウォール 230 (52)
2004-2012 イングランドの旗 エヴァートン 290 (56)
2012-2015 アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク・レッドブルズ 62 (14)
2015-2016 中華人民共和国の旗 上海緑地申花 28 (11)
2016 中華人民共和国の旗 杭州緑城 17 (4)
2016-2017 オーストラリアの旗 メルボルン・シティ 28 (11)
2018 イングランドの旗 ミルウォール 10 (0)
2018-2019 インドの旗 ジャムシェードプル 11 (2)
代表歴
1994  サモア U-20 2 (0)
2004  オーストラリア U-23 3 (1)
2004-2018 オーストラリアの旗 オーストラリア 107 (50)
1. 国内リーグ戦に限る。
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オーストラリア代表ではワールドカップ4大会とアジアカップ3大会に出場。同国代表の通算得点記録の保持者である。

クラブ経歴

アイルランド系イングランド人の父とサモア人の母の間に生まれる[2]。1997年にシドニー・ユナイテッドからイングランドのミルウォールFCに移籍。エースとして活躍し、2003-04年シーズンにはミルウォールをFAカップ決勝にまで押し上げる原動力となった[2]。ミルウォールには7シーズン在籍し241試合に出場して58ゴールを記録。

2004-2005シーズン開幕前にエヴァートンFCに移籍。移籍金は150万ポンド。エヴァートンでの1シーズン目は主にセカンドトップとして起用され、チーム最多の13得点を上げる。この年、エヴァートンは4位でリーグを終え、チャンピオンズリーグ出場権を獲得。以降、2006年11月および2007年3月に大きな怪我に見舞われて長期の戦線離脱を経験するも、8シーズンに渡りエヴァートンの攻撃の要として活躍。リーグ戦226試合出場で56ゴールを決めた。通算では271試合66ゴールを記録する活躍をした。

2012年7月、メジャーリーグサッカーのニューヨーク・レッドブルズヘ移籍した[3]。2013年にはMLSベストイレブンに選出された。

2015年2月2日、ニューヨーク・レッドブルズとの契約を解除し[4]、翌日に上海緑地に加入した[5]。リーグ戦では28試合出場11ゴールを記録。

2016年2月22日、中国・スーパーリーグの杭州緑城に完全移籍した[6]。リーグ戦では17試合に出場し、4ゴールを挙げていたが、同年7月にわずか半年で契約解除し退団した[7]。

2016年8月11日、Aリーグのメルボルン・シティに加入することをメルボルン・シティの公式サイトで発表した[8]。契約期間は2019年までの3年契約となっている。オーストラリアのクラブでプレーするのは、ユース時代の1997年以来、約19年ぶりということになった。ケーヒルは加入に際し、クラブ公式サイトを通じて「僕はメルボルン・シティと契約できて、信じられないくらい興奮している。理想的な場所だよ。僕はクラブと、オーストラリアサッカーの発展の両方のためにできる限り貢献したい」とコメントした。2017年12月6日、出場機会を求め、契約解除し退団した[9]。

2018年1月29日、ミルウォールFCに移籍した[10]。

2019年3月、現役引退を表明した[11]。

現在は、サッカーカタール代表の技術スタッフの代表を勤めている。

代表経歴

母がサモア人であったことから14歳の時にU-20サモア代表としてOFC U-20選手権に出場[2]。日韓ワールドカップの際にはミック・マッカーシー監督からアイルランド代表入りを薦められたが、当時のレギュレーションにより断念した[2]。

2004年3月30日の南アフリカとの親善試合でオーストラリア代表デビュー。同年5月31日のタヒチ戦で代表初得点を含む2得点を挙げた。

2006年ドイツW杯オセアニア予選ではMFながらも得点王となった。2006年のドイツワールドカップのグループステージでは、グループリーグ初戦の日本戦後半(53分)から途中出場し、84分に同点ゴール、89分に逆転ゴールを決めた[2]。2009年6月17日に開催された南アフリカW杯アジア最終予選の日本戦でも2ゴールを決めている。

南アフリカワールドカップでは初戦のドイツ戦でバスティアン・シュヴァインシュタイガーを後ろから倒し一発退場(試合は4-0でドイツの勝利)。出場停止明けのグループリーグ第3戦のセルビア戦では先制点を挙げ勝利に貢献したが、オーストラリアはグループリーグ敗退となった。

2011年アジア杯では決勝で日本に敗れ準優勝、自身は1ゴールに留まった。

ブラジルワールドカップでは6月18日グループB第2節のオランダ戦で大会のベストゴールともいえるような素晴らしいダイレクトボレーを左足で決めた。 試合は2-3でオランダの勝利。この試合でイエローカードを受け累積警告による出場停止でスペインとの最終節に出られなかった。

2018年大会終了時でワールドカップ通算5得点はAFCの選手としては単独最多となっている(OFC時代の2得点含む。2位は4得点の本田圭佑)。

FIFAコンフェデレーションズカップ2017のチリ戦で代表通算100試合出場を達成した[12]。

2017年10月10日のワールドカップアジア予選プレーオフ2ndレグのシリア戦では同点ゴールに加え延長戦で決勝ゴールを挙げ、オーストラリアの大陸間プレーオフ進出に貢献した[13]。またこの決勝点が自身代表通算50得点となった[13]。

2018 FIFAワールドカップ終了後に代表引退を表明した[14]。

プレースタイル

上背はないが、高いジャンプ力を生かした正確なヘディングを武器とし[2][15]、ペナルティエリア内で相手の脅威となる選手[16]。基本的には攻撃的なセントラルミッドフィールダーとして起用されるが、決定力を買われてセカンドトップやストライカーとしての出場も少なくない[2]。2008年12月にはエヴァートンのストライカー陣が相次ぐ故障で払底したため、1トップとして起用され、3試合2得点(マージーサイド・ダービーでの同点弾を含む)と期待に応えた。

ゴールを決めるとコーナーフラッグに向かってシャドーボクシングをするゴールパフォーマンスを見せる[2]。

人物

サモアとアイルランドの血を引き、弟のクリス・ケーヒルはサッカーサモア代表のキャプテン。エヴァートン・サポーターからの人気は絶大で愛称は「タイニイ・ティム(ちびのティム)」[17]。一方でミルウォールへの愛着も深く、2006年1月にFAカップで古巣から決勝ゴールを奪った際には一切ゴールパフォーマンスを行わないことで敬意を示した。

日本代表から通算で5ゴールを挙げており、特に先述の2006W杯ドイツ大会での2得点も含まれることから、日本メディアからは「日本キラー」「日本の天敵」などと呼ばれる[12][18][19]。ケーヒル自身も2016年10月11日のワールドカップ予選・日本戦を前に自身のインスタグラムアカウントにて2006W杯の写真を「10年前を覚えてるかい?」とのコメントと共に投稿し挑発するなど日本をお得意様として意識しているが[18]、一方で南アフリカW杯アジア最終予選のホームゲームで自らの2点のゴールで日本を降した際には「日本は良いチームだよ。昨日は中村(俊輔)が出てなかったから」とリスペクトを示した[20]。2011年アジア杯において決勝で日本に敗れた際も、敗者ながら日本の表彰式前に日本選手全員だけでなくコーチ陣や監督のアルベルト・ザッケローニとも握手を交わして日本の優勝を祝福した。

選手引退後は2021年4月9日にカタールのアスパイア・アカデミーの最高スポーツ責任者に就任[21]。同年8月23日、そのアスパイア・アカデミーが保有するベルギーのKASオイペンの取締役に就任した[22]。

私生活

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 108試合 50得点(2004年-2018年)[23]
さらに見る オーストラリア代表, 国際Aマッチ ...
オーストラリア代表国際Aマッチ
年出場得点
200457
200591
200683
200751
200832
200975
201092
201193
201252
201363
2014107
2015129
201663
2017102
201840
通算10850
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得点

  FIFAワールドカップでの得点
さらに見る #, 開催日 ...
#開催日開催地対戦国スコア結果大会
12004年5月31日オーストラリアの旗アデレード、ハインドマーシュ・スタジアムフランス領ポリネシアの旗 タヒチ1–09–0OFCネイションズカップ2004
24–0
32004年6月2日オーストラリアの旗アデレード、マーデン・スポーツ・コンプレックスフィジーの旗 フィジー1–16–1
44–1
55–1
62004年6月6日オーストラリアの旗アデレード、ハインドマーシュ・スタジアムソロモン諸島の旗 ソロモン諸島1–12–2
72004年11月16日イングランドの旗ロンドン、クレイヴン・コテージノルウェーの旗 ノルウェー2–12–2親善試合
82005年9月3日オーストラリアの旗シドニー、シドニー・フットボール・スタジアムソロモン諸島の旗 ソロモン諸島4–07–02006 FIFAワールドカップ・オセアニア予選
92006年6月4日オランダの旗ロッテルダム、デ・カイプオランダの旗 オランダ1–11–1親善試合
102006年6月12日ドイツの旗カイザースラウテルン、フリッツ・ヴァルター・シュタディオン日本の旗 日本1–13–12006 FIFAワールドカップ
112–1
122007年6月8日タイ王国の旗バンコク、ラジャマンガラ・スタジアムオマーンの旗 オマーン1–11–1AFCアジアカップ2007
132008年2月6日オーストラリアの旗メルボルン、ドックランズ・スタジアムカタールの旗 カタール2–03–02010 FIFAワールドカップ・アジア予選
142008年10月15日オーストラリアの旗ブリスベン、サンコープ・スタジアムカタールの旗 カタール1–04–0
152009年6月17日オーストラリアの旗メルボルン、メルボルン・クリケット・グラウンド日本の旗 日本1–12–1
162–1
172009年8月12日アイルランドの旗リムリック、ソモンド・パークアイルランドの旗 アイルランド1–03–0親善試合
182–0
192009年10月14日オーストラリアの旗メルボルン、エティハド・スタジアムオマーンの旗 オマーン1–01–0AFCアジアカップ2011予選
202010年6月5日南アフリカ共和国の旗ロードポート、Ruimsig Stadiumアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国1–11–3親善試合
212010年6月23日南アフリカ共和国の旗ネルスプロイト、ムボンベラ・スタジアムセルビアの旗 セルビア1–02–12010 FIFAワールドカップ
222011年1月11日カタールの旗ドーハ、ジャシム・ビン・ハマド・スタジアムインドの旗 インド1–04–0AFCアジアカップ2011
234–0
242011年8月10日ウェールズの旗カーディフ、カーディフ・シティ・スタジアムウェールズの旗 ウェールズ2–12–1親善試合
252012年9月6日レバノンの旗サイダ、サイダ国際スタジアムレバノンの旗 レバノン1–13–0親善試合
262012年10月16日カタールの旗ドーハ、グランド・ハマド・スタジアムイラクの旗 イラク1–12–12014 FIFAワールドカップ・アジア予選
272013年3月26日オーストラリアの旗シドニー、スタジアム・オーストラリアオマーンの旗 オマーン1–22–2
282013年6月11日オーストラリアの旗メルボルン、ドックランズ・スタジアムヨルダンの旗 ヨルダン2–04–0
292013年11月19日オーストラリアの旗シドニー、シドニー・フットボール・スタジアムコスタリカの旗 コスタリカ1–01–0親善試合
302014年3月5日イングランドの旗ロンドン、ザ・デンエクアドルの旗 エクアドル1–03–4
313–0
322014年5月26日オーストラリアの旗シドニー、スタジアム・オーストラリア南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国1–11–1
332014年6月13日ブラジルの旗クイアバ、アレーナ・パンタナールチリの旗 チリ1–21–32014 FIFAワールドカップ
342014年6月18日ブラジルの旗ポルト・アレグレ、エスタジオ・ベイラ=リオオランダの旗 オランダ1–12–3
352014年9月8日イングランドの旗ロンドン、クレイヴン・コテージサウジアラビアの旗 サウジアラビア1–03–2親善試合
362014年11月18日日本の旗大阪市、長居陸上競技場日本の旗 日本1–21–2
372015年1月9日オーストラリアの旗メルボルン、メルボルン・レクタンギュラー・スタジアムクウェートの旗 クウェート1–14–1AFCアジアカップ2015
382015年1月22日オーストラリアの旗ブリスベン、サンコープ・スタジアム中華人民共和国の旗 中国1–02–0
392–0
402015年9月8日タジキスタンの旗ドゥシャンベ、パミール・スタジアムタジキスタンの旗 タジキスタン2–03–02018 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
413–0
422015年11月12日オーストラリアの旗キャンベラ、キャンベラ・スタジアムキルギスの旗 キルギス2–03–0
432015年11月17日バングラデシュの旗ダッカ、バンガバンドゥ・ナショナル・スタジアムバングラデシュの旗 バングラデシュ1–04–0
442–0
453–0
462016年3月29日オーストラリアの旗シドニー、シドニー・フットボール・スタジアムヨルダンの旗 ヨルダン1–05–1
473–0
482016年9月6日アラブ首長国連邦の旗アブダビ、ムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアムアラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦1–01–02018 FIFAワールドカップ・アジア3次予選
492017年10月10日オーストラリアの旗シドニー、スタジアム・オーストラリアシリアの旗 シリア1–12–1
(延長)
2018 FIFAワールドカップ・アジア4次予選
502–1
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タイトル

クラブ

ミルウォールFC
  • フットボールリーグ・サードディヴィジョン:1回(2000-01)
ニューヨーク・レッドブルズ
メルボルン・シティFC

代表

オーストラリア代表

脚注

外部リンク

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