トヨタ・M15A-FXE
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トヨタ・M15A-FXEは、トヨタ自動車東日本が製造するトヨタ自動車のエンジン(ICE)(ダイナミックフォースエンジン)の内の一つ。2020年(令和2年)2月10日発売の4代目(日本仕様は初代扱い)トヨタ・ヤリス(欧州市場専売の2シーターボンネットバン仕様のヤリスECOバン、およびOEMのマツダ・MAZDA2の欧州市場向けHEV仕様車を含む)とトヨタ・ヤリスクロス、2代目トヨタ・アクア、3代目トヨタ・シエンタ、レクサス・LBX、そして2025年モデル以降のトヨタ・アイゴX(シリーズ通算3代目)に搭載される。Fは実用DOHC、Xはハイブリッド専用ミラーサイクル、Eはフューエルインジェクション(EFI)を意味している[注釈 1]。
解説
トヨタの自動車用直列3気筒のガソリンエンジンとしては2004年にダイハツ工業と共同開発した1.0LのKR型以来約16年ぶりであり、トヨタの独自開発としては史上初の3気筒となるM15A型のハイブリッド専用ガソリンエンジン[注釈 2]である。可変バルブタイミング機構付きのDOHC12バルブで、吸気側にVVT-iE、排気側にVVT-iが採用されている。
燃料噴射方式はポート噴射[1]。
4代目トヨタ・ヤリスで比較した場合、コンベンショナルモデル版のM15A-FKSとの相違点は以下の通り[2]。
- アイドリングをしないため、駆動損失の原因となる1次バランサーシャフトを備えず、代わりにクランクプーリーにアンバランスマスを備えて振動を緩和している。
- ポート噴射を採用する。
- 熱効率は40%に達する(一方のコンベンショナルICE版のM15A-FKSの熱効率は39%に留まっている)。
系譜
諸元[3][4]
- 排気量 1,490cc
- 内径×行程:80.5mm×97.6mm
- 圧縮比 14
- 最高出力 91PS(67kW)/5,500rpm
- 最大トルク 12.2kg・m(120N-m)/3,800〜4,800rpm