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トヨタ・イノーバ

トヨタ自動車のミニバン型乗用車 From Wikipedia, the free encyclopedia

キジャン イノーバ(KIJANG INNOVA)は、トヨタ自動車がインドネシア、中近東等で販売している多目的車(MPV)、またはミニバンであり、主に3列シートのものが販売されている。

概要

同社のキジャンの後継モデルにあたる。2004年に発表され、イノーバ(INNOVA)として発売が開始され、東南アジア諸国およびインド、サウジアラビア、南アフリカでも発売された。生産はインドネシア・ジャカルタのカラワン工場、インド・バンガロールのビダディ工場等で行われている。

2代目までは新興国市場を狙うトヨタの世界戦略車、IMVシリーズのミニバン車種であり、ラダー構造の後輪駆動(FR)車だったが、2022年に登場した3代目はTNGA-Cプラットフォームを用いたモノコック構造の前輪駆動車へと変更された。この変更はハイブリッドシステムの搭載のために行われた。

初代 AN40型(2004年 - 2016年)

概要 トヨタ・キジャンイノーバ(初代) AN40型, 概要 ...
トヨタ・キジャンイノーバ(初代)
AN40型
前期型 2.0 Eグレード(フロント)
前期型 2.0 Eグレード(リア)
概要
別名 トヨタ・イノーバ(初代)
製造国 インドネシアの旗 インドネシア(カラワン)
インドの旗 インド(バンガロール)
中華民国の旗 台湾(国瑞汽車の観音)
マレーシアの旗 マレーシア
フィリピンの旗 フィリピン
 ベトナム
販売期間 2004年8月 - 2015年10月(インドネシア)
2005年2月 - 2016年3月(インド)
2005年5月 - 2016年10月(マレーシア)
ボディ
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 1TR-FE 直4DOHC 1,998cc 136PS
2TR-FE 直4DOHC 2,694cc 158PS
2KD-FTV 直4DOHC 2,494cc 102PS
変速機 5速MT
4速AT
車両寸法
ホイールベース 2,750mm
全長 4,555mm
全幅 1,770mm
全高 1,745mm
系譜
先代 トヨタ・キジャン
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シャシーは、IMVプロジェクトのラダーフレームを用いた共通プラットフォームで、7代目ハイラックスやフォーチュナーと共通化されている。ラダーフレーム以外にも、FRをとる駆動方式や、リーフサスペンションも従来のキジャンと同様であるが、これは頑丈さとパワーを低価格で求める世界中の新興国ユーザーの要求に基づくもので、同プロジェクトによる共通仕様である。

トラックやオフロード車を乗用車用途としても用いているユーザーに対し、トラック(フレーム)ベースであってもある程度の高級感が得られるよう、外観や内装はトヨタらしさを感じられる乗用車風に仕上げられている。

エンジンはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンに関わらず全てDOHC機構が用いられており、1TR-FE型直列4気筒2.0Lガソリン、または2KD-FTV型直列4気筒2.5Lコモンレール・ターボディーゼルが搭載される。

2007年には台湾でもイノーバに切り替わり、2.7Lの2TR-FEが設定された。

2011年7月22日、インドネシア国際モーターショーにて大幅なフェイスリフトを受けた新型イノーバが発表された[1]。

2013年8月19日、インドネシアで再度フェイスリフトが行われたキジャン・イノーバが発表された[2]。デザインはインドネシアのスタッフが担当し[3]、大型化されたフロントグリルが採り入れるなど、内外装に手が加えられた。また、デュアルエアバッグが全車に標準装備となった。

中期型
後期型

2代目 AN140型(2015年 - )

概要 トヨタ・キジャンイノーバ(2代目) AN140型, 概要 ...
トヨタ・キジャンイノーバ(2代目)
AN140型
前期型 2.0 Gグレード(フロント)
前期型 2.4 Vグレード(リア)
前期型 2.0 Gグレード(インテリア)
概要
別名 トヨタ・イノーバ(2代目)
製造国 インドネシアの旗 インドネシア(カラワン)
インドの旗 インド(バンガロール)
マレーシアの旗 マレーシア
フィリピンの旗 フィリピン
 ベトナム
販売期間 2015年11月 -
ボディ
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
パワートレイン
エンジン 2GD-FTV 直4DOHC 2,394cc 149PS
変速機 6速AT
車両寸法
ホイールベース 2,750 mm
全長 4,735 mm
全幅 1,830 mm
全高 1,795 mm
車両重量 1,700 - 1,930 kg
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2015年11月23日、キジャン・イノーバの二代目がインドネシアで発売された。

2017年1月16日、「ベンチャー」と呼ばれるキジャン・イノーバの主力モデルがインドネシアで発売された。

2020年10月15日、キジャン・イノーバはインドネシアでフェイスリフトされた。

2022年3月31日、インドネシア国際モーターショー2022で、新型「イノーバEV」(コンセプト)を世界初公開。

前期型
後期型

後期型

3代目 AG10型(2022年 - )

概要 トヨタ・キジャンイノーバゼニックス(3代目) AG10型, 概要 ...
トヨタ・キジャンイノーバゼニックス(3代目)
AG10型
2.0 Vグレード (フロント)
2.0 G HYBRIDグレード (リア)
2.0 G HYBRIDグレード(インテリア)
概要
別名 トヨタ・イノーバハイクロス
スズキ・インヴィクト
販売期間 2022年 -
ボディ
乗車定員 7-8名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム GA-Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン ガソリン車:
M20A-FKS型 1,986 cc 174PS 直列4気筒 DOHC
ハイブリッド車:
M20A-FXS型 1,986 cc 186PS 直列4気筒 DOHC
変速機 CVT
車両寸法
ホイールベース 2,850 mm
全長 4,755 mm
全幅 1,850 mm
全高 1,795 mm
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2022年11月21日発表[4]。TNGA-Cを採用[5]。インドネシアでの正式名称はキジャン イノーバ ゼニックス(KIJANG INNOVA ZENIX)となった[5]。「ゼニックス」は、トヨタが「最高性能」を表すとした英語の「zenith」と、「クロスオーバー」を表す「x」に由来する。「キジャン」の名称は同国での人気の高さから残されており、インドネシアのトヨタでは7代目「キジャン」とされている。

同国でトヨタが生産する初のハイブリッド車であり、初のTNGAベース車である[6]。同月25日、インドでイノーバ ハイクロス(INNOVA HyCross)として発表された[7][8]。2023年1月27日にはインドでイノーバクリスタを発表した[9]。

パワーユニットは2.0Lガソリン、および2.0Lガソリン+モーターのハイブリッドであり、ディーゼルエンジンの設定はない[5]。トランスミッションは10速CVTであり、MTは提供されない[5]。

車名の由来

  • イノーバの車名はイノベーション(Innovation )に由来する。
ホンダがかつて生産していた「アスコットイノーバ」と同じ由来である。

脚注

関連項目

外部リンク

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