トンチミ
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歴史
製法
素材の中心はダイコンである。さらに青唐辛子、ニラ、葉トウガラシ、長ネギ、生姜が用いられる場合もある[6]。
黄海道の両班の夫人である徐有本夫人李氏(1759年 - 1824年)による料理書『閨閤叢書 酒食篇』には「동치미」(トンチミ)の製法として以下のように記されている[7]。
- 小さな大根を尻尾も取らず丸ごと用いる。塩加減は塩辛くも水っぽくも無い状態にする。一日置いてから塩を抜く。
- 未熟な胡瓜とナスは灰に埋めて保存しておき、大根に塩をするときに同時に塩をする。
- 傷の無い梨と柚子は皮も剥かず切らず、そのまま入れる。
- 葱の白い部分を1寸くらいの長さに切って四つ割りにしたものと、生姜の薄切りと、トウガラシの種を抜いて開き、角切りにしたものをたくさん入れる。
- 清潔な水に塩を加え、味加減を合わせて甕に満ちるように注ぐ。厚くしっかり封をして土中に埋め、熟成させる。
- 冬になって取り出し、食べる際に梨と柚子は皮を剥いて切る。漬物の汁に質のよい蜂蜜を溶き、柘榴の実と松の実を落として食べると、なんとも言えない味である。