今日の白菜キムチの形態は1600年代に唐辛子が常用されるようになってから現れた。しかしキムチの起源は三国時代に片鱗が見られる歴史3000年という人もいるくらい長い歴史を持っている。高麗時代に中国から伝わったハクサイは内部が冷たくなくレタスのように広がる非結球のハクサイがあったり、18世紀末以降の中国で李氏朝鮮が作った内部が切れた結球ハクサイが新たに加えられ、多少雑種と考えられる非結球ハクサイが開城とソウル方面で痕跡がある[2]。19世紀末から20世紀初めの山東半島から渡来した華僑によって結球ハクサイは更に広範囲に李氏朝鮮に広まった[2]。現代の韓国でキムチに使われる内部が冷たいハクサイは禹長春博士が育てたものであり、国際食品規格(Codex)に「キムチハクサイ」(kimchi cabbage)という名称で登録されている[3]。
韓国では初冬頃にキムチを漬けることになっていた。立冬前後に漬けたキムチが一番おいしく良いというのがその定説になっているためである。実際摂氏4度よりやや低い気温でハクサイがうまく良い状態になってくる。これより気温が低いとハクサイが凍ってうまくなくなる。一方季節的需要のためにも行われる。立冬が過ぎると地面が凍って野菜を手に入れるのが難しくなる。冬が過ぎると完全に野菜を塩漬けにして長く保存しておこうとしたその初冬のキムジャンの理由である[4]。