ドロー=ファルニー線定理

From Wikipedia, the free encyclopedia

A0, B0, C0を通るドロー=ファルニー線

ドロー=ファルニーの定理[1]: Droz-Farny line theorem)は平面幾何学において、垂心を通り直交する直線に関する定理である[2]

三角形ABCの垂心(頂垂線共点)をHHで直交する直線L1, L2とする。次に、BC, CA, ABL1の交点をそれぞれA1, B1, C1BC, CA, ABL2の交点をそれぞれA2, B2, C2とする。このとき、線分A1A2, B1B2, C1C2中点は共線である[3][4][5]

ドロー=ファルニーの定理は、1899年にアルノルド・ドロー=ファルニーが提言した定理であるが、彼自身の証明は不完全であった[3][6]

また中点を、一定の比に置き換えても同様の定理が成立する(フロアー・ヴァン・ラモンオランダ語版あるいはクリストファー・ブラッドリーによる)[7][8][9]

ドロー=ファルニー線の包絡線外心と垂心を焦点とする内接円錐曲線 (MacBeath conic) である[10]

ドロー=ファルニーの定理の垂心を他の点Pに置き換えたとき、ドロー=ファルニー線の類似物が存在するような直線の組(DF-lines)L1, L2はただひとつ存在する。この2本の直線は、三角形の頂点と垂心とPを通る外接円錐曲線漸近線と平行である。点Qについて、PPの DF-lines の二等分線の三線極点Qが共線であるようなPの軌跡を Df-Cubic という[10]

1930年、ルネ・ゴールマハティヒはドロー=ファルニーの定理の一般化を発表した[11]

ABCについて、その頂点でない点Pを通る直線の一つをLとする。LPA, PB, PCを鏡映した直線と、それぞれBC, CA, ABの交点は共線である。

Pが垂心であるとき、元の定理を得る。

ダオによる一般化

出典

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI