ニューサウスウェールズ州営鉄道Sputnik電車
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製造所
コモンウェルス・エンジニアリング
| "Sputnik" ニューサウスウェールズ州営鉄道S形電車(初代) ニューサウスウェールズ州営鉄道W形電車 | |
|---|---|
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保存されている電動制御車(C3704) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | ニューサウスウェールズ州営鉄道→公共交通委員会→State Rail Authority→シティレール |
| 製造所 | コモンウェルス・エンジニアリング |
| 製造年 | 1956年 - 1960年 |
| 製造数 |
電動制御車40両(C3701 - C3740) 付随車40両(T4701 - T4740→T4751 - T4790) |
| 運用開始 | 1957年 |
| 運用終了 | 1993年 |
| 廃車 | 1994年 |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,435 mm |
| 電気方式 |
直流1,500 V (架空電車線方式) |
| 車両定員 |
着席59人(電動制御車) 着席70人(付随車) |
| 自重 |
51.5 t(電動車) 33.0 t(付随車) |
| 車体長 | 19,850 mm (電動制御車) |
| 車体幅 | 3,142 mm(電動制御車) |
| 車体高 | 3,924 mm(電動制御車) |
| 主電動機 | メトロポリタン=ヴィッカース MV222 |
| 主電動機出力 | 141.7 kw(190 HP) |
| 出力 | 566.8 kw(760 HP) |
| 制動装置 | 空気ブレーキ、発電ブレーキ(電空併用ブレーキ) |
| 備考 | 数値は[1][2][3][4]に基づく。 |
Sputnik(スプートニク)は、かつてニューサウスウェールズ州営鉄道(現:シドニー・トレインズ)が所有していた、コモンウェルス・エンジニアリング製電車の愛称である。シドニーの近郊電車として最後に導入された1階建て電車となった[1][3][4]。
シドニーから郊外に延びる鉄道網の電化は1926年から始まり、1930年代後半から1940年代にかけて一時中断していたものの、1950年代以降旅客・貨物輸送の拡充のためブルー・マウンテンズ地域を走るシドニー西部方面の路線の電化工事が再開された。それに伴う旅客需要の増加に対応するため1954年にコモンウェルス・エンジニアリングに新型電車の発注が行われ、そのうち近郊輸送用に80両の製造が実施されたのが"Sputnik"と呼ばれた電車である[3][5]。
リベットが存在しない全溶接構造の車体を有し、4両編成[注釈 1]に加え2本を繋いだ8両編成で運用された。乗降扉には、シドニーに導入された量産型近郊電車として初めてドアエンジン駆動式の自動ドアが採用された[3][4]。また従来の電動車は台車の1軸のみに電動機が搭載されていたが、"Sputnik"は2軸とも動軸となっており車両あたりの出力が増大した。一方で制御電圧(120 V)や制動装置が異なるため、製造当初は他の1階建て車両と連結する事は出来なかった[2][3][4]。