ハナシュクシャ

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ハナシュクシャ(花縮紗または花縮砂、学名Hedychium coronarium)は、ショウガ科シュクシャ属多年生草本。江戸時代末期に日本へ入った外来種[3]キューバ共和国国花

概要 ハナシュクシャ, 分類(APG IV) ...
ハナシュクシャ
生息年代: カンパニアン - 現世[1]
ハナシュクシャの花
(2025年8月 沖縄県石垣市 バンナ公園)
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
階級なし : ツユクサ類 commelinids
: ショウガ目 Zingiberales
: ショウガ科 Zingiberaceae
: シュクシャ属 Hedychium
: ハナシュクシャ
H. coronarium
[2]
学名
Hedychium coronarium J.Koenig[2]
和名
ハナシュクシャ、シュクシャ
英名
white ginger lily, white butterfly ginger, white garland-lily
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植栽(2024年11月 夢の島熱帯植物館)
互生する葉(2025年8月 沖縄県石垣市 バンナ公園)

特徴

茎は直立し、高さ1–2m。葉は長さ20–60cm、幅5–10cmの長楕円形で、長い葉鞘が重なり合い、互生する。葉表は無毛で、葉裏に淡褐色の毛がある。頂生の穂状花序は長さ15cm、幅4cm、花苞は倒卵円形で大型、重なってつき、多数の花をつける。花は白色で径8–11cm、花被片は6枚あるが、このうち花弁は細長い3枚。上向きで先端が2つに割れ、中央が黄緑色をした唇弁は仮雄蕊2個が合着したもの、白色で幅広い2枚は仮雄蕊。花筒は長さ6cmほど。開花期は7–10月。花色は白以外に淡桃色や黄色の近縁種もある。結実はまれで、蒴果は赤く、熟すると裂開して中の赤い種子を露出させる[4][5][6][7][8][9][3][10][11][12]

分布と生育環境

熱帯アジア[8][12]インド、マレーシア[4][5][9][3][10][11]原産。九州南部~沖縄に帰化[3]。湿り気のある場所を好み、林縁や林道脇、農耕地周辺などに群生[10][12]

利用

清楚な白花を鑑賞するため、庭園へ植えられる[12]。花全体に芳香があり[6][3]、海外では香水の原料として用いられる[5][10]。東南アジアで広く栽培され、生花や観賞用に用いられる[7]。繁殖は株分けによる[5][8]。寒さに強く[5]、0℃まで耐える[6]

脚注

参考文献

外部リンク

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