パッセンジャー 過ぎ去りし日々
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オートバイレーサーの兄とロックシンガーの妹が、過酷な青春の中でお互いの夢を実現させるストーリーを描く。当時アイドルとして人気が高かった本田美奈子にとって、生涯唯一出演した映画となった。
原作と制作総指揮は『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の西崎義展、監督は『相棒』『南へ走れ、海の道を!』の和泉聖治が担当。サーキットでのレースシーンは1987年の全日本ロードレース選手権・GP250ccクラスを舞台に描かれており、元世界王者の片山敬済が本人役で友情出演。彼のチームである「レーシングチーム・カタヤマ」の協力を得て撮影されたほか、ホンダ・レーシングの協力で「アジノモト・ホンダ」エースライダーである清水雅広の走行映像も使用された[1]。
本田美奈子の初主演作として製作が初めて報道された際のタイトルは『燃えつきた青春』で[2]、公開は1987年7月を予定していた[2]。『映画時報』1987年7月号には『パッセンジャー/燃えつきた青春』と書かれている[3]。
有楽町マリオン新館5階にオープンした丸の内松竹(現:丸の内ピカデリー3)の開場番組でもある。
同時上映は、中国映画の日本語吹き替え版『パンダ物語 ピンピンの大冒険』。
あらすじ
世界に通用するロックシンガーを目指している立木美奈は、バイクレーサーの立木良介という兄がいる。ある日バイクに乗った不良集団にからまれた美奈は、人気のチャンピオンレーサー・岩下徹に救われ、恋に落ちる。岩下は良介とグランドチャンピオン争いを繰り広げており、次のレースで良介が勝たなければその夢が断たれてしまうかもしれない日々を送っていた。
そんなある日、兄妹の怪しい関係をスクープされたことを知った美奈と良介は、その噂を言いふらした八神信次と大喧嘩し、良介は怪我を負ってしまう。深い傷跡を隠しながら、良介は運命のチャンピオンレースに挑む・・・。