ヒメテングハギ

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ヒメテングハギ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニザダイ目 Acanthuriformes
: ニザダイ科 Acanthuridae
: テングハギ属 Naso
: ヒメテングハギ N. annulatus
学名
Naso annulatus
(Quoy and Gaimard, 1825)
シノニム[2]
英名
Whitemargin unicornfish
ringtailed unicornfish

ヒメテングハギ(学名:Naso annulatus)は、テングハギ属に分類される魚類の一種[3]インド太平洋熱帯域に分布する。全長は最大100 cmで、ニザダイ科の最大種の一つ。

1825年にフランス博物学者であるジャン・ルネ・コンスタン・クアジョセフ・ポール・ガイマールによって Priodon annulatus として記載され、タイプ産地はティモール島に指定された。種小名は「輪の」という意味で、幼魚の尾柄にある白い帯に由来する[4]

形態

背鰭は5棘28 - 29軟条から、臀鰭は2棘27 - 28軟条から、胸鰭は17 - 19軟条から成る[2]。体は側扁した紡錘形で、体長は体高の2.2 - 3倍。体長は60cm程度だが、最大100cmまで成長する[2]。口は白く小さく、突き出ている。全長20cm以上の個体には頭部に角のような先細りの突起がある。尾柄には二つの骨質板がある。体色は茶色またはオリーブ色、青灰色で、腹側はより薄い。尾鰭は黒く、の花のような模様で白く縁どられ、雄は上下の条が伸長する。幼魚の体色は灰色で、尾柄には白色帯がある[5]

分布と生態

インド太平洋熱帯海域に広く分布し、紅海東アフリカからコスタリカココス島まで見られる[1][2]日本では相模湾以南の太平洋沿岸、伊豆諸島琉球列島小笠原諸島などに分布する。

幼魚は水深1 mほどの浅い礁湖に生息し、成魚は水深20 m以深の潮通しのよいサンゴ礁岩礁群れを作り生活する[2]雑食性であり、幼魚は藻類を、成魚はクラゲなどの動物プランクトンを捕食する[1][2]

利用

食用魚であり、みそ汁ムニエル刺身などにして食べられる[6]水族館で飼育されることもある[1]

出典

参考文献

関連項目

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