ファヒータ
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スペイン語のファヒータ(fajita)は、「帯」、「ガードル」または「ベルト」を意味するファハ(faja)の縮小辞である。テキサス州とメキシコ国境沿いの肉屋はスティアー(去勢した若牡牛)の横隔膜をファヒータと呼ぶ。1930年代前半にメキシコ人の牧場労働者が牛肉のこの部位をつけあわせと共にトルティーヤに包んで食べていたという調査研究があるが[3]、オックスフォード英語辞典によると、1971年以前にfajitaが印刷物に登場した記録は発見されていない。1980年にアメリカ合衆国南西部で出版されたメキシコ料理本にも、ファヒータのレシピはない。1975年、テキサス州の地方新聞に、ファヒータの新聞広告が掲載され始めた。
スカート(ハラミ)
牛肉のスカート(ハラミ、横隔膜)部位は、ファヒータの材料として今なお一般的である。ファヒータにはこの部位のみを使用するべきで、他の肉を使用した場合は別の料理になるという厳格な意見もある。いずれにしても、ファヒータは牛肉のこの部位の用語から転じて、鉄板で焼く調理法(例えば鶏肉を使うとチキン・ファヒータ)を示すようになった。

