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フィロゲロス

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『フィロゲロス』[1]または『ピロゲロース』[2](古希: Φιλόγελως)は、古代ギリシアの笑話集。古代末期の3世紀から5世紀ごろ成立[3][2]。

題名は「笑いを愛する人」を意味し、「知を愛する人」(フィロソフォス、哲学者)と同様の語構成である[3]。

泳いでいて、すんでのことで溺れそうになったうつけ者、まずしっかり泳ぎを覚えるまではけっして水に入るまい、と誓った。 — 中務哲郎訳『フィロゲロス ギリシア笑話集』「水練」[4]

全265話からなり「うつけ者」「けちん坊」「ほら吹き」「機転ばなし」など20の類型に分類されている[5][2]。人物類型の多くはギリシア喜劇やテオフラストス『人さまざま』にも登場する[5]。

「愚者の街」として知られるアブデラ、シドン、キュメ(英語版)の話(愚か村話)が多い[5][2]。キリスト教の話もあるが、異教(古代ギリシアの宗教)の話のほうが多い[3]。性や排泄の話もあるが比較的少ない[5][2]。

『イソップ寓話集』『ギリシア詞華集』など他のギリシア文学、ラテン文学の笑話と似た話もある[6]。トルコの『ナスレッディン・ホジャ物語』、中国の『笑府』など、他地域の笑話と似た話もある[7]。

背景

日本語訳

脚注

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