泳いでいて、すんでのことで溺れそうになったうつけ者、まずしっかり泳ぎを覚えるまではけっして水に入るまい、と誓った。
— 中務哲郎訳『フィロゲロス ギリシア笑話集』「水練」
全265話からなり「うつけ者」「けちん坊」「ほら吹き」「機転ばなし」など20の類型に分類されている[2]。人物類型の多くはギリシア喜劇やテオフラストス『人さまざま』にも登場する。
「愚者の街」として知られるアブデラ、シドン、キュメ(英語版)の話(愚か村話)が多い[2]。キリスト教の話もあるが、異教(古代ギリシアの宗教)の話のほうが多い。性や排泄の話もあるが比較的少ない[2]。
『イソップ寓話集』『ギリシア詞華集』など他のギリシア文学、ラテン文学の笑話と似た話もある。トルコの『ナスレッディン・ホジャ物語』、中国の『笑府』など、他地域の笑話と似た話もある。